富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉「浪花千栄子」さんは富田林の出身

2022年12月12日 | 日記

〈リバイバル・アーカイブス〉2023.1.16~1.30

原本:2020年12月12日

2020年12月3日 富田林市常盤町 富田林市役所掲示板

NHK朝ドラ「おちょやん」のモデル、「浪花千栄子」さんは富田林市東板持町の出身です。

朝ドラ「おちょやん」や「浪花千栄子」さんのことをまとめてみました。

このポスターと...

 

このポスターは町のあちこちで見かけます。

12月9日 富田林市寿町一丁目1 近鉄 富田林西口駅

 

12月7日 市役所1階正面入口で展示されていた「浪花千栄子パネル展」

もう終わりましたが、12月1日~11日まで、展示されていました。

 

昔よく見かけた「浪花千栄子」さんのホーロー引きの看板

 

「浪花千栄子」さんの略歴が紹介されています。

 

また市民の方から寄せられた情報も紹介されていました。

 

朝ドラ「おちょやん」は、富田林市彼方の春日神社や河内長野市を始め、近江八幡市八幡堀、東近江市の愛知川河川敷、滋賀県犬上郡豊郷町の豊郷小学校旧校舎群などでもロケ撮影されたようです。

 

これはパネル展で紹介された春日神社のロケ風景

4月初めには作られていましたが、コロナ禍でロケが延期になってかなり長い間この状態で置かれていました。ロケが再開されたのは6月下旬ころでしたか?

 

2020年4月5日 春日神社左脇の空き地

たまたま参拝した時、参道の階段を上がる左側で見かけました。

 

12月11日 ロケの跡地

ここにバラック小屋と鳥小屋が建てられていました。

先程の写真と比べてみてください。

 

ドラマの中で『竹井千代』がかけっこして負けた運動場。運動場にしては狭いな。

秋祭りに地区の3台の地車が上がってくる境内でのロケでした。

 

境内の竹林

竹好きだった「浪花千栄子」さん。ドラマでもよく出てきました。

女優の時代に竹の美しい嵐山に居を構えたのもうなずけます。

 

奥の山が嶽山。手前の山のふもとに実家の東板持の村があります。

 

南口キクノさん(浪花千栄子さんの本名)の実家(左の駐車場)あたり

この道をまっすぐ行くとすぐに佐備川。逆に行くと坂をのぼって板持のお墓があり、当時山には竹林や雑木林がありました。今は寿美ケ丘の宅地になっています。

山の斜面にある厳島神社の境内に昔の面影が残っていますね。

 

板持の惣墓

墓の中にある旧国宝(重要美術品)の板持十三重石塔。鎌倉後期の作品。

キクノさんの幼少の頃は土葬で、この石塔を桶を担いだ葬列が右回りに3回回ったそうです。

 

滝谷不動明王寺にある「京都嵐山 浪花千栄子」の寄付碑

やっぱり、富田林のこと、東板持のことを忘れていなかったんですね。

道頓堀の奉公の後、富田林寺内町の越井家や造り酒屋に奉公されたり、戦中に富田林に疎開されたり、戦後有名な女優になっても富田林に来られて「お世話になりました。」とお礼を言われたり、私は大阪のおばちゃんのイメージから抜け出すことができませんが、富田林に来られた時は「浪花千栄子」でなく、南口キクノであったんだなと思いました。

映画「二十四の瞳」(1954年、木下惠介監督の作品)で金毘羅さんの食堂のおかみさんを演じていた、少し早口でさらさらおしゃべりをする浪花千栄子さんのことを思い出します。

2020年12月12日 アブラコウモリH

 

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