仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

スクール・オブ・ロック

2009年07月26日 | ムービー
『スクール・オブ・ロック(原題The School of Rock)』(2003年/リチャード・リンクレイター監督/アメリカ)を見た。
物語は、「自分が作ったロックバンドからクビを言い渡されてしまったミュージシャンのデューイ(ジャック・ブラック)は、居候先の親友ネッド(マイク・ホワイト)にずっと部屋代も払っていなかった。ある日、名門私立小学校ホレス・グリーン学院からネッドにかかってきた電話をとったデューイは、週給欲しさから彼になりすまし、代用教員として学校に潜り込む。そして、バンドバトル出場のためクラスの子供達をだましてバンドを組むのだが・・・」という物語。
いくら濡れタオルでドアの隙間を塞いだところで、そんな防音効果等たかが知れている筈なのだが、物語が進行してしまえば些細な設定はどうでも良くなるようだ。
一度、ロザリー・マリンズ校長(ジョーン・キューザック)が様子を見に来るという場面もあったが簡単に片付けられてしまう。
(^o^)
そんな適当な設定もあったりするが、なかなかに面白い物語だ。
デューイは元々熱い男だし、スティーヴィー・ニックスのファンだという校長もロックの話では熱くなる。
覇気が無かったクラスの子供達も、デューイのプロジェクトが始まってからは生き生きとしてきたようだ。
バンドのメンバーだけでなく、マネージャー、衣装係、照明係、警備係等それぞれの担当を与えられて、工夫しながら仕事をやり遂げようとしたことが良かったということなのだろう。
まったく無茶な話だが、終盤に子供達がデューイを慕ったのも、彼を思うに至ったそれなりの理由があったというわけだ。
(^_^)