未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

他流試合

2018-11-25 17:29:06 | 大会
今日は聖武会館の大会に択実が出場の為応援に。以前尼崎支部にいた懐かしい顔も。試合志向故去って行った人達ですが話をしていると私も含め皆体型も考え方も色んなところが丸くなりました。

択実は再来週の全日本に向けて前哨戦。道場の先輩らに気合禁止令がでている中、一回戦は危なげなく効かすべきは効かして勝利。そう、妙に入れ込まなければナチュラルに破壊力があるんです。

で、二回戦…。お相手の方、デカすぎませんか(苦笑)

パンフに身長体重は記載されていませんが190を優に超えてます。択実が小さく見えるとは。加えてサウスポーで間合いが難しい様子。

そうこうしてると上段膝を綺麗に入れられ技有りを取られてしまいました。そのまま互いに有効打なく時間切れ。ダメージは無いもののあの判断は賢明です。効いてないから認めないでは将来に関わりかねません。

あの体格差では仕方ありません。逃げるも兵法、私なら棄権しますね(笑)よく闘いました。本人が清々しい顔をしていたのでそれが全てだと思います。勝利に取り憑かれて悲愴な顔をしているよりは健全な試合への向き合い方だと言えるでしょう。前回の全関西より精神的に伸びたのが見受けられます。いくらセンスがあっても試合に入れ込みすぎていると結局ルール在ってのものなので動きは才能ある者も凡才もそれ以下も最終的には十人並みになります。あとはその似通った動きの中で速いか遅いか、力が強いか弱いか、スタミナがあるかないか等の二元論勝負になる訳です。私は指導する側として稽古と試合への向き合い方を煮詰めていきたいのであります。

個人的には子供の大会が合同でない分アツい雰囲気のある大会だったと思います。やはり分けた方がいいです。経営という面では人数確保も大切なのでしょうが道場生の事を思うと子供は子供、大人は大人でやるのが理想。スタッフの疲労度も全然違ってきます。押忍の精神なんて言われても現実問題、皆仕事と生活がありますからね。地方から盛り上がっていくと中枢も何か感じてくれるでしょうか。




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