肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

夏の日帰り旅行 2018 肝臓友の会はるにれ会 場所決定!3500円 どなたでも

2018年07月03日 | 患者会
 
夏の日帰り旅行 2018 肝臓友の会はるにれ会 場所決定!

締め切り間近となってきました、友の会の会員以外の方も参加可能です。医療関係者の方がた、患者さんの生の声を聞くのも有用かと思います。是非ご参加検討ください。

いよいよ、肝臓友の会はるにれ会の日帰り旅行の準備の時期になってきました。
2018年は北海道ふとみ銘泉 万葉の湯に決定。
是非、ご参加下さい。私も参加します。いろんな方が参加して、お互いの頑張りを褒めあうそんな楽しい旅行になってくれたらと思います。
肝臓病とどうつきあうか食事療法や日常生活での工夫、いろんな体験が飛び交う楽しい会です。会員でなくても参加可能です。是非ご参加下さい。2018.4.16作成 2018.7.3追記

夏の日帰り旅行のご案内
日時 2018年7月14日(土)
場所 北海道ふとみ銘泉 万葉の湯
集合 10時50分 JR札幌駅北口 鐘の広場
解散 17時
参加費用 3500円
申込締め切り日 6月30日(土)17時まで
申し込み 事務局長 品川
 もしくはこのブログのコメント欄を利用ください。会員でなくても参加可能です。
電話 011-708-8080(午前9時から午後4時半まで)
   肝臓クリニック札幌の電話を併用しています。
フェイスタオル、バスタオル、ボディシャンプー、シャンプー、リンス、乳液、ひげそり、館内着はあります。
各自、健康保険証を持参してください。
自家用車や路線バス等でお越しの方は、事前に申し込み担当者までご連絡をお願いします。
キャンセルのときは、7月7日(土)までに申し込み担当者へご連絡をお願いします。以後キャンセルは、実費をいただきます。

1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果? ケアネットさんから

2018年07月03日 | 学会研究会報告新聞記事など
 

1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果?

コーヒーに絡んだ研究成果が発表になりました。今度は、コーヒー1日3杯以上(1杯240mlって多めでない?)のむと肝臓での入院するリスクが21%さがるというもの。死亡リスクを下げるには有意な関連はなかったみたい。
どんなコーヒーでとかは書いてないけど。コーヒー好きな人には嬉しい結果ですね。日本茶にもきっとそういう効果有ると思うのだけど。くれぐれもそのためにコーヒーを増やして飲もうとすることはしないように薬のような効果があるという話しではないですからね。

以下ケアネットさんからの抜粋です。

1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果
提供元:HealthDay News
* 公開日:2018/07/03
*

 コーヒー好きには朗報かもしれない。コーヒーを1日3杯以上飲むと肝疾患を予防できる可能性のあることが、新たな研究で示された。1日に3杯以上のコーヒーを習慣的に飲んでいる人は、全く飲まない人と比べて肝疾患による入院リスクが有意に低減したという。研究の詳細は、米国栄養学会(Nutrition
2018、6月9~12日、米ボストン)で発表された。

 米ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院のEmily
Hu氏らは、アテローム性動脈硬化症に関する前向きコホート研究であるARIC(Atherosclerosis Risk in
Communities)研究のデータを用いて、コーヒーの摂取量と肝疾患に関連した入院や死亡リスクとの関連を調べた。対象は、同研究に参加した45~64歳の男女1万4,208人。1日当たりのコーヒーの摂取量は、1987~1989年および1993~1995年の追跡調査時に実施した食物摂取頻度調査票の回答から評価した。

 その結果、参加者は小さめのカップ(約240mL)で1日当たり平均2杯弱のコーヒーを摂取していた。また、中央値で24年間の追跡期間中に肝疾患関連の入院は833件発生し、同じく中央値で26年間に238人が肝疾患関連で死亡した。

 解析の結果、人種や所得、健康状態や食事内容で調整後も、コーヒーを1日3杯以上摂取すると肝疾患に関連した入院リスクは有意に21%低下することが分かった。一方で、1日3杯以上のコーヒー摂取と肝疾患による死亡リスクとの間には有意な関連はみられなかった。

 以上の結果から、Hu氏は「適度な量のコーヒーを飲むことは、肝疾患リスクの低減と関連することが分かった。コーヒーの摂取は肝臓に有害ではないとするこれまでの説を裏付けるものだ」とコメントしている。

 米ノースウェル・ヘルス、サンドラ・アトラス・バス肝疾患センターのDavid
Bernstein氏は「これまでに計43万人以上を対象とした複数の大規模研究で、コーヒーを摂取すると、特に過食や飲酒の習慣がある人で肝硬変のリスクが有意に低減することが報告されており、今回の結果は目新しいものではない」と話す。しかし、Hu氏らの研究は、近年集積しつつあるコーヒー摂取が肝疾患の進行リスクの低減に有効とするエビデンスを支持するものだと付け加えている。
 なお、学会発表された研究結果は、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものと見なす必要がある。