富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

弘川寺の紅葉 2016 

2016年11月18日 | 紅葉

 

 2016.11.17.7:44 南河内郡 河南町 弘川 弘川寺

役行者ゆかりの大和葛城山の西麓、谷あいにある弘川の里。今日の気温は5℃(7:30現在)でした。

 

 開基は役行者。

南北朝や戦国期に戦乱で焼失しましたが、みごとに復興しています。

 

 まだちょっと早いと知りつつも、毎年のんびりしていて、出遅れていますので、今年は弘川寺から紅葉めぐりをすることにしました。

 

 山全体が真っ赤というわけには行きませんが、ところどころ気の早いもみじが目を楽しませてくれます。

 

 やはり少し早かったようですが、部分部分色付いていて、色変わりする前の緑とのコントラストがきれいです。

 

 あと、数日か一週間もすれば、更なる彩を見せることでしょう。

 

 もみじは、その時期、時期においてそれぞれのうつくしさがありますね...

 

  本堂からの坂を登っていくと、順に西行堂→似雲墳・西行墳、歌碑→周遊路・西行桜山があります。

 

 特に周遊路は景色にも変化があり、歩く人の目を楽しませてくれます。

 

 11月なのにヤマツツジやアザミがまだ咲いていて、気の早い桜は散っていました。

 

 平安期の終わりに、歌人 西行法師がこの寺を訪れ、庵を結び、この地で入寂したのはよく知られています。

 

 西行法師は、この自然と山里に親しんだことでしょう。

訪ね来つる宿は 木の葉に埋もれて 煙を立つる 弘川の里

                                   西行       

 

  落ち着いたたたずまいが人気です。

 

多い時は身動きが取れないほど込み合いますが、朝早くなら村の方が散歩されている程度です。

 

 周遊路の奥、右に折れたところに「西行庵趾」があります。

その途中、突然視界が開けます。 

 

切り株の室からいでし、もみじ

 

 駐車場は3カ所に無料駐車場が整備されていますが、ピークは込み合いますのでご注意ください。

 関連記事:弘川寺の紅葉 2013.11.28.

今年の紅葉:  紅葉は花水木から 2016.11.13.~14.

2016.11月18日 (HN:アブラコウモリH )

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅葉は花水木から | トップ | 延命寺の紅葉 2016 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

紅葉」カテゴリの最新記事