『ビッグトレイル(原題The Hallelujah Trail)』(1965年/ジョン・スタージェス監督)を見た。
物語は、「1867年のアメリカ合衆国コロラド州デンバー。冬がもう間近に迫っていたのだが、運送屋が怪我をしてしまったことから町に酒が届かなくなってしまった。道が閉ざされてしまう厳しい冬期間においては酒が男達の唯一の楽しみであることから、鉱夫達は緊急集会を開いた。酒好きの予言者オラクル・ジョーンズ(ドナルド・プレゼンス)の助言により、町一番の実業家フランク・ウォリンガム(ブライアン・キース)が馬車40台でウィスキーの輸送をすることになったのだが、新聞が一面でこれを伝えてしまったことから、強盗に襲撃されては困るウォリンガムが新聞社に怒鳴り込む。しかし、かえって腹を立てた編集者は禁酒運動家コーラ・T・マシンゲール(リー・レミック)に連絡してしまう。"先住民は文字が読めないので大丈夫だ"と高をくくっていた新聞社の予想に反してウィスキーの輸送情報が周囲の先住民達にも伝わってしまい、40台の幌馬車を巡る争いが起きようとしていたのだが・・・」という内容。
本編が始まる前に"overture"、途中に"entr'acte"、終了後には"exitmusic"といった時間帯(静止画面&音楽)が設けられていて、それぞれ3分ほどの長さがある。
2時間半以上に及ぶ映画なので、観客が長い映画作品に慣れていなかった頃は休憩時間が必要とされたのかもしれないが、"overture"と"exitmusic"というのは初めて見たような気がする。
物語の舞台となっている1867年当時のアメリカでは"禁酒党"という政治結社も組織されるほどに"禁酒運動"が盛んだったようで、劇中では禁酒運動家マシンゲール女史率いる女性団体が、カーネル・T・ゲアハート大佐(バート・ランカスター)不在中の騎兵隊基地内でデモ行進を始める。
デモ行進くらいは良いとしても、斧を振りかざして他人の財産を奪ってしまうのは何とも過激過ぎる行動だ。
(^_^;)
ウォリンガムの幌馬車隊、第一騎兵隊、第二騎兵隊、マシンゲールの婦人隊、オラクルがいる自警団、先住民のスー族等が砂嵐の中で銃撃を繰り広げる"ウイスキーヒルの戦い"は、流石にコメディー映画ということもあって死傷者が出ない何ともミラクルな展開。
原題の通り、本当にハレルヤだ。
(^。^)
物語は、「1867年のアメリカ合衆国コロラド州デンバー。冬がもう間近に迫っていたのだが、運送屋が怪我をしてしまったことから町に酒が届かなくなってしまった。道が閉ざされてしまう厳しい冬期間においては酒が男達の唯一の楽しみであることから、鉱夫達は緊急集会を開いた。酒好きの予言者オラクル・ジョーンズ(ドナルド・プレゼンス)の助言により、町一番の実業家フランク・ウォリンガム(ブライアン・キース)が馬車40台でウィスキーの輸送をすることになったのだが、新聞が一面でこれを伝えてしまったことから、強盗に襲撃されては困るウォリンガムが新聞社に怒鳴り込む。しかし、かえって腹を立てた編集者は禁酒運動家コーラ・T・マシンゲール(リー・レミック)に連絡してしまう。"先住民は文字が読めないので大丈夫だ"と高をくくっていた新聞社の予想に反してウィスキーの輸送情報が周囲の先住民達にも伝わってしまい、40台の幌馬車を巡る争いが起きようとしていたのだが・・・」という内容。
本編が始まる前に"overture"、途中に"entr'acte"、終了後には"exitmusic"といった時間帯(静止画面&音楽)が設けられていて、それぞれ3分ほどの長さがある。
2時間半以上に及ぶ映画なので、観客が長い映画作品に慣れていなかった頃は休憩時間が必要とされたのかもしれないが、"overture"と"exitmusic"というのは初めて見たような気がする。
物語の舞台となっている1867年当時のアメリカでは"禁酒党"という政治結社も組織されるほどに"禁酒運動"が盛んだったようで、劇中では禁酒運動家マシンゲール女史率いる女性団体が、カーネル・T・ゲアハート大佐(バート・ランカスター)不在中の騎兵隊基地内でデモ行進を始める。
デモ行進くらいは良いとしても、斧を振りかざして他人の財産を奪ってしまうのは何とも過激過ぎる行動だ。
(^_^;)
ウォリンガムの幌馬車隊、第一騎兵隊、第二騎兵隊、マシンゲールの婦人隊、オラクルがいる自警団、先住民のスー族等が砂嵐の中で銃撃を繰り広げる"ウイスキーヒルの戦い"は、流石にコメディー映画ということもあって死傷者が出ない何ともミラクルな展開。
原題の通り、本当にハレルヤだ。
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