仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ステイ・フレンズ

2016年11月12日 | ムービー
『ステイ・フレンズ(原題Friends with Benefits)』(2011年/ウィル・グラック監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ニューヨーカーのジェイミー・レリス(ミラ・クニス)は、ヘッドハンティングのエージェント。次の仕事は、ロサンゼルスで活躍する敏腕アート・ディレクターのディラン・ハーパー(ジャスティン・ティンバーレイク)をスカウトすることだ。ニューヨークに招待されたディランは、彼女の説得により転職を決め、ニューヨークへと移り住む。互いに恋愛感情を持ち合わない2人は仲の良い友達関係になったのだが・・・」という内容。
ジョージ・クルーニーって、クールに生きたいアメリカ人の理想の姿なの!?」と聞きたくなるくらいに、会話に名前が出てくるのだが、本人は出演していない。
彼はクリント・イーストウッド同様(!?)、アメリカ人の誰もが知っているアメリカ人ということなのだろうか。
(^_^;)
ディランがGQに転職する際の契約書は1年契約らしかったが、1年というのは長期契約に属するらしい。
アメリカ人の労働契約というのは基本的にもっと短いものなのか!?
「長期契約を結ぶのは初めて!?」と聞くジェイミーに「携帯電話は2年契約で失敗した」と答えるディランの台詞は面白かった。
(^_^)
また、ここぞという時にまんまるな目で下から見上げるジェイミーに「子犬の目はよせ!!」と言うディラン。
「ばれたか」と答えるジェイミーだったが、彼女はやはりただものではない。
百戦錬磨という言葉が似合ってしまう女性のようだ。
あまりに調子よく振る舞っている、いつでもハイテンションの人間を見ていると腹が立ってくるが、ジェイミーはぎりぎりセーフのライン上といったところだろうか。
(^。^)
恋愛なし、感情なし、甘い言葉厳禁を条件にしたセックス・フレンドからスタートという、今までなかった感じのラブコメのような気がしたが、好景気で高揚している現在のアメリカのちょっとしたバブルの時代の作品なのだろうと思う。
おそらく数年以内にはこれを模した日本映画が作られるのではないだろうか。