幼児教育とかけ離れた話題が長引いていますが、
このお仕事裏話……幼児を育てながら、
子どもの教育や将来について思いを巡らせている方々にお伝えしたい……
いっしょに考えていただきたい……と思うことも、
いろいろ含まれているんです。
それはMI理論について書いてある著書で目にした次のような内容……
IQテストの結果が良いと、その後の学校での成績も良い可能性は大いにありえるそう。 でも、
学校を卒業後、仕事で成功するかどうかにはほとんど関係ないのだとか。
多くの人は、それを「運」という言葉だけで片づけていますが、
実際、職場で働いてみれば、
何らかの能力の有無や高低がその後の人生を左右しているようにも見えるのです。
社会では、
人間関係的知能とか内省的知能といった、
IQテストでは測らないけれど、
多元的知能理論の中ではきちんと独立した知能のひとつと見なされている能力の高い低いが、
試される場もたくさんあります。
社会に出ると、そればかり求められる時期もあるんですよね。
郵便局でも、高学歴……なはずの正社員が、おどおどして、しゃべるのが苦手だったりすると、上から怒鳴られていびられて、こっちの胃まで
痛くなっちゃうような場面を何度も目にしました。
がんばること、できることが、素直に評価される学生時代と違って、
人の感情が織り成すドラマや
力関係のエネルギーの流れが読めてるかどうかが、
職場では大事だったりするのです。
良い大学を卒業して、良い就職するのがゴールじゃなくて、
そこからが、スタート地点でもあるのですよね。
そう考えると、受験戦争で勝ち抜かせることばかり考えて、
塾や習い事で子どもの時間を奪って、
友達との遊び時間を制限するのは、
先細りの将来設計……というか、
学校を出てからの子どもを苦しめるはめになるな~
と感じているのです。
お仕事裏話に戻りますが、実は私は、小銭を稼ぐこと以外に、
この郵便局内で、もう少しお仕事しておきたい事情が2つありました。
ひとつは、もともと作家志願ですから、辛かろうと、パート料が安かろうと、
たくさんの人々とさまざまな仕事が錯綜するこの職場には、
興味津々……観察しがいがあったのです。
それともうひとつ。
家庭教師先(私のもうひとつのお仕事です)の男の子(人)が、
大学をやめてぶらぶらしていたので、
その男の子(人)に合った仕事はないかと探しているところだったのです。
時々、忙しさがピークに達すると、上司がやってきて、
「主婦のお友だちで、働きたい人いないかな?」なんて質問を受けることがありました。
「事情があって大学をやめてしまった若い男の……」と言いかけると、
手を振られて、「主婦がいいんだけど」となるのですが……。
本当に忙しくなったら、上司も選り好みしていられないでしょうし、
もうちょっとここで働いておいて様子をうかがっておいて、
人間関係築くのが苦手……な、その男の子(人)が
働けそうな仕事内容はないか、
潜入調査しておこう……という気持ちもあったのですよ。
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このお仕事裏話……幼児を育てながら、
子どもの教育や将来について思いを巡らせている方々にお伝えしたい……
いっしょに考えていただきたい……と思うことも、
いろいろ含まれているんです。
それはMI理論について書いてある著書で目にした次のような内容……
IQテストの結果が良いと、その後の学校での成績も良い可能性は大いにありえるそう。 でも、
学校を卒業後、仕事で成功するかどうかにはほとんど関係ないのだとか。
多くの人は、それを「運」という言葉だけで片づけていますが、
実際、職場で働いてみれば、
何らかの能力の有無や高低がその後の人生を左右しているようにも見えるのです。
社会では、
人間関係的知能とか内省的知能といった、
IQテストでは測らないけれど、
多元的知能理論の中ではきちんと独立した知能のひとつと見なされている能力の高い低いが、
試される場もたくさんあります。
社会に出ると、そればかり求められる時期もあるんですよね。
郵便局でも、高学歴……なはずの正社員が、おどおどして、しゃべるのが苦手だったりすると、上から怒鳴られていびられて、こっちの胃まで
痛くなっちゃうような場面を何度も目にしました。
がんばること、できることが、素直に評価される学生時代と違って、
人の感情が織り成すドラマや
力関係のエネルギーの流れが読めてるかどうかが、
職場では大事だったりするのです。
良い大学を卒業して、良い就職するのがゴールじゃなくて、
そこからが、スタート地点でもあるのですよね。
そう考えると、受験戦争で勝ち抜かせることばかり考えて、
塾や習い事で子どもの時間を奪って、
友達との遊び時間を制限するのは、
先細りの将来設計……というか、
学校を出てからの子どもを苦しめるはめになるな~
と感じているのです。
お仕事裏話に戻りますが、実は私は、小銭を稼ぐこと以外に、
この郵便局内で、もう少しお仕事しておきたい事情が2つありました。
ひとつは、もともと作家志願ですから、辛かろうと、パート料が安かろうと、
たくさんの人々とさまざまな仕事が錯綜するこの職場には、
興味津々……観察しがいがあったのです。
それともうひとつ。
家庭教師先(私のもうひとつのお仕事です)の男の子(人)が、
大学をやめてぶらぶらしていたので、
その男の子(人)に合った仕事はないかと探しているところだったのです。
時々、忙しさがピークに達すると、上司がやってきて、
「主婦のお友だちで、働きたい人いないかな?」なんて質問を受けることがありました。
「事情があって大学をやめてしまった若い男の……」と言いかけると、
手を振られて、「主婦がいいんだけど」となるのですが……。
本当に忙しくなったら、上司も選り好みしていられないでしょうし、
もうちょっとここで働いておいて様子をうかがっておいて、
人間関係築くのが苦手……な、その男の子(人)が
働けそうな仕事内容はないか、
潜入調査しておこう……という気持ちもあったのですよ。
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家庭教師は今もされていらっしゃるのですか?空きがあれば是非・・・!
わたしは仕事はミスの連続で、辛かったですね~。
でも、仕事は大好きでしたね。あんなに大変だったのに、仕事が好きだと思えたのは、今でも不思議ですね。
先生のもう一つのブログ、お忙しいようですが、更新気長にお待ちしています(^0^)/
普段書かれている記事とはまた違った趣で、とても面白く読ませて頂きました。
日本の職場(もしかしたら海外にもある普遍的テーマかも)にありがちな、お話と思いながらも、そこに潜む問題点を、鋭く抉り出されている視点に感服します。
>友達との遊び時間を制限するのは、先細りの将来設計
この点は、まったく同感です。打たれ弱かったり、想定内でしか動けない人ができるのは、遊びが足りないからですよね。
またそうした能力のある遊んだ子は、学歴ではねられたりするんだろうな、とも思います。