ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

真夏の夜の夢?

2013-08-26 15:55:20 | 思い出
娘が何を思ったか、3年ほど前からバレエを習いだした。
2年に一度の発表会が新神戸で昨日あった。恥ずかしながら娘が出るというので見に行くことにした。

JRの駅に着くと、大雨で電車が止まっていた。その上駅が冠水で、エライ事になっていた。
仕方なく、阪急電車で行くことにした。何とか乗った特急電車も徐行運転。三宮で運行取りやめ。

娘は自称「晴れ女」のはずなのに、何なの?この怒涛の天気は!


地下鉄に乗り換え劇場へ・・・。行くだけですっかり疲れ果ててしまった。


差し入れを持って、楽屋口の重い鉄の扉を開けたら、すっかり舞台化粧が仕上がった「別人28号?」の娘が立っていた。


「あ~、懐かしい、その顔。」

娘は4歳から、小学校5年までバレエを習っていた。
何度か発表会に出て、ばっちりメイクをした顔には見覚えがある。

当時松戸市に住んでいて、家から新京成線で3つ先の駅のイトーヨーカドーのカルチャーセンターまで・・・。
週に一度の木曜日、娘と息子を連れて電車に乗り、レッスンに連れて行く。

娘のバレエが済んだら、近くのピアノの先生の家にレッスンに行く。ピアノは途中から息子も習っていた。

今から考えれば、ねこ吉もよく頑張っていた。若かったんだね。


ねこ吉世代はバレエ漫画を読んで、ひたすらバレエというものに憧れていた。
遠い昔、バレエを習っていたクラスメートにトウシューズを借りて、狭い家の縁側で恐る恐る爪先で立ってみた。
当然如く転んで、軽い捻挫をした。

ねこ吉は、バレエもピアノも自分が習えなかった夢を、娘にさせることで満足していたのかも知れない・・・。

二人とも何の才能もなく・・・。

そりゃそうだわねぇ。たぬ吉とねこ吉のDNAじゃ・・・。

トンビは鷹を生みません。


客席で色々なことを思い出しながら、ふと涙が出るほど懐かしく・・・。

プログラムは、サクサク進んでいく。
舞台では、みんながライトを浴びてキラキラ衣装に身を包み、誰もが、今宵限りのお姫様や王子様。

娘の出番が近づくと、「どうか、無事に踊って。」と祈るような気持ちはいくつになっても変わらない。

ねこ吉はすぐうろたえるし、極度のあがり症だけど、娘は何時も落ち着いている。
臨機応変に対応し、辻褄を合わせるのは上手。

いったい誰に似たんでしょう・・・。

「無事帰宅しました。へとへとに疲れたけど、なんやかんやで楽しかったわ。」のメールが来ていた。

ねこ吉は、昨日から始まった「半沢直樹」を見ている途中で寝てしまい、メールに気付いたのは夜中の3時だった。
















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