イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

濃緋色

2021年03月27日 | イコン
ミュンヘンでアウディの塗色をしている、車体色を決定している方にお会いしたことがあるんですね。

ドイツはエコロジー先進国なので、
車体に使う塗料も
人体にも使えるようなものになっていて、
日本の化粧品メーカーも使用しています。

青森駅が少しずつ新しくなるそうで、
鉄オタの方々の動画を拝見していましたら
北斗星を引いていたEF81機関車が停車していました。
その機関車は濃緋色、こきひいろ、なんです。
カシオペアの丸いプレート?をつけていました。
明日、カシオペアは青森から盛岡へ移動するのですね。

その濃緋色、画像検索してみてください、
EF81機関車の検索でも見れます。
何とも言えぬ赤なんです。
もちろん、車体なので、マットではなくグロスの艶やかな色味になっているのですが、
EF81の美しい色を見ることができて、幸せを感じました。

私は少しだけ鉄なのですが、
きっと、それは、車体の色の美しさに惹かれたのだと思います。
父と追いかけたD51の美しい黒、
終点に近づくと煤煙で、
その黒も霞んできますが、
古くなっても、
蒸気機関車の黒は素晴らしいです。
ターナーも、その黒について書いていますね。

最近の日本の車の色も様々な色が使われてだして、
アウディの方と話した時に教えてもらった色が
ようやく販売されるようになってきました。
海外、ヨーロッパの顔料屋さんは、そうそう安売りはしない。
顔料さえも国の産業だからです。


なんと、コナン君の新しい映画も「緋色の弾丸」
お子さんたちに緋色とは、どんな色か、教えてあげてくださいね。



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リフォーム詐欺

2021年03月26日 | 岡山
前に温水器と書いていましたが、
給湯器なんだそうです。
その、壊れた給湯器の、その後です。

我が家の給湯器は三菱というメーカーで、
三菱創業者は湯島の母の実家のお隣でした。
母は戦争中、創業者の邸宅に避難させてもらったそうです。
その邸宅、岩崎邸は見学できます。

その三菱の給湯器は家の購入時に元々ついていて、
中古家屋についていた給湯器ですから、建築時からついていた古い給湯器です。

2、3年に一度、その給湯器の点検の人が来ますので、
最初に給湯器を取り付けた業者かと思っていました。

昨年、また点検に来られて、
「もう部品がなくなるので、交換時期です。」と言うのです。
そして、三菱のローンを今組んだら、月に1万円払って10年間で100万円払ったらいいですから」と言います。

給湯器に100万円⁉️
その業者が言うには、
「室外機が高いんですよ。本体と合わせて100万円です」と言います。
給湯器と本体合わせて、きっちり100万円と言うのも奇妙です。
さらに「風呂場をごっそりユニットに取り替えたら、
給湯器セット付きでお安くしますよ。
この風呂場は古すぎる」と言います。
この、古すぎる、という言葉に、
コイツ信用ならん、と確信しました。
私に売りつけたいのが、見え見えです。

当時はまだ息子も結婚してなく、
彼女さえいなかったのですが、
咄嗟に嘘を言いました。
「うちのお嫁さんは息子より甲斐性があるので、
家を丸ごと建て替えると思います。
ですから、いくらボロでも、風呂場も給湯器もほおって置いて‼️」
ときつく言いましたら、すぐに帰りました。

もうひとつ、奇妙だと思ったのは、
「隣の⚪︎さんも100万円で取り替えた。うちがやりました」と言ったのです。
我が家の給湯器が古かったので、お隣の新しい給湯器の型番を調べたら
室外機、工事費合わせても100万円もしないものだったんです。
⚪︎さんは認知症もある高齢者で、昼夜関係なく、
2時間も水を撒きまくるので、ご近所でも問題にしている人です。
「これは、騙して金を出させたな」と、すぐにわかりました。
おそらく、50万くらいのところを倍出させて、自分の会社でとっているわけです。
私は高齢者介護はしていますが、赤磐のイコン画家夫婦みたいに、
よそのお宅の高齢者や認知症者から、
罵られたり、金を出せと言われたり、
岡山の文化賞をよこせと叫ばれたり、
個展会場に夫婦で来てバカだと言われたりした、
とんでもないイコン画家夫婦の経験がありましたから、
よそのお宅の高齢者には一切関わらないことにしています。

あのイコン画家は
「私は札幌ハリストス正教会の神父の娘だから、私の描くイコンは高いんだ」と言っていましたので、
ニコライ堂に確かめましたら、父親は札幌の神父でしたが、
本人はただの信徒なだけで、ニコライ堂とは全く無関係だそうです。
あれは宗教詐欺ですから、騙されないでください。
岡山のギャラリーがろくに調べもせずに、販売していた事実にも驚くばかりでした。

⚪︎さんが金を出したかったんだから、それでいいだろう。
それに、この業者が本当に給湯器を取り替えたかもわからず、
適当に話しているかもしれません。

そして先月、いよいよ給湯器も室外機も壊れたわけですが、
私は給湯器を作った三菱に連絡しまして、三菱の修理の人に来てもらいました。
修理に来てもらうと、点検費や人の派遣費用がかかるわけですが、
その修理の人が「いろんな会社で見積もりは取れますが、
うちで買ってくださったら、点検費等はいりません。
見積もりを出させてください」と言われます。
これが普通の業者さんの言い方だなと思いました。
そして、出てきた見積もりは、給湯器、室外機、諸々の部品、工事費合わせて43万でした。
これが妥当ですよ‼️

そして、三菱の方に、例の怪しい業者のことを話しましたら、
「知っています、❌❌という会社ですよね」と言われたのです。

つまり、給湯器は外から見えるので、
古い給湯器を狙って点検しに来て、
高額な給湯器を売りつける会社があるのです。
特に、高齢者世帯を狙うそうです。

岡山市のホームページでも、
リフォーム詐欺の注意が書かれています。


隣も工事した、と言うのは
この手の詐欺の常套句らしい。

こんな詐欺に引っかからないためには、
まず、製品を作った会社に電話して
修理を頼んだり、
確かな地元の業者を紹介してもらうことだと思います。

高齢者を狙ったリフォーム詐欺は、私のまわりでも聞いています。
今の家を購入した時にも
弟の嫁の親族からも、リフォーム詐欺にあいかけたことがあり、
その時には、不動産屋がおかしいことに気づいて、
リフォーム詐欺にはあいませんでした。

もう我が家は古い家ですから、
少しのことは自分たちでリフォームしようと思っています。
下手くそでも、元々ボロだしね。

高齢者の方々、高齢者と離れて暮らしている方は充分お気をつけてください。
 
親がリフォームばかりしていて、
高額な領収書を見て、初めて詐欺に気づいたという子ども世代が、結構いるんです。
お気をつけてください。



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花時計