術後すぐというのは、色々体から管が伸びています。
腕には点滴の管が刺さり、
尿管にはカテーテルが入っていて、
点滴棒の下の尿バッグに尿がたまります。
背中にはモルヒネ入りのプラスチックバッグをぶら下げていました。
ただドレーンとよばれる両足の付け根から伸びている管は私の場合無し。
これは同時期に同じ手術をした患者さん達に
なんで私より2本管が少ないのか?とよく聞かれました。
病棟担当D女医に同じ質問をぶつけてみると
C先生の方針です、との分かるような分かんないような返事。
ドレーンから出てるのはリンパ液?
リンパ廓清してるしね。いっぱい出てるって事かしら。
んで何で私はその管いらないんだ?
D女医は体内で吸収されるから、という論理でしなかったと言われました。
新しいやり方なのかな、その頃ドレーン無しというのは病棟で私だけ。
D女医は続けて
ま、ドレーン入れないと高熱がでる場合もあるんですけどね・・・
えっ私も38度までは熱がでましたよっ!
んでも、ドレーン無しで高熱というのは、ハンパない高熱になる場合もあるそうで
その後外来になった時
「熱出るかな~と思ったけど出なくて良かったね~」と
C先生からも言われました。
38度じゃヒヨッコって事でしょうね。
でも体感的には38度あると結構だるいっすよ・・・
その熱があった時
看護師さんにだるい事をいうとアイスノンを持ってきてくれました。
アイスノンが効いてるのかどうかもよく分からなかったのですが
次第にブヨブヨとなり生暖かくなるアイスノン。
そうなるとやっぱり冷たいのが欲しい。
ブヨブヨのアイスノンは頭がぐらぐらして気分が悪いし。
でも「だるい」とか「苦しい」は言えても
「だから○○が欲しい」とは中々いいづらい。
そういうのは医師とか看護師が決めるもので
患者が侵しちゃいけない気がしてました。
でもKさんと(前回はココで登場)おしゃべりしていた時
ふいにKさんが
「かもちゃん、アイスノン取り替えてもらいなよ」
「・・・・やっぱりそう思う?でも看護師さん点滴取替えにきてもアイスノンの事言わないし~」
「でも全然冷たくないでしょ?」
「言ってもいいのかな?」
「大丈夫だよ」
というやり取りの後、病室に顔を出した看護師さんに頼み
交換してもらえました。
そっかー、自分の希望って言っていいのか~(にんまり)
ここで初めて気付きました。
この後、抗がん剤の副作用で口内炎なった時も
「薬下さい」といえるようになったし
(薬もあるけど・・・って言われてからだったけど)
同じく抗がん剤投与後、外泊できるなら
土日外泊したいと希望を言ってみたり
(条件付きでOKが出た)
誕生日は出来るだけ入院したくないと言ってみたり
(先生は採血を早めてくれたけど、結局白血球数が戻らなくてダメだった)
自分の希望をいうと、案外協力しようとしてくれる先生や看護師もいるんだなぁと感じました。
でも良い患者仮面をかぶって、つい「大丈夫です」と自分で言っちゃう時もあるし
「そーゆーことは出来ません」とバッサリ斬られた事もあるのですが。
でも入院が続いている内に、分かっていく当たり前のことも
患者にとっての初めての経験が必ずある訳で、
言った事が通ればラッキー!ぐらいに考えて
どんどん言ってみた方がいいのかなと、今は思います。
腕には点滴の管が刺さり、
尿管にはカテーテルが入っていて、
点滴棒の下の尿バッグに尿がたまります。
背中にはモルヒネ入りのプラスチックバッグをぶら下げていました。
ただドレーンとよばれる両足の付け根から伸びている管は私の場合無し。
これは同時期に同じ手術をした患者さん達に
なんで私より2本管が少ないのか?とよく聞かれました。
病棟担当D女医に同じ質問をぶつけてみると
C先生の方針です、との分かるような分かんないような返事。
ドレーンから出てるのはリンパ液?
リンパ廓清してるしね。いっぱい出てるって事かしら。
んで何で私はその管いらないんだ?
D女医は体内で吸収されるから、という論理でしなかったと言われました。
新しいやり方なのかな、その頃ドレーン無しというのは病棟で私だけ。
D女医は続けて
ま、ドレーン入れないと高熱がでる場合もあるんですけどね・・・
えっ私も38度までは熱がでましたよっ!
んでも、ドレーン無しで高熱というのは、ハンパない高熱になる場合もあるそうで
その後外来になった時
「熱出るかな~と思ったけど出なくて良かったね~」と
C先生からも言われました。
38度じゃヒヨッコって事でしょうね。
でも体感的には38度あると結構だるいっすよ・・・
その熱があった時
看護師さんにだるい事をいうとアイスノンを持ってきてくれました。
アイスノンが効いてるのかどうかもよく分からなかったのですが
次第にブヨブヨとなり生暖かくなるアイスノン。
そうなるとやっぱり冷たいのが欲しい。
ブヨブヨのアイスノンは頭がぐらぐらして気分が悪いし。
でも「だるい」とか「苦しい」は言えても
「だから○○が欲しい」とは中々いいづらい。
そういうのは医師とか看護師が決めるもので
患者が侵しちゃいけない気がしてました。
でもKさんと(前回はココで登場)おしゃべりしていた時
ふいにKさんが
「かもちゃん、アイスノン取り替えてもらいなよ」
「・・・・やっぱりそう思う?でも看護師さん点滴取替えにきてもアイスノンの事言わないし~」
「でも全然冷たくないでしょ?」
「言ってもいいのかな?」
「大丈夫だよ」
というやり取りの後、病室に顔を出した看護師さんに頼み
交換してもらえました。
そっかー、自分の希望って言っていいのか~(にんまり)
ここで初めて気付きました。
この後、抗がん剤の副作用で口内炎なった時も
「薬下さい」といえるようになったし
(薬もあるけど・・・って言われてからだったけど)
同じく抗がん剤投与後、外泊できるなら
土日外泊したいと希望を言ってみたり
(条件付きでOKが出た)
誕生日は出来るだけ入院したくないと言ってみたり
(先生は採血を早めてくれたけど、結局白血球数が戻らなくてダメだった)
自分の希望をいうと、案外協力しようとしてくれる先生や看護師もいるんだなぁと感じました。
でも良い患者仮面をかぶって、つい「大丈夫です」と自分で言っちゃう時もあるし
「そーゆーことは出来ません」とバッサリ斬られた事もあるのですが。
でも入院が続いている内に、分かっていく当たり前のことも
患者にとっての初めての経験が必ずある訳で、
言った事が通ればラッキー!ぐらいに考えて
どんどん言ってみた方がいいのかなと、今は思います。