なみゴンのヒマだったら日記

自分の日々の記録と戯言

2009-05-07 22:40:29 | 
二日目、朝起きて窓を開けると外は雨。
せっかくの旅行なのに残念である。
朝食を済ませホテルを出発し、今回の旅のメインである、和歌山の太地へと向かう。
実は、太地にある「くじらの博物館」を見学して、太地で鯨料理を食べるというのがこの旅の本来の目的なのである。
バチあたりと言われそうだが、俺にしてみれば、前日に訪れた伊勢神宮はオマケ程度なのである。

太地への道中、紀伊長島の道の駅で休憩したのだが、そこでマンボウの串焼き&から揚げが売ってたので、試しにマンボウの串焼きを食べてみたが、意外においしかった。
途中、一部で渋滞に巻き込まれながらも、十二時過ぎに太地に到着。
腹も減っていたので「くじらの博物館」の手前にあった鯨料理専門店で鯨を食す事に。
俺が頼んだのは鯨定食なるもので、鯨の刺身、鯨のベーコン、鯨の竜田揚げ、鯨の尾のみ、おまけでマグロの刺身のセットというものでした。

まずは、鯨の刺身をしょうが醤油につけて食べてみるが、半冷凍状態で刺身自身に味はなく、しょうが醤油の味しかしない。
次は鯨のベーコン、これも特にベーコン自身に味はなく、柔らかいゴムを食べているような食感だった。
次に鯨の竜田揚げ、食べ始めはおいしいと感じたのだが、どんどん噛み続けると鯨独特の臭みが出てきて・・・小学生の時給食でよく食べたそのままの味でした。
尾のみ、これも食感はゴムみたいな弾力性があり、尾のみ自体に味はなく、かけられてた酢味噌の味しかしませんでした。
おまけのマグロはふにゃふにゃしてて、「なんじゃこりゃ???」ってレベル。
鯨料理を食べた感想、俺の口には合いませんでした。もう少しハッキリ言うとマズかった。

小学生の時、竜田揚げを食べて「マズイなぁ~」と感じてた事は、結局大人になっても変わりなかったですね。
大人になったらおいしいと思えるんじゃないか?そういう淡い期待も込め、鯨料理を食べてみたんですが・・・。
それを改めて確認したかったので、ガキの頃以来食べてなかった(というか、食べる機会がなかった)鯨料理を食べてみたかったんですよ。
まぁ、確認出来てよかったです。
ただ、ウマイ、マズイに関わらず、商業捕鯨は復活させるべきですね。

食事を済ませた後は「くじらの博物館」へ。
鯨の骨格標本、実物大模型、鯨の生殖器模型などなど、他にも捕鯨に使う用具など、鯨に関するありとあらゆる資料等が展示されてまして、非常に興味深かったです。勉強になりましたわ。

というか、予想以上に来館者がいたのでビックリしましたね。
まぁ、博物館の外にあるプールでは、イルカショーやらクジラショーをやってるせいもあって、家族連れが多かったんでしょうか。
雨も降ってたので、俺はイルカショーは見ませんでしたが。

さてさて、本来の目的も果たし残るは富山へ帰るのみ。
帰りは三重の津あたりから、高速道路で渋滞にはまり40キロちかくトロトロトロトロ走る。
その渋滞を抜ければ、あとは楽勝・・と思いきや!!敦賀~今庄間で事故の為通行止め
仕方がないので、敦賀で高速を一旦降りて国道8号を走り、再び武生から高速に乗る。
いやはや、それでやっとこさ富山に無事到着でしたわ。
まぁそれでも、今回の旅は予想以上の渋滞にはハマらなかったからそれだけで儲けもんですわ。




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