那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

恩師の思い出

2011年01月01日 | エッセー
いま正月の午後8時20分。忘れるといけないからここにメモします。
微笑禅の会の会員名簿はないかと探していたら名刺を入れる厚いファイルが出てきました。
大切な会員や愛国者の名刺はどこかに別に保存したのでしょうが、新保昇一先生の名刺が出てきたので、懐かしくなり電話しました。
 なんと25年前の早大院生のときの恩師なのに覚えていてくださった。
この人は、早稲田学院の英語の先生から大学で教えるようになり、教授法が判っている人で剣道の達人。当時名誉教授で現在80歳です。

 学生時代にも英語だけの授業をイギリス貴族に教えてもらったけど、院生になってからこの先生の授業をとることにしました。それで、「私は先生の授業についていけないかもしれませんが、出来るだけの努力はしますのでよろしくお願いします」とオリエンテーションで挨拶して2年取った。
 そしたらこの先生が僕を級長みたいにして、「立ち上がれ、先生に礼」等々を全部僕に任せてくれた。

 早稲田というのは、先輩が後輩の面倒を見る、という感覚で指導してくれる。損得は無い。だからこの先生と何回も飲んだ。
 ところがバカな同級生がいて、この先生を侮辱した。するとさすが新保先生、「俺とやるか、表に出ろ」と言った。教え子のバカはひたすら謝った。

そういう先生だから懐かしくて電話したわけです。案の定、お酒を召し上がっていらっしゃって、「俺たちの時代の早稲田は終わったよ。お前も体を大事にしろよ」等々、返事をしていただいた。ありがたくて涙がこぼれました。

私はこれから本格的に飲むので、このこと忘れないよう、このブログを備忘録として使います。