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朝鮮新報より転載

2011-08-26 | 投稿・投書・私の意見

金正日総書記、ロシア訪問

ロ大統領の招請 シベリア、極東地域

金正日総書記が20日からロシアを非公式訪問している。総書記のロシア訪問は9年ぶり。朝鮮中央通信は、今回の訪ロはメドベージェフ 大統領の招請によるもので、総書記はシベリアおよび極東地域を訪問し、「両国の最高指導者が対面する」と明らかにした。同通信は、今回の訪ロの意義につい て、「世界の平和と安全、人類の自主偉業の遂行においてもう一つの出来事となる」「世紀を継いで連綿とつながっている朝ロ親善をいっそう強化、発展させ、 社会主義強盛国家の建設をめざす朝鮮人民の闘争を力強く促す歴史的な契機になるだろう」と指摘した。

アムール州の発電所視察

金正日総書記は21日朝、ロシアの極東地域に位置しているアムール州に到着した。

アムール州のブレヤ駅には、両国の旗がはためき、両国の旗を手にした群衆が出ていた。

総書記が駅に到着すると、軍楽団の歓迎曲が響く中、アムール州民俗歌舞団員たちが民謡に合わせて踊り、両国の旗を振りながら国防委員長を熱烈に歓迎した。

総書記は、アムール州のオレク・コジェミャコ長官、アムール州立法会議のアレクサンドル・バシュン議長、ブレヤ区域のパベル・シュテイン行政長官を はじめ州と市、区域の幹部、極東地域訪問を案内するために同行中の極東連邦管区駐在大統領全権代表ビクトル・イシャエフ氏、ワレリー・スヒニン駐朝ロシア 大使とあいさつを交わした。

民族衣装をまとったロシア人女性たちが、ロシア伝統の「パンと塩の歓迎式典」で総書記を出迎えた。

総書記は、同州にあるブレヤ水力発電所を参観した。

アジア屈指の大河アムール川の支流であるブレヤ川の豊かな水力資源を利用して電気を生産している同発電所は、総発電能力が数百万㌔㍗の大規模電力生産拠点である。

総書記は、発電所の沿革を聴いた後、発電機室をはじめ各所を見て回り、展望台に上がって壮大に建てられた発電所の全景を見渡した。

総書記は、ロシア人民が数十年間にわたる自然とのたたかいを行って近代的な大規模水力発電所を建設したことを高く評価し、同発電所の労働者たちが電力生産を正常化して極東地域の経済発展と人民の福祉増進に寄与するものとの期待を表明した。

そして、訪問録に「ブレヤの自然を征服したロシア人民の力は底知れない。2011・8・21 金正日」との親筆を残した。

同発電所の幹部らは、金正日総書記が同所を訪れたことは、すべての従業員の大きな光栄と誇りになるとし、総書記の親筆などは企業所の発展とともに末永く伝わるだろうと強調した。

総書記のアムール州訪問を歓迎して、コジェミャコ州長官は昼食会を催した。

国境駅のハサンを通過

金正日総書記はこれに先立ち、20日朝、ロシアの国境駅であるハサンを通過した。

総書記を案内するためハサンに来た極東連邦管区駐在大統領全権代表ビクトル・イシャエフ氏をはじめ中央と辺境、市、区域をはじめ地方の幹部がハサン 駅で出迎えた。イシャエフ氏ら幹部は、両国の友好に深い関心を払っているメドベージェフ大統領が金正日総書記を迎えるために自分たちを派遣したと述べ、大 統領の委任により熱烈に歓迎した。

彼らは、総書記の今回の訪問はロ朝友好・協力関係をより新しくて高い段階に引き上げるうえで歴史的な契機になると指摘した。

総書記は、今回の訪問を通じて、ロシア人民が収めている成果を直接目撃できるようになったのをとてもうれしく思うと述べ、中央と地方の指導幹部と人民があたたかく迎えてくれたことに謝意を表した。

金正日総書記の訪ロには、金永春人民武力部長、姜錫柱内閣副総理、国防委員会の張成沢副委員長、朝鮮労働党の金養建、朴道春、太宗秀の各書記、朱奎 昌部長、朴奉珠第1副部長、朝鮮労働党咸鏡北道委員会の呉秀容責任書記、金桂官第1外務次官、金英才・ロシア駐在朝鮮大使、ロシアナホトカ駐在朝鮮総領事 館のシム・グクリョン総領事が随行している。

( 朝鮮新報 2011-08-24 14:14:08 )


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