。。と言っても ぬえが取材されるのではありましぇん。
この6月1日(日)に東中野の梅若能楽学院で開かれる「インターナショナル邦楽の集い」において、ぬえが指導して仕舞を演じる外国人に取材の申込がありましたんです。
いえ、ぬえにも突然のお申し出でびっくりしましたが、ぬえの舞台にはよくお出で頂いていながらメールでしかお話したことがない。。「メル友」ってヤツですか? その紫苑さんを通じて ぬえにご連絡を頂きましたのでした。紫苑さん、ありがとうございます~
成田美名子さんと言えば『花よりも花の如く』という漫画で能楽師の家族の実生活を活写されておられる方で、とっても人気があるのだそうで。その作品を読んだことで若い能楽ファンが増えた、いわば能楽界にとっての功労者。。なんですが、ぬえは じつは名古屋の研究者の鮒さんから教えて頂くまで、その作品を存じませんでした。。申し訳にゃい。。
でも、遅ればせながら成田さんの作品を読ませて頂いた ぬえは、能の曲そのものではなくて、能楽師の生活を描いた漫画があることに驚かされました。能楽師が持っている悩みとか、舞台人として生きてゆくことへの葛藤とか。そんな楽屋、というか個人の内面のお話と言うべきかも知れませんが、こういうものが出版されて世に出まわっていたんだ。。ただ、このファミリーが持っている能に対する価値観と、ぬえが持っているそれとは必ずしも合致しませんけれども。。
それでも若い読者に、一生を掛けて古典芸能を学んでいる者、その中にも若いながら がむしゃらに頑張っている者がいること、そういう世界があることを知って頂けるのには とんでもなく大きな力だと思います。
でも。。ぬえは成田さんには恨みもある。。
この作品を読んで。。しまった! と思った ぬえでした。なんと弓道のお話が載っているではありませんか。。ちょうどその頃、ぬえは長く離れてしまった武道の稽古を復活させようと思って、弓道を習い始める事を真剣に考えていた頃で。。でも ぬえが弓道を始めては、まるで人気漫画のマネをしているようではないか! (T.T) うう~。。弓道を始めるのはもうちょっと後にしよう。。(__;)
じつは武道と能との関係については話したいことがたくさんある ぬえでした。この事についてはまたいずれ。。
それにしても、今回は ぬえに仕舞を習っている外国人への取材という依頼なんですが、はたしてご期待に添えるかどうか。この「インターナショナル邦楽の集い」という催しは「代田インターナショナル長唄会」の主宰者・西村真琴さんが、ボランティアで長唄の三味線や鼓を教えておられる、その生徒さんの発表会で、ぬえは もう7年も前から、西村さんの活動に賛同して、やはりボランティアでお手伝いに参加しています。
と言っても ぬえは長唄は教えられないです。三味線を習っている外国人の生徒の中には、これは ぬえもホントに才能というのは洋の東西を超えていると思いますが、彼らにとっては異国の文化、異国の楽器であるのに、日本人以上に習得が早い人ってのは本当に実在するんですよねえ。それで、三味線のお稽古のほかに まだ余力のある生徒さんを西村さんが選抜して、「能の舞もお稽古してみない?」と声を掛けて、本人が希望した場合のみ、「邦楽の集い」コンサートに向けての期間のみ、ぬえがその生徒さんをお借りして仕舞のお稽古をつけているのです。
過去のブログ記事から
→ 今年の「邦楽の集い」の紹介記事
→ 昨年の舞台画像
→ 昨年の記事~外国人生徒への稽古風景
この6月1日(日)に東中野の梅若能楽学院で開かれる「インターナショナル邦楽の集い」において、ぬえが指導して仕舞を演じる外国人に取材の申込がありましたんです。
いえ、ぬえにも突然のお申し出でびっくりしましたが、ぬえの舞台にはよくお出で頂いていながらメールでしかお話したことがない。。「メル友」ってヤツですか? その紫苑さんを通じて ぬえにご連絡を頂きましたのでした。紫苑さん、ありがとうございます~
成田美名子さんと言えば『花よりも花の如く』という漫画で能楽師の家族の実生活を活写されておられる方で、とっても人気があるのだそうで。その作品を読んだことで若い能楽ファンが増えた、いわば能楽界にとっての功労者。。なんですが、ぬえは じつは名古屋の研究者の鮒さんから教えて頂くまで、その作品を存じませんでした。。申し訳にゃい。。
でも、遅ればせながら成田さんの作品を読ませて頂いた ぬえは、能の曲そのものではなくて、能楽師の生活を描いた漫画があることに驚かされました。能楽師が持っている悩みとか、舞台人として生きてゆくことへの葛藤とか。そんな楽屋、というか個人の内面のお話と言うべきかも知れませんが、こういうものが出版されて世に出まわっていたんだ。。ただ、このファミリーが持っている能に対する価値観と、ぬえが持っているそれとは必ずしも合致しませんけれども。。
それでも若い読者に、一生を掛けて古典芸能を学んでいる者、その中にも若いながら がむしゃらに頑張っている者がいること、そういう世界があることを知って頂けるのには とんでもなく大きな力だと思います。
でも。。ぬえは成田さんには恨みもある。。
この作品を読んで。。しまった! と思った ぬえでした。なんと弓道のお話が載っているではありませんか。。ちょうどその頃、ぬえは長く離れてしまった武道の稽古を復活させようと思って、弓道を習い始める事を真剣に考えていた頃で。。でも ぬえが弓道を始めては、まるで人気漫画のマネをしているようではないか! (T.T) うう~。。弓道を始めるのはもうちょっと後にしよう。。(__;)
じつは武道と能との関係については話したいことがたくさんある ぬえでした。この事についてはまたいずれ。。
それにしても、今回は ぬえに仕舞を習っている外国人への取材という依頼なんですが、はたしてご期待に添えるかどうか。この「インターナショナル邦楽の集い」という催しは「代田インターナショナル長唄会」の主宰者・西村真琴さんが、ボランティアで長唄の三味線や鼓を教えておられる、その生徒さんの発表会で、ぬえは もう7年も前から、西村さんの活動に賛同して、やはりボランティアでお手伝いに参加しています。
と言っても ぬえは長唄は教えられないです。三味線を習っている外国人の生徒の中には、これは ぬえもホントに才能というのは洋の東西を超えていると思いますが、彼らにとっては異国の文化、異国の楽器であるのに、日本人以上に習得が早い人ってのは本当に実在するんですよねえ。それで、三味線のお稽古のほかに まだ余力のある生徒さんを西村さんが選抜して、「能の舞もお稽古してみない?」と声を掛けて、本人が希望した場合のみ、「邦楽の集い」コンサートに向けての期間のみ、ぬえがその生徒さんをお借りして仕舞のお稽古をつけているのです。
過去のブログ記事から
→ 今年の「邦楽の集い」の紹介記事
→ 昨年の舞台画像
→ 昨年の記事~外国人生徒への稽古風景
エイリアン通りの頃。少女マンガを読む人間ではなかったので、あまり熱心に読んでませんでしたが。
青森県出身ということもあって、気になる作家ではあります。
武道と能の関係も興味あります。
知人で、祭などの踊りや舞の身体感覚から武道にアプローチしている人がいますが、それとはまた違う視点があるのかもしれない、などと勝手に考えていますが(^^;)。
小中学生の頃、成田美名子さん(通称min先生)のファンでした。
代表作CIPHERのカレンダーやCDなどのグッズもまだ持ってます。
本屋さんに懇願してもらった宣伝用の巨大な壁掛けもあります。
アメリカンな題材が多かったのですが、
能を題材にされたときには驚きましたね。
カラーが繊細できれいなんですよね。
成田さんもとても楽しみになさってますのでよろしくお願いします!!