ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

お耽美の館へふたたび!/青山エリュシオンハウス

2007-04-20 22:43:33 | 東京のレストラン

あおやまエリュシオンハウス(イタリア料理/青山)

*「地上の楽園」で極楽ディナータイム

青山の閑静な住宅地(っていうか、高級マンション街)に佇む豪奢なゲストハウス。なんとお邸(=お店)の前で執事がお出迎えというスタイルに度肝を抜かれます。

一昨年の秋に某ドラマが縁で初訪問を果たしてから、ず―っと再訪を願って止まなかったレストランです。
シェフが変わりメニューも一新したという噂を聞き、覗いたHPもすっかりリニューアルしていた!

最近はワイン持ち込みのミニオフ会っぽいディナー続きだったので、たまには女2人でゴージャスなお食事を―と週末に予約を入れてみました。写真を撮りまくってきたのでUPします。
※小さな画像はクリックで拡大します。

エントランス壁面の赤薔薇



エントランスの壁面+天井一杯に散りばめられた深紅の薔薇(さすがに生花ではない)を見よ!
ちなみに、お店の名前「ELYSION」とは、ギリシャ神話で神に選ばれた英雄達が暮らす「地上の楽園」を意味しているとか。

店内
高い天井に大きな窓、テーブルの間隔はたっぷり。
高級感のわりに落ち着いた雰囲気です。

天井には豪華に煌くシャンデリア、照明はぐっと抑え目です。
(写真を撮るにはランチタイムでないとキツイ) 


デートにオススメの窓際席    お庭の噴水

噴水のあるパティオを臨むサンルーム部分がメインダイニングとして使われています。
多角形のその建物は全面(高い天井に至るまで)ガラス張りで、開放的ながらもゴージャスなコンサバトリー。

おムーディなテーブル上の灯り
さぞかし気取ったお店なのかと思いきや、接客は拍子抜けするほど気さくで、ホールスタッフはソムリエを含めてみんなフレンドリーな人ばかり。

記念撮影的なものもひっくるめ写真は撮り放題だったし。

〓いただいたお料理〓
13,000円のディナーコースです。

ベリーニ 
お庭の見える(と言っても真っ暗だけど)窓際の席で、食前酒にシャンパンカクテルをオーダーしディナースタート。

Antipasti

前菜
ひと口オードブル、好みのものを自由に選べます。

冷前菜
天使海老と米茄子

オプション
無理を言ってコースに組み入れていただいた花ズッキーニのフリットは、モッツアレラチーズを挟み込んでセモリナ粉を薄くまぶして揚げたもの。
これにレモンを絞っていただくんですが激ウマ~!で大満足。

温前菜
鶉・フォアグラ・帆立貝 の温かいサラダ フレッシュ木苺風味
出てきた時点で微妙に冷めていたのが惜しまれるものの、フレッシュの木苺をふんだんに使っていたのでまあいいか。

Primo Poatto

タリアテッレ
手長海老と空豆のアメリケーヌソース

Secondo Piatti

魚料理
鱸と春キャベツのストゥファート ポロ葱のフライ添え

肉料理
特選和牛フィレ肉の炭火焼

Dolce

ドルチェ
本日の特製ドルチェをワゴンより好きなだけ!(これがワゴンの全種類)
好きなだけなんて言うからつい「全部でもいいの?」って聞いちゃったじゃないか! 結局全部食べるハメになった(食べられてしまう自分がコワイ)。

似たようなテイストのものがなかったことも幸いし、まさかと思ったけれど見事に完食…。軽く自己嫌悪に陥りました。


カプチーノ


自家製パン
くるみとイチジクを練りこんだものとフォカッチャ。オリーブオイルでいただきました。


まさに太陽のワイン!

■PLANETA CHARDONNAY
プラネタ シャルドネ
シチリアワインのファンだと言ってソムリエさんに選んでいただきました。
まばゆい黄金色に輝くその色はまさにラベルの太陽のよう。野性味とエレガンスを兼ね備えたプレミアムワイン。
アルコール度の高さも考慮すると「少し高めの温度(14~16℃)でゆっくりと」というソムリエさんのお言葉にも納得。
注がれてから約1時間後、室温くらいになった頃に味わいの複雑さが増して、よりスケールアップした感じでした。
※詳細データは こちら をご参照ください。

お料理は下手な創作的小細工ナシのシンプルイタリアンなので、個人的には好ましいと思います。
食材も十分に吟味してあるようですし。

実は別コースの前菜「花ズッキーニのフリット」がどうしても食べたくて、別料金(1,000円)でコースに加えてもらいました。イケメンソムリエさんに選んでいただいたシャルドネ「PLANETA」(11,000円)も合せると、1人あたりの支払いは22,550円也。久々の2万円超えです。
今になって思い返せばかなり強気なお値段と思えたりするものの、非日常的雰囲気に圧倒されて上手く丸め込まれたせいか、当日は全く気になりませんでした(^^;)。私、なんたって「雰囲気最優先」女なもんで。特に「非日常」は大好物ですの。
まぁ立地や雰囲気、至れり尽せりのサービスなど、総合的には「適正」ではないかと。


小菓子               貴腐ワイン

この日、実は料理の出てくるタイミングが非常に悪くて、あきらかに何か厨房でトラブルが発生していたと推測されたのですが、「本日はお待たせしてしまって申し訳ありません」の後の怒涛のサービス攻勢にはビックリ。
ようやく食べ終えたと思ったてんこ盛りドルチェの後、小菓子と呼ぶには立派すぎるサイズの生チョコ、マカロン、フィナンシェ3点セットが登場、さらに貴腐ワインまで!
ここまでされると逆にすっかり恐縮してしまった次第です。

青山エリュシオンハウス
□11:30~15:00 18:00~23:00 
□日・祝日定休
□港区赤坂8-2-10 
□03-5786-3380
※このお店については 2006/08/29の記事 でも紹介しています。

2013/05/23 画像16点調整、3点リサイズ

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