『ザ・エージェント(原題Jerry Maguire)』(1996年/キャメロン・クロウ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「結婚も決まり、意気揚々のスポーツエージェント・ジェリー(トム・クルーズ)は72人ものプロ選手を担当していた。ある時、ゲーム中脳しんとうで倒れた選手が、ボーナス欲しさから週末のゲームに出場するとの希望を聞き、(同選手の)子供の、"4回目だからパパを止めて"との願いには耳を貸さなかった。就寝中にそのことでうなされ、激しく葛藤した彼は、理想に目覚め、選手の身になったマネージメントに方針を転換するよう会社に提案するのだが、それが原因でクビになってしまう。独立して会社を見返そうとするジェリーに賛同したのは、彼に好意を寄せる経理係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけ。残った選手はNFLのロッド(キューバ・グッディング・Jr)だけだった・・・」という内容。
見る前は、『ウォール街』(1987年/オリバー・ストーン監督/アメリカ)のように、その業界内で徐々にのし上がっていく男の物語なのだろうと思っていたのだが、反対に絶頂期から始まり挫折を経験する男の物語で、ジェリーとドロシーの恋愛話が占める割合も多い。
結婚披露宴を撮影したビデオに新郎があんな顔で映っていちゃぁ、うまくはいかないよなぁと『めぞん一刻』(高橋留美子作)の登場人物・三鷹を思い出してしまったが、確かどちらも同じ頃の作品ではなかったか。
監督のキャメロン・クロウは、かつて雑誌『ローリングストーン』の編集者だったそうで、この映画ではボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなど様々な曲が使われている。
それらの曲は監督の趣味なのだろうが、アメリカらしさを強調するには随分と役立っているように思える。
そこそこ面白い内容ではあったが、期待しすぎてしまったか・・・という物語だった。
何事も期待しすぎるのは良くないな。
(^_^;)
物語は、「結婚も決まり、意気揚々のスポーツエージェント・ジェリー(トム・クルーズ)は72人ものプロ選手を担当していた。ある時、ゲーム中脳しんとうで倒れた選手が、ボーナス欲しさから週末のゲームに出場するとの希望を聞き、(同選手の)子供の、"4回目だからパパを止めて"との願いには耳を貸さなかった。就寝中にそのことでうなされ、激しく葛藤した彼は、理想に目覚め、選手の身になったマネージメントに方針を転換するよう会社に提案するのだが、それが原因でクビになってしまう。独立して会社を見返そうとするジェリーに賛同したのは、彼に好意を寄せる経理係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけ。残った選手はNFLのロッド(キューバ・グッディング・Jr)だけだった・・・」という内容。
見る前は、『ウォール街』(1987年/オリバー・ストーン監督/アメリカ)のように、その業界内で徐々にのし上がっていく男の物語なのだろうと思っていたのだが、反対に絶頂期から始まり挫折を経験する男の物語で、ジェリーとドロシーの恋愛話が占める割合も多い。
結婚披露宴を撮影したビデオに新郎があんな顔で映っていちゃぁ、うまくはいかないよなぁと『めぞん一刻』(高橋留美子作)の登場人物・三鷹を思い出してしまったが、確かどちらも同じ頃の作品ではなかったか。
監督のキャメロン・クロウは、かつて雑誌『ローリングストーン』の編集者だったそうで、この映画ではボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなど様々な曲が使われている。
それらの曲は監督の趣味なのだろうが、アメリカらしさを強調するには随分と役立っているように思える。
そこそこ面白い内容ではあったが、期待しすぎてしまったか・・・という物語だった。
何事も期待しすぎるのは良くないな。
(^_^;)