『荒野の七人(原題The Magnificent seven)』(1960年/ジョン・スタージェス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「メキシコの貧しい村イストラカンは、毎年収穫時期になると盗賊に襲われ、食料を奪われていた。村人は長老の助言に従って7人の凄腕ガンマンを雇い、盗賊に対抗しようとするのだが・・・」という物語。
これは、『七人の侍』(1954年/黒澤明監督)を西部劇として作り直した作品で、△印が描かれたのぼりは登場しないものの、登場人物や台詞もほぼ黒沢監督作品同様に表現されている。
『七人の侍』で強く印象に残った「奴らに食料の値段を教えてやろう」(確かそんな感じの言い回し)という勘兵衛(志村喬)の台詞も、勘兵衛に相当するリーダー格のクリス・アダムズ(ユル・ブリンナー)が、やはり同じ台詞を言っていた。
ただ、西部劇には何か暗黙の了解でもあるのだろうかと考えてしまうほど、同じ展開でありながらも、若い登場人物のエピソードについてだけは随分と変わっていたのだった。
また、メキシコが舞台とあって、画面から季節の移り変わりを感じ取ることができない。
この月日の流れが分かりずらいという点は、どうすることもできなかった部分なのだろう。
使われている音楽はとても力強さを感じさせる曲で、一度聴いたら忘れないだろう。
しかし、ここ何年か毎週日曜午後5時から『あ、安部礼司』のテーマ曲としてラジオから流れてくることから、これを『荒野の七人』ではなく、『あ、安部礼司』のテーマ曲だと思っている人が相当数いるのではないかと思う。
(^_^)
物語は、「メキシコの貧しい村イストラカンは、毎年収穫時期になると盗賊に襲われ、食料を奪われていた。村人は長老の助言に従って7人の凄腕ガンマンを雇い、盗賊に対抗しようとするのだが・・・」という物語。
これは、『七人の侍』(1954年/黒澤明監督)を西部劇として作り直した作品で、△印が描かれたのぼりは登場しないものの、登場人物や台詞もほぼ黒沢監督作品同様に表現されている。
『七人の侍』で強く印象に残った「奴らに食料の値段を教えてやろう」(確かそんな感じの言い回し)という勘兵衛(志村喬)の台詞も、勘兵衛に相当するリーダー格のクリス・アダムズ(ユル・ブリンナー)が、やはり同じ台詞を言っていた。
ただ、西部劇には何か暗黙の了解でもあるのだろうかと考えてしまうほど、同じ展開でありながらも、若い登場人物のエピソードについてだけは随分と変わっていたのだった。
また、メキシコが舞台とあって、画面から季節の移り変わりを感じ取ることができない。
この月日の流れが分かりずらいという点は、どうすることもできなかった部分なのだろう。
使われている音楽はとても力強さを感じさせる曲で、一度聴いたら忘れないだろう。
しかし、ここ何年か毎週日曜午後5時から『あ、安部礼司』のテーマ曲としてラジオから流れてくることから、これを『荒野の七人』ではなく、『あ、安部礼司』のテーマ曲だと思っている人が相当数いるのではないかと思う。
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