寝屋川市にある古民家風のお食事処桜蕪庵(さくらぶあん)
離れに建てられた長屋門(ながやもん)は江戸時代の武士の集会所を再現した建物だそうですが・・・
昨日(7/26)から開催している、”ご覧ください「まるで万華鏡の世界を」!!”展に、連日たくさんの市民の方がご来館くださり賑わっています。
6月に寝屋川障害児者施設協議会さんから「ぜひ長屋門で展覧会を!」とお誘いいただき会場の下見に伺って考えたのが「古民家の雰囲気に合った和風で現代にマッチした展示を!」でした。
大きなガラス戸と中庭の雰囲気を壊さずにモダンアートにするためにセロファンにアクリル絵の具で彩色、ステンドグラス風にしました(このパートは孫の千賀子の出番です)
私は、漆喰の壁と黒塗りの柱を生かすために、姫屏風やうちわ、細長額に墨と水彩絵の具で文字と画を一筆法で表現しました(平家物語の冒頭を)。
この和風建物にポップアートと墨彩画が調和するという化学反応にご来場の皆様口々に「お洒落ですね!?」「こんな組み合わせもあるのですね!?」と喜ばれています。
本家(桜蕪庵)のしつらえが純和風な上に、お庭には観音様の立像や、陶芸家谷 一郎さんの作品がさりげなく配置され、支配人藤本様の展覧会へのご理解とご協力を頂いて、本当に有難く、心から感謝しています。
展覧会は7月31日まで、コロナ禍ですが興味とお時間のある方はぜひお立ち寄りくださいませ。