『Dearダニー 君へのうた(原題Danny Collins)』(2015年/ダン・フォーゲルマン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロックスターのダニー・コリンズ(アル・パチーノ)は、かつてのヒット曲を歌う全国ツアーを続けていた。マネージャーであり親友でもあるフランク・グラブマン(クリストファー・プラマー)は、"とても素晴らしいステージだった"と誉めるが、本人は"素人芸としては悪くなかった"と不満げだ。翌日、婚約者ソフィー(カタリーナ・キャス)が企画したダニーの誕生日を祝うサプライズパーティーの後、フランクはダニーにあるプレゼントをした。それは1971年に当時10代だったダニー宛に書かれたジョン・レノンからの手紙だった。その手紙を読んだダニーは・・・」という内容。
ジョン・レノンからの手紙とは、1971年に"チャイム"という音楽雑誌に掲載されたダニーのインタビュー記事を読んだジョン・レノンが、本人に渡してくれとインタビュアーのガイ・デローチ(ニック・オファーマン)という男に手紙を託したものの、金になると踏んだデローチがコレクターに売ってしまったために、ダニーはその存在すら知らなかったという代物だった。
サプライズパーティーの際に、「中高年を驚かすと心臓が止まっちまうぞ」とジョークを言っていたダニーだが、この手紙を読んだ時は本当に心臓が止まってしまうほどに驚いたのではないだろうか。
当時のインタビューにもあったが、ジョン・レノンはダニーにとって最も崇拝する人だったのだ。
そんなジョン・レノンからの自筆の手紙には「金持ちで有名になることで君の音楽は堕落しない。堕落させるのは君自身。音楽と自分自身に忠実であれ。君はどう思う?直接話をしよう。力になるよ」とあり、自身の電話番号も書かれていた。
これは感動というより、悔しさが先にたつのではなかいか。
1971年にこのジョン・レノンからの手紙を読んでいれば、その後のダニーは曲作りを続け、今とは違う人生を歩んでいた可能性もあったからだ。
そして、これをきっかけに人生を変えようと思い立つのは当然の成り行きで、自家用飛行機でニュージャージー州へと向かい、気に入ったからとヒルトンホテルに無期限で滞在する。
(^_^;)
ホテル従業員は皆ダニーと気づいて大喜びだったが、支配人のメアリー・シンクレア(アネット・ベニング)は、それほどでもなかったのが面白い。
さて、この物語は、スティーヴ・ティルストンというフォークソング歌手に実際に起きたエピソードが基になっているとのこと。
世の中って色々なことがあるものだ。
(^_^)
物語は、「ロックスターのダニー・コリンズ(アル・パチーノ)は、かつてのヒット曲を歌う全国ツアーを続けていた。マネージャーであり親友でもあるフランク・グラブマン(クリストファー・プラマー)は、"とても素晴らしいステージだった"と誉めるが、本人は"素人芸としては悪くなかった"と不満げだ。翌日、婚約者ソフィー(カタリーナ・キャス)が企画したダニーの誕生日を祝うサプライズパーティーの後、フランクはダニーにあるプレゼントをした。それは1971年に当時10代だったダニー宛に書かれたジョン・レノンからの手紙だった。その手紙を読んだダニーは・・・」という内容。
ジョン・レノンからの手紙とは、1971年に"チャイム"という音楽雑誌に掲載されたダニーのインタビュー記事を読んだジョン・レノンが、本人に渡してくれとインタビュアーのガイ・デローチ(ニック・オファーマン)という男に手紙を託したものの、金になると踏んだデローチがコレクターに売ってしまったために、ダニーはその存在すら知らなかったという代物だった。
サプライズパーティーの際に、「中高年を驚かすと心臓が止まっちまうぞ」とジョークを言っていたダニーだが、この手紙を読んだ時は本当に心臓が止まってしまうほどに驚いたのではないだろうか。
当時のインタビューにもあったが、ジョン・レノンはダニーにとって最も崇拝する人だったのだ。
そんなジョン・レノンからの自筆の手紙には「金持ちで有名になることで君の音楽は堕落しない。堕落させるのは君自身。音楽と自分自身に忠実であれ。君はどう思う?直接話をしよう。力になるよ」とあり、自身の電話番号も書かれていた。
これは感動というより、悔しさが先にたつのではなかいか。
1971年にこのジョン・レノンからの手紙を読んでいれば、その後のダニーは曲作りを続け、今とは違う人生を歩んでいた可能性もあったからだ。
そして、これをきっかけに人生を変えようと思い立つのは当然の成り行きで、自家用飛行機でニュージャージー州へと向かい、気に入ったからとヒルトンホテルに無期限で滞在する。
(^_^;)
ホテル従業員は皆ダニーと気づいて大喜びだったが、支配人のメアリー・シンクレア(アネット・ベニング)は、それほどでもなかったのが面白い。
さて、この物語は、スティーヴ・ティルストンというフォークソング歌手に実際に起きたエピソードが基になっているとのこと。
世の中って色々なことがあるものだ。
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