ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

G線上のむかしの私

2019-12-18 09:32:08 | ドラマ

ハルの顔は、パーツが大き過ぎるし、
ヤエコみたいなタイプも、好きではない。
義母が倒れて、それどころじゃないユキエに、
しつこくメールを送るのは、デリカシーが無い。

松下由樹が太ってきたのは、
ああいう役を狙ってか?と思われるほど、
今回、味のある主婦になっている。
ユキエがいなければ、このトリオは、成り立たないだろう。

理人は、「リヒト」っていう名前が、
リストみたいで、音楽家っぽくて良い。

そもそも、私が、このドラマを見ようと思ったキッカケは、
カッコいい桜井ユキが出ているからだ。
マオのファッションが、お嬢様っぽくて可愛い。

「G線上のアリア」の調べにつき動かされ、
大人のバイオリン教室で知り合い、つかず離れずの関係は、
確かに心地良いし、執着してしまう。

自分の事を、あまり知らない相手の方が、
自分の事を話しやすいのだ。

マオに対しても、ヤエコに対しても、
理人の一途な行動は、
若い頃にありがちな、ありがち過ぎて、
見ていて恥ずかしくなるほど、よく分かる。

会いたくて会いたくて、
好きな人を失う事は、全てを失うようで恐ろしい。

ちなみに、〇〇教室と言えば、
身内が、コーヒーの1日講習を受けた時、
応募したのが、自分1人しかおらず、
若い女性講師が、聞いてもいないのに、
「自分は既婚だ。」と、言ってきたそうだ。

そんなにクギを刺すほど、世の中には、
ロマンス目当てで、〇〇教室に通う人がいるのか?(笑)

「まだ結婚できない男」は、実に面白かった。

長野に帰ろうとするマドカに、
「あなたがいないとつまらないし、寂しくなるので。」と、
ヘンクツ男の口から出た時は、涙が出た。

「G線上」で、「好き。」と告白してしまった瞬間、
ただの恋愛ものに、パワーダウンしてしまったのとは反対に、
「まだ結婚」では、恋人や夫婦にとらわれずに、
「人」として繋がっていたいという想いを、
シンプルに表現したのが良かった。

ユキエは、マドカとクワノの為に、身を引いたのであろう。

13年前の夏川結衣より、
吉田羊の方が、クワノにはお似合いだと思った。

「まだスイミー」は、このドラマを楽しくする、
今聴くと尚更、良い曲だと思う。

 


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