ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

映画ザンマイ

2021-06-23 11:16:58 | 映画

ローズメイカー

バラ園に行ったせいか、
映画館で、ふと目に留まったチラシ。
持って帰ったが、観る予定じゃなかった。

しばらくたって、身内が興味を示したので、
一緒に観に行く事に。

これが何と、大いなる佳作!! 

状況と心情を、上映時間内に、
バランス良く収めている。
そして、意外にも予定調和じゃない。

ストーリーからして、「結果」が重要なのであるが、
クライマックスを大袈裟にするという、
やりがちな失敗をしていない。

バラ園のオーナーが、旅立つ青年に贈る言葉は、
優しくてもパンチがある。

私は、彼女の言葉にうなずき、涙した。

この映画は、サクセスストーリーじゃない。
第一関門を突破しただけ。
未来は続くのだから。

“あきらめない事”が、奇跡を生む。
観た人の心の中に、花を咲かせる。

ラストシーンが、オシャレ。
さすが、おフランス!!

キャラクター

セカオワのフカセが、
ハマり役だと思って観に行ったのだが、
期待以上に怖過ぎる。(笑)

小栗旬は、やっぱりいいなぁ。
いつも、その役と仲良しになって、入っていく感じ。

映画「響」では、暗い作家だった小栗旬、泣けたよ!!

しかし、あんな事になるとはなぁ。
やっぱさー、いくら人権云々言っても、
人殺しするようなキチガイを、
野放しにしないでほしいよ。

こいつを生かしちゃおけない。
大切な人を守る為の殺意、分かる。

私はその時、明智光秀の気持ちになったよ。
その後の自分なんて、もうどうでもいいのよ。

ただ、心配になったのは、菅田将暉。
「コントが始まる」と、同じ演技になっちゃってる。
ナチュラル過ぎて、棒読み。

「キャラクター」が無くなっちゃったのは、
彼自身じゃないのか?
忙し過ぎて、菅田将暉まで、いなくなっちゃってないか?

ドラマ「35歳の高校生」で、
スクールカーストのトップの生徒役だった菅田は、
本当に嫌な奴で、上手かったのに。

「恋は雨上がりのように」と同じ監督なのだが、
BGMが良かった記憶があり、今回も期待していたんだが、
やっぱり良かった!!

 

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リコン劇

2021-06-23 10:10:04 | ドラマ

「大豆田とわ子と三人の元夫」と「リコカツ」、面白かった。

しかし、ドラマの最終回って、
どうして、急いでまとめるのかなぁ。

とわ子

松たか子が演るからなのか、
とわ子みたいな感じの女って、
実際、モテるんじゃないかと思った。

しっかりしているようで、抜けてる。
正直に言っても、憎まれない。

エンディングの歌が良い。
(「カルテット」の時も良かった。)

カッコいい大人の夜を感じる。
1日が終わったって気がする。
とわ子と一緒に口ずさむ。
ラップがちよっと長過ぎる。

オダギリジョーが出て来た時は、
元夫の3人が食われた感あり。

本人も役も、どんな人物なのか、
全く分からないオダギリを、
4人目の夫にするのは、危険過ぎる。

岡田が演っているとはいえ、
シンシンはウザ過ぎる。(笑)

絋一

咲と紘一は、ムズムズするほどお似合い。

北川さんと瑛太が、じゃないよ。
北川さん(そのまま)と紘一だからね。「
「あ、DAIGOの嫁だっけ、残念。」と思うほど。

誇張された自衛官だが、
紘一は、面倒くさいけど憎めない。
瑛太が演ってきた役の中では、
一番好きだし、カッコよかった。

お互いに、魅かれ合っているのに、
「住居」という物理的な問題だけで別れるなんて、
残念でならない。

実際、そういうカップルもいるだろう。
むしろ自衛官は、単身赴任なんてざらだから、
同居にこだわる人の方が、少ない気がするけど。

しかし、咲のように、
「見た目だけは超一流。」なんて悪口
言われてみたいもんだ。(笑)

恋愛とは疎遠になってしまった私だが、
2人の言い合いを、いつも泣きながら見ていた。
意地の張り合いで、あらぬ方向へ人生が転じてしまっても、
後悔先に立たずだ。

離婚届けを出すまでと、出した後では、
緊張感が違ってしまったが、
「お前、嘘をついたな!」と慟哭するシーンは、圧巻だった。

他を生かすために

航空救難団のモットーであるこの言葉が、
ドラマの中で響く。

夫婦が、“支え合う” “守り抜く” のは、
金銭や家事、メンタルとは限らない。

失いたくない相手に、どこまで合わせられるか。
そして、それを、自己犠牲と思わずやってのける事は、
シンプルでも難しく、幸せなのかもしれない。

夫婦としての課題、そして試練を、
このコメディから考えさせられた。

2つのドラマは共に、リコン劇であった。
そしてどちらも、エンディングの歌が良かった。

「好き」って気持ちは、本当に尊い。
リクツを差し挟む余地は無い。

 

 

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ストレスフル

2021-06-23 09:23:39 | Weblog

深キョンの心の病には、驚いたなぁ。
ずっとテレビに出ていて、
忙しくても安定してるんだと思ってた。
40才を前に、色々あるんだろうけど。

それを考えると、綾瀬はるかってすごい。
あれだけ出てて、おかしくならない方がおかしい。

節約

今まで行ってた美容室、
トップスタイリスト指名5500円を止め、
近所の980円カットにした。
久しぶりに切ったのに、テンション上がらず。
あきらめた。

スーパーの880円のTシャツを、いかに高見えに着こなすか。
流行のペールカラーに、丸首ではなくVネックをチョイス。
もらった商品カタログで、
取り寄せたネックレスをつけたら、オフィス仕様。

贅沢

我慢し過ぎてもストレスになるので、
興味のある食べ物は、多少高くても買ってしまう。

遠方の友人と、カルDの商品の話で盛り上がっている。

ネットの口コミのあおりで、
シャインマスカットバターを買ってみたが、私はイマイチ。
マスカットにしては甘過ぎるし、
最初からバターが混ざっている事で、中途半端な味。
リンスインシャンプーが、あまり良くないのと同じ。

友人お勧めの、グレープフルーツ缶は美味しかった。

エコバッグ目当てで、いらぬ物を買ってしまったり、
焼き立てパン屋でいくつも買うと、
「お試し贅沢」になってしまう。

回答

コーヒーが美味しい、山の上の古民家カフェでランチ。

後から来た乳児連れの若いカップルの男の方が、
大きい声で、スタッフに聞いている。

「コーヒーに、酸っぱいなんてあるんですか?」

「おいおい、焙煎大会で優勝してるオーナーがやってる店に、
予約して来ておいて、浅煎り深煎りも知らんのか?
コーヒーは果実なんだよ。
だから、少し煎ったらフルーティーで酸っぱいし、
よく煎ったらコゲるんだから苦いわけ。」

自分だって、知らない事はガンガン聴くくせに、
私も、偉くなっちまったもんだ。

「僕、苦いのが好きなんですよね。」

「じゃあ、深煎りだな。」
スタッフの代わりに、心の中で答える。(笑)

ここのランチは、けっこう高い。
他でケチっても、散財。

金は無いのに、支払い多いし。

何をやっても、私はいつも、ストレスフル。

 

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