木燃人の波止場

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1504 大相撲 九重部屋・稽古見学

2016-06-22 08:00:00 | 祭、イベント

  中学時代からの友達の従弟(今は故人)が経営する「陽光苑」という高級養護施設の一部に大相撲九重部屋が下宿しているので、その稽古風景を見学させて頂いた。名古屋場所(2016/7/10~24)に先立ち、6/23日まで、四日市市に滞在中。

この日は九重親方(元横綱千代の富士、元協会理事長)も来て、親方の厳しい叱責も見られ、分厚い胸にぶち当たるど迫力満点の音も身近に感じるなどの、真剣な稽古風景を見ることが出来た。(撮影2016.06.20(月))

  

 土俵正面中央の黒いシャツ姿が九重親方である。 今日稽古に参加の力士は5名と幕下の2名の計7名が稽古を行っていた。

幕下が兄弟子の胸を借りる姿ではあるが、取り組みではなく、土俵内を押して行くだけの、体力増強のようだ。 体力の限界を超えても尚且つ力を出し切る、厳しい訓練と見た。 なお、取り組みは別の所で、幕下どうしでやるらしい。

 

 力士の名前を聞いたが、今まで耳にしたことがない力士名は、残念ながら耳に残らず、帰って写真をネット上で調べるも、写真と名前が一致しなかった。

今の九重部屋の力士は、千代鳳(小結)、千代大龍(前頭16)、千代翔馬(十両2=モンゴル)、千代の国(十両3)、千代皇(十両7)、千代丸(十両12)の6名であるから、内一名は参加してないことになる。

 

 

 

幕下の二人は、取り組みは無く、土俵外でひたすら体力増強に励むのみであり、痛々しさを感じるほど厳しいものがある。 こんな苦難を超えて這い上がる一部の者だけが役付きになる、厳しい勝負の世界を垣間見た気がした。

 

養護施設の”ジム”で力士たちが生活しているようであるが、その入り口周辺の飾物の一部を紹介。

 

朝稽古が終わって、お帰りになる処を、施設役員の計らいで特別に元千代の富士関と並んで写真を撮って頂いた。

 

  以上、貴重な見学をさせていただき、友に感謝の半日であった。