ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

5年遅れ

2013-10-21 | 海外子育て
クロコロの看病+寝不足でボーっとして無気力なのをいいことに、
まじめに仕事
(※「ボーっとしててもできるんかい」というツっこみはさて置き)



今朝になって気づいた友人のブログの更新
人生で本当に大切なこと
(※親になった人にも、ならなかった人にもぜひ読んでほしいです)



この食べてしまいたいほど可愛い写真あたりでは

涙が止まりませんでした。
(※無断転載すみません



もう23歳なのか
世界一周の旅に出られるほど大人になったのか



小さな命を授かった第一報を受け取ったのは、私だったのでは?
あの朝の誰もいないガランとしたマンションの静かさを思い出します。
身が引き締まるような想いでした。


同時に
「彼女が望むならお父さんになろう!」
と心に誓いました。


同僚として香港で一緒に暮らしていた私たちはまさにそれぞれの道へ
踏む出そうとしていました。
私は職を辞し、シンガポールへ引っ越す直前でした。


仕事も決まっていたけれど、小さな命の誕生に比べたら
そんなものはどうでもいいこと
せめて出産まで二人暮らしを続けたらどうだろう?
彼女には安心して出産してほしい。
私、お父さんになる





そんな私の一大決心は強い母に一笑に付されました。
「いい、いい みことさんはシンガポール行きなよ。
こっちはなんとかするからさ


あの瞬間、同い年で2ヶ月しか誕生日が違わない彼女は
一足飛びに5年ほど先を行ってしまい、私には見えなくなりました。



あれ以来、私は彼女の背中を霞のように追いかけながら
母となり、子育てにまい進し、とりあえず長男を独り立ちさせました。


温は19歳なので実際は4年遅れかもしれないけれど、
女手一人で立派に娘を育て上げ送り出した彼女は
遥かに遥かに先を行くように感じています。
これからも5年遅れの半周遅れぐらいでトコトコ行きそうです。


余談:お互いブログで「読者登録」している唯一の読者なのが
ウケます(笑)
こういう機能を使いこなしているというのか、どうなのか?


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