仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

パワー・ゲーム

2017年04月28日 | ムービー
『パワー・ゲーム(原題Paranoia)』(2013年/ロバート・ルケティック監督/アメリカ)を見た。
物語は、「世界的なIT企業ワイアット・モバイル社に勤めているアダム・キャシディ(リアム・ヘムズワース)は入社6年目。27歳になっても初任給のままだった。自分のチームが社長を相手に行うプレゼンで何とかチャンスをつかみたいと思っていたものの、結果を出せないばかりか、ニコラス・ワイアット社長(ゲイリー・オールドマン)を怒らせ、チームもろともクビになってしまった。腹いせに、研究開発費用に持たされていたクレジットカードを使って"クラブ・ライズ"で散在するのだが、その横領はすぐに会社にばれ、刑務所行きか、会社のスパイとなってジョック・ゴダード(ハリソン・フォード)が経営するライバル会社"アイコン社"に潜り込むかの選択を迫られる」という内容。
父・フランク(リチャード・ドレイファス)の医療費のうち4万ドルが保険適用外となったこともあって、弱みを握られているアダムには選択の余地がなかった。
いくつもの監視カメラが隠されている豪華な部屋をあてがわれ、用意された面接に臨む。
はた目にはやり手ビジネスマンだが、実態は奴隷のようなものだ。
誤算だったのは、アダムとクラブ・ライズで知り合い、一晩を過ごしたエマ・ジェニングズ(アンバー・ハード)がアイコン社のマーケティング部長だったこと。
産業スパイとしては、最初から大ピンチだ。
(^。^)
「ビジネスでは誰でも嘘をつく。善悪はない。勝敗だけだ」という台詞があったが、"やるかやられるか"という凄まじい世界の物語だ。
まぁ何にしても、横領は駄目だよ。