虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

3歳の子の発見から、発明、研究、工作の輪 5

2010-04-28 19:11:16 | 理科 科学クラブ

先ほどのからくりをティシュ箱に入れて、前後にハンドルを動かすと、
ティシュに乗せた磁石が、ピョンと半回転をします。
この動きに子どもたち大喜びです。

これは面白いおもちゃができたので、
この組み木で作っている部分を、ラップのしんや針金などで
作りなおして、
じしゃくの人形や箱のデザインを工夫しなおして
『子どもの科学』のみんなの工夫・発明コーナーに
送ろう!ということになりました。

3歳のかいくんの発見から、1年生の3人とも、磁石の働きに夢中になりました。
そこで、今日はこの磁石と鉄球を使って算数を学びました。

「磁石が3センチ、鉄球の直径が1センチとします。
磁石と磁石の間には必ず鉄球をはさみます。
磁石が3つのとき、はしからはしまでは、何センチになりますか?」
「磁石が5つのとき、はしからはしまで何センチになりますか?」

遊んでいた磁石の問題なので、よく理解しています。
球の直径にしても、指でしるすだけで、子どもたちは直感的に
意味を察するのですごいなと思います。

ついでに今日おやつに食べていたガムの問題も出題。
「ガムを3つ買うと、1つおまけしてくれる店があります。
ガムは1つ10円です。
お母さんに60円もらって、全部お金を使ってガムを買いました。ガムは
いくつもらえたでしょう?」

この問題、子どもたちにとても受けていました。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発見 (ところてん)
2010-04-29 18:49:01
自分で悩んで発見したことは、考えが深まるのですね。

それは実物ということに限らず、思索でも構わない、
自分で考えることが重要なんだろうと、最近思うようになりました。

(算数や論理系)絵本に熱中した経験からです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。