ぬえの能楽通信blog

能楽師ぬえが能の情報を発信するブログです。開設16周年を迎えさせて頂きました!今後ともよろしくお願い申し上げます~

活動報告書(2015.04.18~07.15)

2016-04-08 14:38:42 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒やしプロジェクト
第27~29次被災地支援活動
(2015年04月18日~07月15日)


 〔活動報告書〕

【趣旨と活動の概要】

 東日本大震災被災地支援を目指す在京能楽師有志「能楽の心と癒やしプロジェクト」では、能楽の持つ邪気退散、寿福招来の精神を被災地に伝えるべく、2011年6月よりすでに26度に渡り岩手県釜石市、陸前高田市、宮城県石巻市、気仙沼市、南三陸町、女川町、東松島市、仙台市、大崎市、登米市、七ヶ浜町、多賀城市および福島県双葉町の住民が避難していた旧埼玉県立騎西高校避難所にて能楽を上演することによって被災者を支援する活動を行って参りましたが、このたびプロジェクトメンバーのうち能楽チームの八田、寺井は、去る2015年4月18日より7月15日までの間に下記の通り計3度の活動を、宮城県・塩釜市、気仙沼市、石巻市にて行いました。

それぞれの地域においてプロジェクトに協力してくださる方のご尽力により今回の活動が実現しました。関係各位には改めまして深謝申しあげます。(以下敬称略)

【第27次被災地支援活動】

この活動は、塩竈神社の定例の祭典の際に地元・塩釜市の青年団が主催して行われる芸能奉納の催しに参加させて頂いた。塩竈神社には震災の直後からプロジェクトのメンバーは参詣しており、ここでの能楽奉納の希望を持っていましたがなかなか実現には至なかった。この度は塩釜市の市民の方のご協力を得て、ようやく奉納が実現したもの。


【4月18日(土)】

◎「しおがまさま神々の花灯り」公演 18:30開演
主催:塩釜市青年四団体連絡協議会
後援:塩竈市/塩釜商工会議所/塩竈市観光物産協会/塩竃市教育委員会/東日本旅客鉄道株式会社仙台支所/特定非営利活動法人 塩竃市体育協会/しおナビ実行委員会
協力:志波彦神社/塩竈神社/庄子隆弘
会場:塩竈神社舞殿
内容:能「吉野天人」
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)

なお、当日は宮司さまより奉納出演した八田・寺井に対して感謝状が贈られ、また上演の様子は河北新報紙にて大きく報道されましたことをご報告申し上げる。






【第28次被災地支援活動】

2015年6月、プロジェクトでは初の災害公営住宅での上演を気仙沼市で行った。避難所、仮設住宅に引き続いて活動の場が新たな段階に入ったことを感じる。が、仮設住宅と比べて住環境は格段に改善されたものの、仮設住宅では無料であった家賃が発生し、数年後には「災害」の文字を外して一般の公営住宅と同じ扱いになるとのことで、そのときにはさらに家賃が増額されるであろうという観測もある。また地域コミュニティを改めて構築するのは難しい面もあり、孤独死など、なお問題は山積している感がある。

引き続いて翌日には唐桑半島の先端に位置する御崎神社での奉納上演をし、さらに気仙沼市の八瀬地区にある月立小学校の旧校舎の前での上演を行った。同小学校の校庭には仮設住宅がありますが集会所はないながら、大変趣のある校舎の前で上演することで、地域の方にも、また仮設住宅の住民さんにも楽しんで頂ける催しとなった。また とくに御崎神社さまには宿泊・食事までご厚志を頂いた。改めまして御礼申し上げる。

【6月18日(木)】

◎「能楽の心と癒やしをあなたに」公演 14:00開演
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:気仙沼市南郷災害公営住宅/村上充
会場:南郷災害公営住宅コミュニティセンター
内容:能「羽衣」
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)

【6月19日(金)】

◎「御崎神社能楽奉納」公演 10:00開演
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:御崎神社/菊地隆太郎
会場:御崎神社境内(気仙沼市唐桑)
内容:能「羽衣」
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)

◎「能楽の心と癒やしをあなたに」公演 16:00開演
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:八瀬・森の学校/菊地隆太郎
会場:旧気仙沼市立月立小学校
内容:能「羽衣」
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)


【第29次被災地支援活動】

2015年7月には これまたプロジェクトとして初となる学校でのワークショップを気仙沼市立大島中学校で行うことができた。

プロジェクトでは「文化の復興」を目的の一つとして掲げているが、このワークショップはその目的に沿う活動のひとつとして特筆される。のみならず、プロジェクトの活動の原点が八田が震災前に参加した宮城県内での学校公演にあったので、学校での活動は悲願でもあった。

大島中学校さまも気仙沼市内~大島へのフェリーの渡航費をご負担頂くなど、大変ご協力を頂いた。また生徒さんたちも はじめての能楽の体験に深く興味を持ち、熱心に取り組んでくれたため、意義深い学習の機会となったと思う。

【7月14日(火)】

◎「大島中学校能楽ワークショップ」 13:05開演
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:気仙沼市立大島中学校/村上緑
会場:気仙沼市立大島中学校
内容:能「羽衣」の略式上演・舞と囃子の体験など
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)


また、翌日には石巻に移動して、ラジオに出演、また仮設商店街「石巻立町復興ふれあい商店街」での上演を行った。

【7月15日(水)】

◎「ラジオ石巻」出演 11:00
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:ラジオ石巻
会場:ラジオ石巻スタジオ
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)

◎「能楽の心と癒やしをあなたに」公演 14:00開演
主催:能楽の心と癒やしプロジェクト
協力:石巻立町復興ふれあい商店街/石巻市商工会議所
会場:石巻立町復興ふれあい商店街
内容:能「猩々」
出演者:八田達弥、寺井宏明(能楽の心と癒やしプロジェクト)


【収入・支出】

3度に渡る活動でしたが、活動中、また東京での活動資金の寄付もあり、またプロジェクトのメンバーが活動と前後して東北地方での教室運営など経済活動をした場合は交通費も自己負担する、という原則を立てたため、支出面でも、今後のプロジェクトの活動に支障が出るような大きな損失はありませんでした。

プロジェクトの訪問公演の支出につきましては節約を旨としております。交通費節約のため、できるだけ深夜割引の制度を利用して終夜運転をして早朝に現地に到着するなど工夫はしておりますが、体力や公演スケジュールによって、必ずしも深夜走行ができない場合もあります。宿泊につきましては、従来は住民ボランティアさま等のご厚意により無料、または安価での宿泊ができましたが、街が落ち着きを取り戻しつつある昨今では旅館などに宿泊する機会も増えてきました。この場合にも宿泊費はおおよそ5,000円まで、素泊まりを旨としており、食費については酒食の区別がつきにくいため、すべて自己負担としております。

また前述の通り、メンバーが活動の前後に経済活動を行う場合は交通費についても自己負担を原則とする事に致しました(経済活動をする場所から活動を行う場所への移動や、活動のために必要な宿泊はプロジェクトの支出としております)。

【成果と感想・今後の展望】
今回は塩竈神社への奉納、学校での能楽ワークショップ、災害公営住宅での活動と、いずれもプロジェクトにとって記念すべき活動が多くできました。活動の実現にご尽力してくださった関係者に改めて感謝申し上げます。とくに災害公営住宅の建設は震災からの復興のひとつの節目でもありますが、これに伴う新たな問題が生まれていること、防潮堤など被災地がかかえる大きな問題がいまだに残されていることなど、まだまだ被災地からは目を離せない状況が続いています。震災の記憶の風化が叫ばれている現在、被災地がどのような方向に向かっていくのか、今後とも見守っていきたいと考えております。
今回も多くの市民の方々のご協力を賜って活動ができました。改めまして御礼申しあげるとともに、プロジェクトの息長い支援のために今後とも皆さまの変わらぬご支援をお願い申し上げる次第です。

平成28年4月8日


                「能楽の心と癒やしプロジェクト」

                               代表   八田 達弥

                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com
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決算報告書(2016.02.13・03.11)

2016-04-06 00:57:41 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第35・36次被災地支援活動
(2016年02月13日・3月11日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       164,746円
     預金利息               7円       収入計  164,753円

 【支出の部】
  〈活動費〉 14,170円
    ◎交通費        14,170円
     (高速バス             8,920円)
     (釜石~盛             1,080円)
     (釜石~盛             1,080円)
     (タクシー代            3,090円)       支出計   14,170円

 【収支差引残額】                          残額    150,583円

※注※
・今回の収入は前回活動からの繰越金164,746円のほかは預金利息7円があった程度。一方支出については、35次活動は気仙沼市内の仮設住宅での活動であったが、チラシはプリンター出力で間に合うほど少数であったため印刷費が不要だった。また仮設住宅での活動に引き続いて市内小学校の同窓会への出演があり、ここで出演料を頂いたため、交通費は自己負担としたので、プロジェクトとしての支出はなかった。36次活動もチラシ作成は不要であり、また活動場所である釜石市・宝来館より宿泊・食事の提供を頂いたため、交通費のみの支出となった。さらに八田は活動に引き続いて仙台・気仙沼にて経済活動(お稽古)を行ったため、釜石~気仙沼間の交通費のみプロジェクトから支出し、ほかは自己負担とした。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。

 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ

                                           以上
  平成28年3月30日




                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥
                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com

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決算報告書(2015.11.23・26)

2016-04-05 00:49:52 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第33・34次被災地支援活動
(2015年11月23日・26日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       171,526円
     募金収入             3,000円       収入計  174,526円

 【支出の部】
  〈活動費〉 9,780円
    ◎宿泊費        7,560円
     (石巻市 マイルーム石巻      7,560円)
    ◎印刷費        2,220円
     (気仙沼市 水梨仮設チラシ      640円)
     (石巻市 ふたごの湯・大橋仮設チラシ1,280円)
     (石巻市 ふたごの湯ポスターコピー代 300円)       支出計    9,780円

 【収支差引残額】                          残額    164,746円

※注※
・前回活動からの繰越金171,526円のほか、9月に静岡県伊豆にてイベントを行った際、同地を拠点とする被災地支援ボランティア団体 NPO法人グリーン田方・YAMANEKO楽舎さまに活動場所を提供させて頂いたところ、当日の入場料に当たる金額(1,000円×3名分)を頂き、これをプロジェクトへの活動資金として頂戴した。これにより収入の合計は174,526円となった。一方支出は33次活動が東京都内であったため支出はなし、34次活動については東北地方にて経済活動を行いながらの活動であったため、交通費は自己負担とした。宿泊費については経済活動とは別の日の活動で宿泊はやむを得ないため、プロジェクトとしての負担とし、他にはチラシ印刷費が支出された程度である。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。

 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ

                                           以上
  平成28年3月30日


                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥
                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com

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決算報告書(2015.08.31・09.12)

2016-04-04 00:43:34 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第31次・32次被災地支援活動
(2015年08月31・09月12日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       133,313円
     募金収入             40,000円
     預金利息          13円       収入計  173,326円

 【支出の部】
    ◎印刷費        1,800円
     (気仙沼市南郷災害公営住宅チラシ  1,800円)       支出計   1,800円

 【収支差引残額】                         残額   171,526円

※注※
・前回活動からの繰越金133,313円のほか、現地活動中に頂戴した募金2件(秋保神社さまより30,000円、同宮司さまより10,000円)があり、また預金利息13円があったため、収入の合計は173,326円となった。一方支出は気仙沼市・南郷災害公営住宅での活動チラシ1点のみである。八田・寺井とも東北地方において稽古日に合わせての活動で、経済活動を行っているという観点から交通費の支出は自己負担としたためである。どちらも宿泊場所を提供頂く、最寄り駅まで送迎して頂くなど関係者に大変お世話になり、その点でも支出は発生しなかった。そのうえ秋保神社では神社および宮司さま個人から活動費を頂戴し、プロジェクトの活動としては珍しく黒字の収支となった。関係者各位に御礼申し上げる。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。


 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ

                                           以上
  平成28年3月30日





                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥
                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com

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決算報告書(2015.08.16~17)

2016-04-03 00:36:07 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第30次被災地支援活動
(2015年08月16~17日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       160,637円
     募金収入             30,000円       収入計  190,637円

 【支出の部】
  〈活動費〉 57,324円
    ◎交通費        32,044円
     (高速道路通行料         15,770円)
     (ガソリン代            8,074円)
     (ガソリン代            8,200円)
    ◎宿泊費        22,000円
     (気仙沼市 コテージキクタ     22,000円)
    ◎印刷費        3,280円
     (地福寺送り火の集いチラシ     1,320円)
     (女川町運動公園住宅チラシ     1,960円)       支出計   57,324円

 【収支差引残額】                          残額   133,313円

※注※
・前回活動からの繰越金160,637円のほか、現地中に頂戴した募金1件(地福寺さまより30,000円)があり、収入の合計は190,637円となった。一方支出は気仙沼市・地福寺での「送り火の集い」に毎年 音楽家の来演をお願いし、その宿泊費をプロジェクトで負担しているため負担が多い。しかしながら音楽家には出演料がないボランティア出演をお願いしているほか、交通費・宿泊費を自己負担して頂いているため、宿泊費の負担はプロジェクトとしてのせめてもの御礼である。また、これまた毎年同イベントに来演頂いている能楽師・大川典良氏は、東京からの来演なので交通費の負担を申し出ているが、「ボランティアですから」と固辞された。いずれも被災地支援への志の深い方々である。ご協力とご厚志に厚く御礼申し上げる。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。
 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ

                                           以上
  平成28年3月30日
                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥
                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com



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決算報告書(2015.07.13~15)

2016-04-02 00:30:01 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第29次被災地支援活動
(2015年07月13~15日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       208,170円
     募金収入             3,000円
                      5,000円       収入計  216,170円

 【支出の部】
  〈活動費〉 55,533円
    ◎交通費        41,233円
     (高速道路通行料         18,560円)
     (ガソリン代            7,069円)
     (ガソリン代            7,738円)
     (ガソリン代            7,866円)
    ◎宿泊費        14,300円
     (気仙沼市 民宿崎野屋       4,300円)
     (石巻市 Hotel Hot-Inn       10,000円)       支出計   55,533円

 【収支差引残額】                          残額    160,637円

※注※
・前回活動からの繰越金208,170円のほか、現地活動中に頂戴した募金2件(Paoさまより3,000円、トダさまより5,000円)があり、収入の合計は216,170円となった。また今回の支出は交通・宿泊費のみであったが、全体的にやや高額の出費となった憾みがある。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。
 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ

                                           以上
  平成28年3月30日




                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥

                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com



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決算報告書(2015.06.18~19)

2016-04-01 00:24:27 | 能楽の心と癒しプロジェクト
能楽の心と癒しプロジェクト
第28次被災地支援活動
(2015年06月18~19日)


 〔決算報告〕

 【収入の部】
     前回活動繰越金       209,090円
     募金収入             10,000円       収入計  219,090円

 【支出の部】
  〈活動費〉 10,920円
    ◎交通費        4,740円
     (高速バス             2,000円)
     (高速バス             2,740円)
    ◎印刷費 6,180円
     (チラシ印刷費・南郷公営住宅    1,280円)
     (チラシ印刷費・御崎神社      1,280円)
     (チラシ印刷費・旧月立小学校    3,620円)        支出計    10,920円

 【収支差引残額】                          残額    208,170円

※注※
・前回活動からの繰越金209,090円のほか、現地中に頂戴した募金1件(キクチさまより10,000円)があり、収入の合計は219,090円となった。なおキクチさまよりの募金は八田と寺井にそれぞれ10,000円ずつ頂戴したのだが、出演者の交通費という意味合いで頂戴したものであり、寺井は活動の前日には宮城県内で自身の活動があった一方、活動翌日の舞台のために新幹線をせざるを得ないため、そのまま交通費として頂戴することにした。八田は活動の前後に経済活動があったため、この全額をプロジェクトの活動資金として繰り入れることとした。利用した一方支出では東京での舞台スケジュールの関係から新幹線を利用するほかなく、ハシモトさまからは「今回を以て募金を終了する」旨のお話しを頂いた。震災から3年半に渡りプロジェクトに支援を頂いたのは大変ありがたい事で、重ねて御礼申しあげる。
・プロジェクトの活動にかかる支出については節約を旨とし、おおよそ次のような基準を設けている。①高速道路の利用については体力や公演スケジュールも鑑みるが、休日・深夜割引を利用するなど工夫する。②宿泊はボランティア団体や個人宅に泊めて頂くなど節約するが、継続して活動を続けるボランティア団体が減少し、また市民生活も通常の落ち着きを取り戻しつつあることから、現状では旅館等の宿泊施設を利用する機会が増えた。その場合の宿泊費の基準としては、素泊まりとし、おおよそ1人1泊5,000円程度までに収める。③食費については旅行がなくても掛かる費用であること、酒食の区別がつきにくいため、宿泊プランに朝食が組み込まれている場合を除いて参加者の自費負担とする。
・収支差額は今後の活動費用として活用し、支出明細を明らかにする。
・プロジェクトでは従来活動資金を募金に頼っていたが、一般からの募金の減少を受けて、本年より被災地でも有料のワークショップ等を展開している。これらの活動による収益を、仮設住宅への慰問活動や仮設商店街の振興協力などプロジェクトの本来の目的である被災者への直接支援のための活動資金に充当するべく、両者は有機的な関係であるべきであるが、実際にはまだ有料の活動は少数回に留まっている。
・今後も被災地でイベントやワークショップに限り有料の上演を行う予定であるが、会場の条件により募金を募る場合もある。また被災地以外の場所でも活動報告会を開いたり、引き続き企業スポンサーなどを探す努力を重ねたいと考えている。銀行口座への募金も引き続き呼び掛けさせて頂く。消費増税、また高速道路利用料の割引縮小という厳しい状況であるが今後も変わらぬご助力をお願い申し上げる次第である。

 【振込先】三菱東京UFJ銀行 練馬光が丘支店(店番622)普通預金 口座番号 0056264
名義 ノウガクプロジエクト ハツタタツヤ
                                           以上
  平成28年3月30日

                           「能楽の心と癒しプロジェクト」
                               代表   八田 達弥
                             (住所)
                             (電話)
                             E-mail: QYJ13065@nifty.com



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