イル・シレーネ(イタリア料理/鎌倉)
8/6 Fri.
*ジャパニーズイタリアンが多すぎるとお嘆きのあなたに
8/1に、鶴岡八幡宮近くのビルB1Fにオープンしたイタリアン。
Twitter情報で存在を知り、早々に伺ったたわけですが、以来すっかり気に入って、今やすでに常連顔で通っています。
この2ヶ月間で4回訪問したにもかかわらず、今さらの紹介(食べログには口コミを投稿済)ですみません!
今のところ全て夜1人での利用です。
ビルは若宮大路沿いの好立地ですが、お店は地下の一番奥で場所が非常にわかりにくい。
外から様子が全く伺えないので、初めての入店には躊躇するかも知れません。
店内に入ってしまえば、こぎれいですっきりと落ち着いた雰囲気なので、行ってみたいと思っている人は迷わずGO!
スペイン料理店だった店舗を居抜きで使用しているそうです。
とりあえずワインをオーダー。
微発泡の赤があるというので、迷ったけれど思い切ってフルボトルで!
お料理は4,000円のコースを選択しました。
ディナーコースはパスタとメインに数種類選択肢があります。
最初に自家製のパンとオリーブオイルが登場。
王様曰く、イタリアでは料理が出るまでパンを食べながらワインをちびちびやって待つのだそうな。
微発泡赤ワイン、ランブルスコには塩気の強いプロシュートがとてもよく合うとのことで、、、なんと前菜盛り合せが出る前にサービスしていただきました!
初めての客に太っ腹だわ!
ワインは辛口なのだけど、フルーティでほのかな甘みも感じられるので、塩のきつい料理にピッタリです。
これはコースの料理も俄然楽しみになってきました。
前菜盛り合せ
ラタトゥイユ、ポレンタ、鰯のマリネ、蛸のカルパッチョなど、手の込んだアンティパストがちょっとずつ食べられます。
ワインの肴としてもバッチリ。
パスタ
カジキマグロと夏野菜のショートパスタを選択。
セコンド
お肉をチョイス。
やまゆりポークのグリルは、お肉をベーコンで巻いて焼いています。トッピングの鎌倉野菜の彩りも美しい。
ドルチェ
2種を盛り合せにしてくれます。
レモンのグラニータは酸っぱさが魅力。
口の中がサッパリします。
Cyber-shot DSC-T20
いただいたお料理をスライドショーでご覧いただけます。
(画像下の右端ボタンをクリックすると拡大表示)
コーヒー
エスプレッソを所望。小さな焼き菓子が添えてありました。
巷に溢れているおシャレな創作系イタリアンとは対極を成すような素朴系。
画像を観ていただけばおわかりのように、ぱっと見は彩りも美しく盛り付けも洗練されています。
が、味付けがとても力強く、いい意味で朴訥としているので、フレンチのように繊細な味付けを期待した人は見た目とのギャップに驚くかも。
お魚はきちんと魚くさい(生臭いと言う意味ではない)し、お肉も動物の野生を感じさせるようなガツンとしたテイストです。
イタリアの現地の味はわからないんですが、マンマの味というより、漁師(猟師)料理という印象。
私は繊細な創作イタリアンも好きだ(てか、美味しければ文句ない)けど、こちらのお料理の雄々しさ?はかなり衝撃的でした。
ジャパニーズイタリアンに物足りなさを感じている人にはオススメしたいです。
調理場の見えるカウンター
すでに私の定位置となっています(左端)。
料理人が自らお皿を運ぶスタイルは、個人的にはとても好感が持てます。料理やワインについての質問に即座に対応できる点も素晴らしい。
接客も気さくでフレンドリーなので、1人でも安心して利用できますよ。
アラカルトメニューも豊富なので、お腹の空き具合に合わせてお料理が選べるし、500円程度の小皿料理も揃っているので、ワインの肴に少しだけという利用もOKです。
この日のお勘定は、コース料理にワインをフルボトル頼んで8,300円でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■Medici Ermete Concerto
Lambrusco Reggiano Secco
メディチ エルメーテ コンチェルト ランブルスコ レッジアーノ セッコ
13世紀初頭、フィレンツェ郊外の土地をほぼ所有していた大地主メディチ家所有のワイナリー。自然発酵させた赤の辛口微発泡性ワイン。イタリアでは「フリッツァンテ」と表現されます。
エミリア・ロマーニャ州(北部)、レッジオ・エミーリア地区産のランブルスコ・サラミーノ種というブドウ品種100%で造られています。単一畑のブドウの収穫量を規定より格段に落とした少量生産のフリッツァンテ。赤の辛口スパークリングワインは珍しいと思うかもですが、エミリア・ロマーニャ州ではとてもポピュラーな存在です。
深いダークレッドにピンクの泡。フレッシュブルーベリー、カシス、ダークチェリーなどの、黒果実を思わせる甘い香り。赤ワイン特有の凝縮感や果実味をしっかり感じさせながら、タンニンは控えめで渋みはほとんどありません。弱めの発泡がやさしい口当たりを演出し、果実のほのかな甘みとキリッとしたドライ感が絶妙のバランスです。ラストにヨーグルトを思わせる爽やかな酸味が残ります。ランブルスコそのものがガブ飲みタイプのテーブルワインではありますが、とにかく飲みやすくて、おそらくほとんどのイタリア料理と合うと思います。キンキンに冷やしてしまうと香りが飛んでしまうので、12℃くらいが適温だそうです。産地:エミリア ロマーニャ州/イタリア
生産者:メディチ エルメーテ
品種:ランブルスコ・サラミーノ100%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・掘り出し物ワインに出合えるかも知れません。
「何か面白いワインありますか?」と気軽に聞いてみましょう。
■IL SILENE
□11:00~15:00 18:00~22:00
□月曜定休
□神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-36 津多屋ビルB1F
□0467-24-1885
※お店の Twitter です(フォローよろしく)!
8/6 Fri.
*ジャパニーズイタリアンが多すぎるとお嘆きのあなたに
8/1に、鶴岡八幡宮近くのビルB1Fにオープンしたイタリアン。
Twitter情報で存在を知り、早々に伺ったたわけですが、以来すっかり気に入って、今やすでに常連顔で通っています。
この2ヶ月間で4回訪問したにもかかわらず、今さらの紹介(食べログには口コミを投稿済)ですみません!
今のところ全て夜1人での利用です。
ビルは若宮大路沿いの好立地ですが、お店は地下の一番奥で場所が非常にわかりにくい。
外から様子が全く伺えないので、初めての入店には躊躇するかも知れません。
店内に入ってしまえば、こぎれいですっきりと落ち着いた雰囲気なので、行ってみたいと思っている人は迷わずGO!
スペイン料理店だった店舗を居抜きで使用しているそうです。
とりあえずワインをオーダー。
微発泡の赤があるというので、迷ったけれど思い切ってフルボトルで!
お料理は4,000円のコースを選択しました。
ディナーコースはパスタとメインに数種類選択肢があります。
最初に自家製のパンとオリーブオイルが登場。
王様曰く、イタリアでは料理が出るまでパンを食べながらワインをちびちびやって待つのだそうな。
微発泡赤ワイン、ランブルスコには塩気の強いプロシュートがとてもよく合うとのことで、、、なんと前菜盛り合せが出る前にサービスしていただきました!
初めての客に太っ腹だわ!
ワインは辛口なのだけど、フルーティでほのかな甘みも感じられるので、塩のきつい料理にピッタリです。
これはコースの料理も俄然楽しみになってきました。
前菜盛り合せ
ラタトゥイユ、ポレンタ、鰯のマリネ、蛸のカルパッチョなど、手の込んだアンティパストがちょっとずつ食べられます。
ワインの肴としてもバッチリ。
パスタ
カジキマグロと夏野菜のショートパスタを選択。
セコンド
お肉をチョイス。
やまゆりポークのグリルは、お肉をベーコンで巻いて焼いています。トッピングの鎌倉野菜の彩りも美しい。
ドルチェ
2種を盛り合せにしてくれます。
レモンのグラニータは酸っぱさが魅力。
口の中がサッパリします。
Cyber-shot DSC-T20
いただいたお料理をスライドショーでご覧いただけます。
(画像下の右端ボタンをクリックすると拡大表示)
コーヒー
エスプレッソを所望。小さな焼き菓子が添えてありました。
巷に溢れているおシャレな創作系イタリアンとは対極を成すような素朴系。
画像を観ていただけばおわかりのように、ぱっと見は彩りも美しく盛り付けも洗練されています。
が、味付けがとても力強く、いい意味で朴訥としているので、フレンチのように繊細な味付けを期待した人は見た目とのギャップに驚くかも。
お魚はきちんと魚くさい(生臭いと言う意味ではない)し、お肉も動物の野生を感じさせるようなガツンとしたテイストです。
イタリアの現地の味はわからないんですが、マンマの味というより、漁師(猟師)料理という印象。
私は繊細な創作イタリアンも好きだ(てか、美味しければ文句ない)けど、こちらのお料理の雄々しさ?はかなり衝撃的でした。
ジャパニーズイタリアンに物足りなさを感じている人にはオススメしたいです。
調理場の見えるカウンター
すでに私の定位置となっています(左端)。
料理人が自らお皿を運ぶスタイルは、個人的にはとても好感が持てます。料理やワインについての質問に即座に対応できる点も素晴らしい。
接客も気さくでフレンドリーなので、1人でも安心して利用できますよ。
アラカルトメニューも豊富なので、お腹の空き具合に合わせてお料理が選べるし、500円程度の小皿料理も揃っているので、ワインの肴に少しだけという利用もOKです。
この日のお勘定は、コース料理にワインをフルボトル頼んで8,300円でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■Medici Ermete Concerto
Lambrusco Reggiano Secco
メディチ エルメーテ コンチェルト ランブルスコ レッジアーノ セッコ
13世紀初頭、フィレンツェ郊外の土地をほぼ所有していた大地主メディチ家所有のワイナリー。自然発酵させた赤の辛口微発泡性ワイン。イタリアでは「フリッツァンテ」と表現されます。
エミリア・ロマーニャ州(北部)、レッジオ・エミーリア地区産のランブルスコ・サラミーノ種というブドウ品種100%で造られています。単一畑のブドウの収穫量を規定より格段に落とした少量生産のフリッツァンテ。赤の辛口スパークリングワインは珍しいと思うかもですが、エミリア・ロマーニャ州ではとてもポピュラーな存在です。
深いダークレッドにピンクの泡。フレッシュブルーベリー、カシス、ダークチェリーなどの、黒果実を思わせる甘い香り。赤ワイン特有の凝縮感や果実味をしっかり感じさせながら、タンニンは控えめで渋みはほとんどありません。弱めの発泡がやさしい口当たりを演出し、果実のほのかな甘みとキリッとしたドライ感が絶妙のバランスです。ラストにヨーグルトを思わせる爽やかな酸味が残ります。ランブルスコそのものがガブ飲みタイプのテーブルワインではありますが、とにかく飲みやすくて、おそらくほとんどのイタリア料理と合うと思います。キンキンに冷やしてしまうと香りが飛んでしまうので、12℃くらいが適温だそうです。産地:エミリア ロマーニャ州/イタリア
生産者:メディチ エルメーテ
品種:ランブルスコ・サラミーノ100%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・掘り出し物ワインに出合えるかも知れません。
「何か面白いワインありますか?」と気軽に聞いてみましょう。
■IL SILENE
□11:00~15:00 18:00~22:00
□月曜定休
□神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-36 津多屋ビルB1F
□0467-24-1885
※お店の Twitter です(フォローよろしく)!
あと、二三他のお店も書くと宣言してらっしゃったので期待してます。
コメントありがとうございます。
大先生にお褒めいただけてうれしいです。
食べログの方は、
・もっと人に知られてほしい
・すでに書き込まれている評価が自分のものと比べて極端に低い
のいずれかに当てはまるお店に限り、レビューを投稿するかもしれません。
まあ年に何件もないでしょうが。。。