『ザ・ガードマン 東京忍者部隊』(1966年/弓削太郎監督)を見た。
物語は、「貴金属商・大里(松村達雄)との間に時価2億円相当の金塊輸送契約を結んだ東京パトロール社は、並川(長谷川明男)、清水(藤巻潤)、牧(小笠原良智)の3人を最新鋭の特殊輸送車と共に現場へ派遣した。その計画を貴金属商の親族・一郎(山下洵一郎)から聞き出していたホステス・美枝(長谷川待子)はキャバレーのオーナーで組織のボスでもある泉田(安部徹)に金塊強奪計画を持ちかけ、刑務所帰りの木元(成田三樹夫)を8,000万円の報酬で実行犯に仕立てた。そして、いよいよ金塊輸送計画実行の日が翌日と迫ったある日・・・」という内容で、これは1965(昭和40)年4月から1971(昭和46)年12月までテレビ放送されたドラマ『ザ・ガードマン』の映画版オリジナル・ストーリーである。
"東京パトロール社"は、元刑事の高倉隊長(宇津井健)を現場のリーダーとして活躍する警備会社だが、警備員は皆ビジネススーツ姿であって制服を着ていないのが特徴だ。
ドラマは、日本初総合的警備保障会社の"日本警備保障株式会社(現セコム株式会社)"をモデルにしているそうで、テレビ放送当時はかなり人気があったらしい。
テレビの人気ドラマが映画化されるとなると、莫大な制作費を元にした"豪華ゲスト"、"海外ロケ"、"大爆発シーン"等を連想してしまうのだが、この『ザ・ガードマン 東京忍者部隊』については、派手な銃撃シーンや爆発シーン、息をのむカーチェイス等は無く、何とも地味な展開に終始した。
まぁそれらしき場面が無きにしも非ずではあったが・・・。
(^_^;)
しかし、犯罪の背景、当事者の心理、裏切り等悪役側の人間模様が良く描かれていて面白かった。
おそらく、こういった人間模様を詳しく描写することによって、低予算故に不可能である派手な演出の無さを覆い隠したのだろう。
(^_^)
物語は、「貴金属商・大里(松村達雄)との間に時価2億円相当の金塊輸送契約を結んだ東京パトロール社は、並川(長谷川明男)、清水(藤巻潤)、牧(小笠原良智)の3人を最新鋭の特殊輸送車と共に現場へ派遣した。その計画を貴金属商の親族・一郎(山下洵一郎)から聞き出していたホステス・美枝(長谷川待子)はキャバレーのオーナーで組織のボスでもある泉田(安部徹)に金塊強奪計画を持ちかけ、刑務所帰りの木元(成田三樹夫)を8,000万円の報酬で実行犯に仕立てた。そして、いよいよ金塊輸送計画実行の日が翌日と迫ったある日・・・」という内容で、これは1965(昭和40)年4月から1971(昭和46)年12月までテレビ放送されたドラマ『ザ・ガードマン』の映画版オリジナル・ストーリーである。
"東京パトロール社"は、元刑事の高倉隊長(宇津井健)を現場のリーダーとして活躍する警備会社だが、警備員は皆ビジネススーツ姿であって制服を着ていないのが特徴だ。
ドラマは、日本初総合的警備保障会社の"日本警備保障株式会社(現セコム株式会社)"をモデルにしているそうで、テレビ放送当時はかなり人気があったらしい。
テレビの人気ドラマが映画化されるとなると、莫大な制作費を元にした"豪華ゲスト"、"海外ロケ"、"大爆発シーン"等を連想してしまうのだが、この『ザ・ガードマン 東京忍者部隊』については、派手な銃撃シーンや爆発シーン、息をのむカーチェイス等は無く、何とも地味な展開に終始した。
まぁそれらしき場面が無きにしも非ずではあったが・・・。
(^_^;)
しかし、犯罪の背景、当事者の心理、裏切り等悪役側の人間模様が良く描かれていて面白かった。
おそらく、こういった人間模様を詳しく描写することによって、低予算故に不可能である派手な演出の無さを覆い隠したのだろう。
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