未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

発表一発目

2018-05-28 23:40:38 | 稽古
月曜日が稽古の川西教室。
結果発表が審査会翌日です。

今回は2名受験で6級を受けた最年少剣音は3ヶ月の保留。最後まで危惧してた左の下段払いが直らず(。-_-。)あとは上段蹴りの猛練習。対人だと上手いのでイメージする事を覚えれば覚醒するか?

1級を受けた光翔は注意点はありますが合格。次の昇段挑戦へ繋ぎました。5人組手のメンバーにも起用されましたしそれを自信へ繋げてくれれば。尼崎への出稽古を勧めたところ結構前向きなので期待したいです。

丁度発表前のタイミングで瑠夏が来てくれました。意外なことに吹奏楽部に入部したとのこと。今年の黒帯卒業生は文化部帰宅部が多いな(笑)楽器をするなら是非映画『セッション』を観なさい(*´ω`*)オモシロイヨ

閑話休題。
彼女ら2名の昇段がレジェンドにならないよう紡いで行かねば。その前に人数を増やさないと…
近々稽古時間を17:00〜18:00に変更する方向でスポーツクラブと相談中です。宜しく御願いします。

明日は東支部で発表です。





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少年部審査会

2018-05-27 23:23:14 | 審査会
尼崎東支部で今年度1回目の審査会を行いました。
毎回そうですが、黄帯以上になると雰囲気を掴むのか緊張感のある良い空気になります。初級は未だ未だこれから。

初級はチョット保留者が出過ぎましたね(°_°)
審査前に言った通り、審査会或いは習い事そのものと云うものは世間の正当な評価を受けに出るということです。飛び級した子も居れば不合格者も期限付きの保留者も居ます。

結果は変わらないのでそれをどう受け止めるかで今後輝きも腐りもするでしょう。目標があるのは尊い事ですが空手は審査や試合の為に在るのではありません。練習の為に練習するのか自分の為に練習するのかで技の受け止め方も話の聴き方も変わると思います。

御父兄の皆様におきましては結果を持ち帰ったお子さんと何故空手を習って欲しかったのか等、話をする機会にもなると思います。本気で挑戦した後なので結果に関係なくお父さんお母さんの想いは心に沁み入るかもしれません。長時間の応援ありがとう御座いました。






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才能のあるなし

2018-05-24 11:52:19 | 雑感
少年部の子が辞める時に親御さんから「向いていないので」とか「才能ないので」と言う事由をしばしば言われます。

家庭の方針ですので口出しは出来ませんが心中はチョット待ってくださいよ、と。何をもって空手の才能を測るのか私には解りませんが、才能がなければ続けちゃいかんのですか。正味な話世の人間の99%以上に才能は有りません。運が良くて見つかってない状態。誰にでも才能があるなんてあれは大嘘です。ないもんはない。序でに言うと空手をするのに才能など不要。

才能があるから良いのかと言えば必ずしもそうでもありません。挫折や孤独感が強く潰れてしまう人も間々居ます。才能の中にも差は有りますしそれを抱えて生きるのは中々辛い事だと思うのですが。そして秀才と天才は全く違います。

秀才は周りが求めたり期待する結果の80〜100点を出せる人。
天才は周りの期待など関係なく0点〜∞(上限無し)を生きる人。

才能はなくても秀才にはなれるのです。
才能が無いから出来た時の嬉しさも一入。出来て当たり前を求める大人には分からないかもしれませんがそんな時は自分の子供時代を思い出して。ほら、言うほど出来た子ではなかったでしょう(笑)大人目線で子に求めるのはフェアではありませんね。父さんは(母さんは)コレぐらい出来たなんて検証不能な事例を持ち出すのも卑怯です。

私はピアノが好きですが才能がありません。
好きなのに辛く続けられなかった理由は母に才能を求められたからです。今自分で練習していて初級レベルですが一小節ミスタッチなく弾けるだけで凄く嬉しいのです。出来ないのが分かっているから進んでいるのが分かるのです。

我が子に才能があれば鼻高々なのは分かりますが、何でも本人が楽しいから続けるのであって誰かの価値観に寄り添う為の作業として続けるものではないと云うことは考えて欲しいかなと思います。

我が子と云うだけで完璧でそれ以上のものはありません。



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アメフトの反則に思う

2018-05-15 14:08:20 | 雑感
今話題の日大アメフト部の悪質な反則に関するニュース

何て最低な野郎でしょう。選手は監督の指示に逆らうとスタメンから外されたりするパワハラへの恐怖もあったのかも知れませんがやった事実は変わりませんし限度もあるでしょう。両名とも傷害事件として告訴されれば良いと思います。

そしてこれを見て思ったのは先日のJr.大会。同じ様な子がいるものでしかも自流の中に居るのが嘆かわしい。その選手は優勝回数も多く親もそれはそれは熱心に入れ込んでいますがそれが重圧になっているのか反則を減点手前までなら是として戦術に入れている節があります。その子の試合を審判するのは初めてでクリーンではない印象は持っていましたがまさかこんな汚い選手だったとは。

狙っているのが下腹部への膝蹴り。準決勝では身長差から当たっているのかなと思いましたが決勝では体格に差は無い中で明らかに狙って蹴っているのが分かりました。危ない時や上手く試合が運べない時に蹴り始めます。決勝に上げるべきじゃなかったと後悔しかありませんが結局注意止まりで逃げ切って優勝。

この選手にしろアメフトの選手にしろ周りからどういう目で今後見られるかを考えてプレイしないと自分で活躍の場を狭めていると気付かないもんでしょうか。私に同い年の子がいていざ対戦となった時は危険させますね。道場生でも一度親御さんに確認を取ります。この1分半で将来子供産めなくされても困るじゃないですか。アメフトも今後日大とは組まないと言われてるらしいですし、その時が良ければ何でもいいと言う精神はスポーツや武道の風上にも置けません。ストリートファイトでもしといてくれませんかね。

この手の選手は近いうち全く勝てなくなるでしょうね。伸び悩んで自滅していくでしょう。反則に頼る精神の弱さから打開するまで待てない筈です。対戦選手も安易な対策としては蹴られようが蹴られまいが羊飼いの少年よろしく下腹部おさえて蹲るだけで減点まで持っていけますからね。試合数が豊富であれば初見でない人も増えるのでマークも広がるでしょう。審判とて人間ですから気に入らないものは気に入らないと心象が働きます。

相手在って自分が在るということを忘れてはいけませんし、その精神が根付いてない内は身体能力が高かろうが試合には出てこないでほしいものです。




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【基本】上段揚げ受け【稽古】

2018-05-14 15:41:33 | 基本稽古
《立ち方》
内八字


《防御箇所》
頭部及び顔面


《留意点》
基本的に頭を守ると考えて下さい。腕が頭より低いと守れませんので腕の角度を鈍角に調整しましょう。順序としては

① 一度上に上げた手を体の前に下ろします。
② その上に引き手を重ねます。
③ ②の腕を上げて受けます。

慣れてくると①と②は同時に行います。更に慣れてくると①〜③が一挙動となるように。分割を意識しすぎると上級帯でも動きが止まって二挙動の受けになっている人も多く居ますので流れるような受けを。相手の攻撃は途中で止まりません。

初心の頃は手刀を受けるイメージで。しかし実際手刀で襲われるシーンは考え辛いので中級以降は武器や顔面への突きを想定した受けを。武器を腕で受けると当然腕は負けますので得物を持つ腕を制するイメージが大事ですね。立ち方が硬いとその腕を抑える一歩が踏み出せませんから足の状態にも十分気をつけます。




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