ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

湘南グルメ@茅ヶ崎(お食事編)

2006-11-04 02:38:34 | イベント


*湘南に唯一残る蔵元で、日本酒の魅力を再認識♪

気さくで明るいイケメン社長と、生真面目で控えめな青年杜氏の最強コラボが造り上げるブランド酒「天青」は、今や湘南エリアのみならずその知名度は全国区規模。

カウンター脇には旧式の精米機が!
手造りによる限定生産のため、入手困難であることも人気の理由と言えるかも。
で、此方【蔵元創作料理 天青】では、湘南が誇るこの銘酒の他に、微発泡のライスシャンパン「さざなみ」や、六川シェフお目当ての「シェリー樽仕込み」、防空壕!で寝かせた「蔵元秘蔵酒」、澱の浮い

た「しぼりたて」、ほのかな甘みがたまらない濁り酒「どぶろく」、日本酒ベースのオリジナルカクテルなどなど、このお店でしかいただけない珍しい銘柄がメニューにズラリ。
全国の地酒ブームのきっかけとなった「湘南ビール」も含めると、1度の訪問ではとても飲み尽くせません(かくいう私は実は3度目なのだ)。

囲炉裏部屋
(クリックするとカラーの画像がご覧いただけます)


店内の様子
2階の個室風に仕切られたテーブル席で晩餐がスタート!
まずはライスシャンパンで「乾杯♪」です。

六川&百武両シェフは「他人が作ったものを食べられるってだけですでに非日常感を楽しめる!」とご満悦。
前回訪問時に一水が「不味い」と斬り捨てた此方のお料理を「マジで美味い!もちろん酒も―!!」と絶賛していました。
藤野さんがお料理を丁寧にケータイカメラで撮っていたのが印象的。レストラン関係者の方々は、やはり私らのような客と微妙に視点が違うものなんだなぁと感心も。
ソースの材料とか、盛り付けとか、このお酒ならフレンチでクリスマスに出せそうとか。
私なんかは美味いの不味いのだけですもんねぇ。
あ、お料理については、私も7月にいただいたものよりずっと美味しいと思いましたです。
やはり当たり外れがあるのかしらん(それとも前回がたまたまイマイチだったのか)?

〓いただいたお料理〓
※5,250円のコース「千峰」をいただきました。

微発泡酒「さざなみ」
甘くて美味しい 乾杯や食前酒にピッタリです。

前菜
(手前右より時計回りに)
本日のお造り、寒鯖の軽い燻製、角切り野菜の胡麻まぶし、松茸豆腐(海栗添え)、秋鮭の菊花ロール、海鮮お浸し

片口で供される防空壕醸造の「蔵元秘蔵酒」
切子のミニグラスでいただきます。奥に見えるのが仕込み水。

副菜
鯨のカルパッチョ山葵ソース

主菜魚
銀鱈のポアレ(彩り野菜のタプナード)

主菜肉
牛ロースステーキ(木の実ソース)                      

これが幻の銘酒「シェリー樽仕込み」
テーブルが狭い&店内が暗いため、キレイに写真が撮れないのが残念!
見て下さい、この見事なゴールドブラウンを
これが日本酒だなんて信じられます? 味の方もシェリー酒以外の何物でもありません。

丹波杜氏白飯、味噌汁、漬物

デザート

コーヒー

恐れ多くも社長自ら接客して下さいました。
ちなみに百武シェフは、昨年オープンした モキチ・フーズ・ガーデン のコーディネートを担当したことが縁で六代目と仲良くなったそうです。
この日は、オーダーするお酒について製造工程はもとより、造ろうと思ったきっかけや苦労話など、興味深いことを沢山聞くことが出来て大変勉強になりました。
微発泡日本酒をビアサーバーで醸造していたとは。
シェリー樽に仕込んだお酒が安定するまで8年もかかるとは。
蔵内に防空壕まであったとは。
初めて聞くお話ばかりで、とても楽しかったです。

六川シェフの「なんとかさざなみとシェリー樽仕込みをエリゼに卸していただけませんか?」という熱い交渉も感動的?でした。とても美味しいお酒なのに、外に出せない(=ここでしか飲めない)ことには諸々の事情があるんですね。
「今までそういうお話をいただいたことが無かったので…。重役会で検討させていただきます」という社長の返事には、何となく脈アリか?と思わされたのですが…。

思う存分飲んで食べて、会計は9人で76,000円弱。
CP的にはかなり優秀だと思います。支払い金額に応じてタクシーの割引券(1,000円分)をくれるところも気が利いています。
大満足で帰宅し、翌日は会社のため珍しく早寝してシアワセの余韻に浸った私。さてブログだ~と翌日PCに向かい、エリゼ光のHPを覗いてビックリ!! 六川さん!あの後まだ仕事したんすか!?(死んじゃいますよ~)体壊さないよう程々に頑張って下さいね(^^;)

★六川シェフの日記こちら ★熊澤酒造のHPこちら
※このブログでは7/18に 天青 、9/27に 熊澤酒造 について紹介しています。

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2 コメント

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決して、不味い訳では (一水)
2006-11-06 13:52:34
ないんです、ただ・・・このお料理は日本酒でなく、ビールやワインの方が似合う、せっかく蔵元で選りすぐりの日本酒と一緒にいただくのだから、日本酒に一番似合うお料理を出してくれれば良いのになあ、と思ったのは確かです。
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言葉は悪いけど… (ナンシー・Chang!)
2006-11-06 22:52:30
酔っ払っていた時にストレートに出た感想なので、本音だと思う(爆)。

もちろんお料理自体が不味いなんてことはないんです。
でも、こちらのコンセプトは自社のブランド酒に合ったお料理を提供することでしょ。
なので、たとえ美味しい料理でもお酒と引き立て合えなければ結果的には失敗だと思うんですよ、私は。

今回は前菜が純和風、副菜の鯨が山葵ソース、お魚の江戸紫タプナードときて「よっしゃ~!」だったけど、ステーキにピーナッツバターみたいな木の実のソースがかかってたのが「???」でした。
とってもいいお肉だったし、お酒は吟望(純米大吟醸)の温燗だし、ポン酢とかおろし醤油ソースでいただきたくなってしまった
しかしながら、蔵元「創作」料理と謳っているからには普通の料理を出すわけにもいかないんでしょうし…。
お店の方も試行錯誤しているんじゃないのかなぁ。
ナチュラルフレンチ【エリゼ光】のシェフとの出会いがいい刺激になってくれると嬉しいんですが。
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