夏休みの科学クラブは、毎回、大盛況でした。
3、4歳の子たちも小学生の子たちも、心から実験を楽しんでいました。
ただそうした子どもたちの中に
「ちょっと気になる知的好奇心の薄さを示す子」がいました。
知的好奇心が薄いように感じられる子にもさまざまなタイプがあります。
身体的な発達や知力の発達自体がゆっくりしていて、
周囲で起こっていることに意識がいきにくい子。
興味の範囲が狭く、こだわりが強いため、好きなものには好奇心を示すけれど、
興味のないものには無頓着で、
興味のあるものとないものの比率が、「興味がない」ものの方が圧倒的に大きい子。
発達や知力に問題なく、社会性の発達も順調で言葉も達者で何でもやりたがるし、年相応にできるけれど、
知的な好奇心が薄いという子。
今回、「ちょっと気になる知的好奇心の薄さ」として取り上げたのは、最後の
「発達や知力に問題なく、社会性の発達も順調で言葉も達者で何でもやりたがるし、
年相応にできるけれど、
知的な好奇心が薄いという子」についてです。
そうした子たちは、年齢も異なり、個性も違っていても、
とても似ている点があることが多いのです。
何が似ているのかというと、お母さんやお父さんのその子への接し方です。
親御さんたちの
声をかける頻度、言葉かけの内容、関わり方、解説の仕方、誘導の仕方、諭し方、
可愛がり方、叱り方、注意の仕方、期待のかけ方などが、
そっくりなのです。
途中ですが、次回の続きます。
ずっと、読み続けてきました。
覚えていただいておりますでしょうか。
2009年3月31日 発達障害の診断を受けている小学3年の☆くんが、お母さんと2歳の妹さんといっしょに教室にきてくれました。
と紹介していただいた☆の母です。
ずっと先生のブログを参考にしながら、子育てしてきたつもりでした。
でも、子どもへの接し方に問題があって子どもを伸ばせていない母になっていました。
当時、連れてきていた妹(現在年長になりました)の方が、保育園から発達相談にいかれませんか?とのご助言があり、兄もだしそうなのかな?、と思い連れて行ったところ、「発達に問題はありません。お母さんが待たない子育てをしているので、自信が持てず、考えられない子に育ってしまっているのです。」との指摘を受けました。
私は先生のブログから何を学んできたのだろう、と思うと情けなさで涙が溢れます。
あの時からずっと、何故あの日、半年/1年に1回でいいから継続して先生の指導を受けたいと強くお願いしなかったのかと、ずっと後悔してきました。
ぜひもう一度、先生にご相談できる日がくることを願っています。
今は、今回の親の子への接し方についてアップされる記事を待って、よく読み込んで、自分を変えるよう努力したいと考えています。