虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

グループレッスン2年目 成長した2歳半~3歳グループの子たち

2011-08-21 16:40:16 | 通常レッスン
2歳半の頃から子どもたちだけのグループレッスンをはじめて月1回のレッスンに通ってくれている子たち。
今はみな年中さんになりました。

なつかしい最初のレッスンはこちら→
なのたん今日からグループレッスンです (2,3歳児4人レッスン 1)




ごっこ遊びと工作が大好きです。どの子も算数がとても得意な子に成長しています。



「8個のお菓子を3人でのこらず分けます。黒ねこちゃんとフラミンゴちゃんは同じ数になるようにします。
黒ねこちゃんが2個の時、どのような分け方になるでしょう?」

「8個のお菓子を3人でのこらず分けます。フラミンゴちゃんは黒ねこちゃんより1個多くなるように分けます。
黒ねこちゃんが2個の時、どのような分け方になるでしょう?」といった問題にチャレンジしました。
どの子もすぐに解けました。

ちょっと驚いたのは、「★ちゃんの年齢は5歳、弟の年齢は2歳です。1年後、それぞれは何歳になるでしょう?
一年後、ふたりの年齢を足すといくつになるでしょう?」と聞くと、ちゃんと「6歳と3歳で、答えは9歳」と答えることが
できたことです。
でも、その後、その数を暗記してしまったため、「★ちゃんの年齢は5歳、弟の年齢は2歳です。あわせて何歳になるでしょう?」という問いかけにもあわてて「9歳」と答える子がいたため、とてもよく理解しているように見えても
まだあいまいに捉えていることも多い年齢ですから、
こうした問題はできるだけ控えて手や目で操作する体験をたっぷりさせることが大事だな~と実感しました。



「いぬが1うごくあいだにねこは2つ、ねずみは3つうごきます。どうぶつたちはどこでだれとあえますか。」という問題。
座標上に矢印を描いて考えます。
初めて見るややこしそうな座標を、どの子もすぐに理解して解きはじめることができました。

↑集中しています。


<100円グッズで 色の変化を見る道具を作りました>


100円の回転台を型にして2枚の色違いの色画用紙に円を描きます。
2回折って中心点を見つけ、半径にあたる線を切ります。

色画用紙を噛み合わせて、好きな色の配分にして
軽くセロテープで回転台に貼り付けるとできあがり。

回転台の活用法を考えていて思いついたものですが、コマとはまた異なる雰囲気があって
子どもたちになかなか好評です。「怪物君に出てくるやつみたい!」と。




回転すると、色合いがとてもきれいです。
コマを回すのが難しい幼い子も回すことを楽しめますよ。

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