七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

野鳥観察会~”大三島愛ランド自然倶楽部自然探検隊”

2006年11月05日 | 大三島での生活
「そろそろ、冬鳥が渡ってきたので、野鳥観察会をしませんか」
O君より、いつもの快活な声で電話があった。
O君は、我々よりも早く、大三島に,脱サラしてIターンした新規就農者で、
無農薬有機栽培野菜作りを頑張っている、魅力的な好青年である。
彼は、無農薬で野菜を作ることに熱心なだけでなく、
大三島の自然を愛し、環境を守り、より良くしたいという熱意があり、
実にエネルギッシュに様々な活動をしている。
そして、我々にも、イベント参加などに、時々声をかけてくれる。
大三島は、海も山も里もあり、
 瀬戸内海は渡り鳥のコースにもなっていて、
 「野鳥の宝庫」だそうである。
 大三島では、100種類位の野鳥が見れるらしい。
野鳥観察を楽しみ、野鳥観察データーを、「大三島野鳥マップ」にして、
”大三島の自然の素晴らしさを知り、守っていきましょう”ということらしい。
大三島の野鳥に興味のある夫は、大喜びで、仲間入りをする。

今朝2時間あまりで、見れた野鳥は
水辺の鳥
☆カルガモ、ハシヒロカモ
 カルガモはくちばしの先が黄色で、ハシヒロカモは、くちばしが黒い。
☆ゴイサギ、アオサギ、コサギ、ダイサギ
 サギといえば、白鷺しか知らなかったが、シラサギはいないらしい。
 それぞれ、色、大きさ、少しずつ違う。
 我家の前の堤防にも、アオサギは、よくやってくる。
☆カワセミ、セグロセキレイ
 カワセミは、きれいな瑠璃色で憧れの鳥らしい。
 私は、一瞬水辺から飛び立つのを見れた。
 セグロセキレイは、我家の畑でも、姿を見せるようになった。
 ハクセキレイとの区別が難しい。

カルガモ ゆったりと泳いでいる。カルガモの親子が見れるのは春?


夫がみかんの枝で彫ったアオサギ


里の野鳥
☆セッカ、ホオジロ、ジョウビタキ
 ホオジロもジョウギタキもとても、ひとなつこっくって、我家の軒下にもいつも来る。
 ホオジロとセッカは、似ているので、今度確かめてみよう。


鳥は、種類だけでなく、季節、雌雄、又個体によっても、
羽の色、くちばしの色と微妙に違うので、見分けるのが、実に難しい。
皆で、双眼鏡を覗きながら、「胸の色が、くちばしが、脚が」と、
発見をいろいろ報告しあいながら、識別する。
参加した女の子は、素早く鳥を見つけるのがとても上手だったが、
「鳥を見る(種別の確認)のは、ややこしい」と嘆いてた。
私は、鳥を、双眼鏡で捕らえるだけで、手間取っている。
だから、設置したフィールドスコープで、鳥を見せてもらうと、
きれいな羽毛や可愛い目を真近かに見れ、感動する。
首を縮めて木に止まっていた、ゴイサギは
丸こっくて白いネコのように見えたけれど、
フィールドスコープで見ると、本当にサギだった。

私は、いつもの野鳥観察スタイルで参加した。
双眼鏡、O君編集の野鳥の小冊子、
それに、七曜工房の鳥のブローチにみかん笛。
みかん笛は、参加する子供達が、興味をひき、
「おばちゃん、これなに?」と、すぐ友達になれる。


ブローチ ”トビ” ケヤキ材 漆塗り

みかんの木クラフトシリーズ ”ひよこ笛”

夫は、みかんの木で、大三島の鳥をテーマにしたクラフトをいくつか作った。
パズルで遊んだり、インテリアとして飾ったり、はし置きにできたり・・
飾るだけでなく、何か実用的かつ楽しいものをと、頭をひねった。

みかんの木クラフトシリーズ ”はし置き&パズル・鳥”

(トレイ ナラ材 オイルフィニシュ仕上げ 七曜工房作)

みかんの木クラフトシリーズ ”パズル・みかんの木”
大三島で見られる7種類の鳥を組み合わせると、みかんの木になる。