那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

温故知新

2010年11月05日 | 世直しのためにどうすべきか
戦いの中で絶対にやってはいけないこととは何か。

それは「自分を装飾して、嘘の報告を上げること」です。

正岡子規の子分、秋山真之の「天気晴朗なれども波高し 皇国の荒廃この一戦にあり 各員一層奮闘努力せよ」は、無駄な装飾が一切無い。天気から、最も大切な状況説明と、心がけを全てこの短文の中にこめている。

硫黄島を奇跡的に守り続けた栗林中将は、頭の悪い古参の幹部を「こんな下手な軍略で勝てると思うか」と怒鳴りつけて、自然の要塞であるすり鉢山からゲリラ戦をした。身内から相当に足を引っ張られたが、米兵が今でも尊敬する軍人として映画になった。

ところが、大本営発表になり、日本軍の被害のほうが多いのに、勝った、勝った、と嘘の宣伝を繰り返しだすようになると、もうお仕舞いです。

上司には、簡潔に、事実のみを報告すること。これが鉄則です。報告に嘘があると、将棋倒しのように疑心暗鬼に陥って、立て直すのに物凄い努力が要る。全くの無駄です。

本当に昔の日本人は凄かった。困ったときは昔を振り返ること。温故知新。


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