仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

神の左手悪魔の右手

2012年11月14日 | 映画サークル
昨日のましけ映画サークル11月例会は急遽仁左衛門企画となり、『神の左手悪魔の右手』(2006年/金子修介監督)を取り上げた。
物語は、「ソウ(小林翼)は人間の悪意を夢で予知する不思議な力を持っている少年。ある夜、一緒の部屋で寝ていた姉イズミ(渋谷飛鳥)が見ている前で謎の大出血をして入院する。しかし、自分はもうすぐ死ぬと打ち明けられていたイズミはソウを助けるために・・・」という内容。
これは楳図かずおが『ビッグコミック・スピリッツ』に連載していた同名のまんがが原作になっている。
仁左衛門はこの雑誌を毎号読んでいたはずなのだが、「壊れた機械が出てこないなぁ・・・」などと『わたしは真悟』と少し勘違いしていたくらいに全然覚えていなかった。
(^_^;)
残酷な場面が多く出てくるのではあるが、古い洋館を設定している割には部屋の中がとても新しくて綺麗だったり、血の色がいかにも赤ワインの色だったりと、少し作品としての完成度を下げてしまっているような気がして残念だった。
しかし、物語そのものは演出ほどにガッカリする内容ではなかったので、そこは良かった。
さて、来月の例会は忠○企画&忘年会。
もう忘年会の時期になるのか。