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「国交が正常化されたら、朝鮮と日本の間をよりたくさんの人たちが行き来しながら、食を通して心を繋げられるはず。

2017-06-06 | 朝鮮文化の紹介

夢広がる朝鮮の「食」/金貞淑さん講演会「朝鮮はおいしい!」

                             

朝鮮文化研究会主催の講演会「朝鮮はおいしい!」が2日、都内で開かれ、同胞、日本市民らが足を運んだ(写真)。

2014年7月から16年末まで「朝鮮紀行『食』」を執筆した、朝鮮大学校短期学部の金貞淑教授が講演。平壌をはじめとした朝鮮各地での料理実習体験を通して見聞した、朝鮮の食文化について語った。

金教授は「食は、人が育つ根(土台)。食からは歴史・生活・文化を知ることができ、社会や民族、国や集団のあり方を知ることができる。食を知れば、そこに住む人がわかる」と話した。
講演では、皿に盛り付けられた料理に限らず、朝鮮の台所や調理器具の説明、研修旅行のエピソードなど写真をふんだんに取り入れながら紹介し、参加者たちの興味をそそった。

約2時間の講演を終えながら、金教授は食の未来についての思いを語った。

「国交が正常化されたら、朝鮮と日本の間をよりたくさんの人たちが行き来しながら、食を通して心を繋げられるはず。例えば、江原道・洗浦地区畜産基地での和牛の放牧や、大同江ビールのブランド化も夢ではない」。

講演後、客席からは「朝鮮の米は1キロいくらですか」、「平壌ではまだタンゴギ(犬料理)は食べれますか」、「ソガリ(高麗結魚)は大同江でとれますか」など、たくさんの質問が寄せられた。(鳳)



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