ロトルア行：プリンスズゲート・ホテル 歴史編

年越し覚悟でロトルア30時間弾丸旅行記、
ちんたら行ってみまーす。
（※旅行時間の何倍かかることやら？）


暮れも押し詰まった、仕事納め先延ばし覚悟の旅行の目的は



コレ





な訳はなく





でもついでなので、

インパクト大なお尻も公開



これでした

プリンスズゲート・ホテル


ちょうど共同購入サイト、グラブワンに出て（えー、またですか？）
「行ってまえ～」
と、仕事を放っぽり投げてやってきました。


普段からコテコテなビクトリアン建築ですが、

クリスマスでさらにコテコテ


古い建物好きとしては

なんでもLOVE


あえて古い本館をチョイス

この1階に泊まりました。


部屋の中

タイムスリップしたような古色蒼然


このベッド

リネンがゴブラン織り～


コテコテもこれに極まれり

ゴワゴワしそうですよね。
そんなこたぁ関係ない？
枕は使わない人なので寝る時にはすべて撤去。


椅子だって

ゴブラン


カーペットも

まさかの花柄～


天井はお約束の

シャンデリア


ドアもレースのカーテンがかかったコロニアル調

ノブがものすごく低い位置にあります。
東南アジアのクラッシックホテルにもありがち。


カギもカードではなく

まんまのカギ


壁紙もソファーも柄モノで、部屋中

柄攻撃


田舎のおばあちゃん家にある茶箪笥という風情

（※田舎がない人なので想像で言ってますが）


これ何だかわかりますか？

まんまの姫仕様


なーんと

シャワーカーテン


この中で夫がシャワーを浴びるかと思うとウケました。
（※自分でも十分ウケますが）



このホテル1897年の創業で元は240km北のワイヒにあった、
ニューセントラル・ホテルだったそうです。

ワイヒはご有名な金鉱の町。一時は4万人の金鉱労働者がいたそう。


今でも微量ながら採掘しています。

100年以上かけて、こんなに掘ってしまったわけです



1909年にワイヒに禁酒法が施行され、金の埋蔵量も減少し、
なんとインフルエンザの大流行で、それまでの繁栄が過去のものに。


そこでホテルは解体され、水牛の引く荷台に載せられて駅まで運ばれ、
鉄道でロトルアまで運んでこられたそうです。



それは1917年のことでした。


ホテルはその年のうちに今の場所に再建され、目の前にある
プリンスズゲート・アーチの名を冠して

プリンスズゲート・ホテル
に改名されたそうです。


アーチは1902年のコーンウォール公爵夫妻のNZ訪問を記念したもので
コーンウォール公爵は後にジョージ5世として即位。


アーチを見ながら食前の1杯

ほんと、こんな近さです。


暗くなってきて、

そろそろ夕食へ

（つづく）