n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

サハリン州の第一歩の歓迎者はアリョウナ嬢でした

2017-06-21 17:27:07 | 人・交流

サハリンマンのサハリンとの最初の一歩を歓迎してくれた少女の話です。 

稚内からコルサコフ港へフェリーで到着してバスに乗り込みました。すると窓の外で私に手招きする女の子がいます。知り合いではないし・・・私は手を自分の顔を指して「私か」と尋ねました。そうだと頭を上下させる。 あわてて下車するとその子は「ロシアの小さな人形」と「写真集」を私にくれました。 突然の事で彼女に返礼のために渡す物が手元にないのです。

彼女はバスが首都ユジノサハリンスク市へ発車するまで見送ってくれました。プレゼントをもらった時に、自宅は何処かと聞くと手を指した場所がバスが停車していた向かいの二階建ての木造の家でした。 団体客でサハリン鉄道乗車旅行とのツァー名でした。 帰国時にお土産のお返しを買って彼女の自宅に寄ると不在で隣のバブシカが、お母さんは勤務している夕方帰る。アリョウナは学校でまだ帰らない。父親は船乗りで遠洋航海でしばらく帰らない。との回答をえて土産を渡して欲しいと頼んだ。 バブシカにはお礼として日本製タバコを1カートン渡しました。喜んだバブシカは又きて下さいと外まで見送りに着てくれた。 この縁が私をサハリン州を往来するきっかけを作ってくれたのです。 本当は「ハバロフスク」が本命だったのですが。

その後、アリョウナ嬢と母親との交流が始まりサハリン取材の前後には必ずお邪魔していました。 写真集はモスクワの北部ムルマンスク市に彼女家族は住んでいたとの事でコルサコフへ移住したのは最近の話であった。 アリョウナ嬢は将来「ビジネス関係」の学校へ進みたいと言っていました。すでに二十年余の歳月が経過しています。ご家族の皆さんがお元気で過ごしている事をお祈り申し上げます。

サハリン紹介番組ではアリョウナさん、お母さんにお願いしてコルサコフ公園の花壇に給水しているビデオカットがあります。次回公開します。

サハリンマンサハリンから購入してきたビーッの種の一部です。美味しく完食しました。

コメント
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