緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

空気まで〝緑"です

2018年04月28日 | Weblog
ゴールデンウィークに入りました。
楽しい企画たっぷりの人から今日もお仕事と言う方までいろいろかと思います。

まだご予定のない方は、お近くの里山のハイキングなどはいかがでしょう?
GW前半は天気も良くうってつけです。

山のふもとにある弊社の圃場も、緑はいよいよ萌え、まるでその空気までも緑色に染まるかのごとしです。



写真は、モミジの園芸品種「鴫立沢」です。



葉脈がきれいな品種です。
モミジは秋の紅葉の方が目立っていますが、この時期新緑の美しさも本当にきれいです。



緑を見るだけでも元気になれます\(^o^)/



弊社は4月中は営業しております。圃場見学をご希望の方は、ご連絡ください。
簡単な圃場パンフレットをご用意しております。


撮影スポット:35°16'19.7"N 139°06'28.4"E
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なんじゃもんじゃ

2018年04月28日 | Weblog
圃場に向かう道路沿い。真っ白な花が咲いている木が一本。



なんじゃもんじゃの木でした。昔、江戸青山六道の辻(現在は明治神宮外苑内)を通る人が、持ち主に「何の木ですか?」と問うものの「何の木かわからない」というやり取りから、「なんだかわからない」がなんじゃもんじゃになったそうです。



正式名称はヒトツバタゴ 学名はChionanthus retusus
トネリコ(タゴ)に似ているけれど、複葉ではなく1つ葉から来たのだとか。



久野探索の折に見つけてください。

撮影ポイント:35°16'24.1"N 139°07'02.9"E
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シロヤシオツツジ

2018年04月16日 | Weblog
別名:ゴヨウツツジ
学名:Rhododendron quinquefolium

ヤシオという言葉の語源は何か?を検索したところ、牧野先生が「日本名紫八塩ツツジ 数回紫花の染汁に漬けてよく染めあげたツツジの意味」と書いているところから、色染めをする時に、一度染汁につけることを「入(しお)」と言い、染めては乾かし染めては乾かしを繰り返し色が濃くなることを、何度も繰り返すという意味の八(末広と同じような感覚で)入でヤシオと呼んだところから来たと思われます。
ですからヤシオツツジとしては、紫等の濃い色のヤシオが本流でその中で純白なのがシロヤシオだと思います。

別名のごようは五葉で



から来ています。
花も



清楚な花が咲きます。

さて、弊社舟原圃場には大きなシロヤシオの木が2本あります。





こちらは花芽がつきすぎる精力的な(?)シロヤシオ。子孫を残すための花芽の方が、成長を促す葉より優先されるため、花芽ばかりがついて真っ白なシロヤシオ。





世に多いのは葉の中に白花が散っている(浮かんでいる)ようなシロヤシオ。

あなたはどちらの木がお好きですか?


撮影ポイント:35°16'20.1"N 139°06'30.4"E
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マメナシ(花梨)

2018年04月14日 | Weblog
学名は Pyrus calleryana Decne.
東海地方に群生しているのがよくみられるそうです。が、総個体数460本程度の絶滅危惧IB類 (EN)だとウィキペディアでは紹介されています。
野生(実生)の樹木は少ないようですが、そこは植木屋日本中の仲間と種の保存繁殖を請け負っております。

花は花弁がシンクロして開くのではなく





と開きます。つぼみからの開きかけも面白いですね。





今しばらく咲いておりますのでぜひどうぞ! とお勧めしたいのですが、今週末はあいにくの天候のようです。


撮影ポイント:35.278257, 139.132257
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花の終わった梅畑

2018年04月06日 | Weblog
山口洋子さんが作詞し、トワエモアのお二人がお歌いになった「誰もいない海」の歌いだしは、
今はもう秋 誰もいない海…
場所は季節に従属してしまうときがあります。
やはり海は夏のモノですし、そういう意味では、梅林は晩冬初春のモノなのかもしれません。
花が落ちた今は「誰もいない…」です。



そんな梅林も白く咲く花が!!





リキュウバイでした。梅の花に似ていますが、梅ではありません。

そして、見ての誰もいない梅の木にはぷっくらと実がなりはじめました。



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