こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

末娘のおみやげはステンシルのハンカチ・・・日本の障がい者の重い事実を・・・

2014年01月24日 | 日々のつぶやき
今夜はグループホームに入ってる末娘が帰宅するなり、「ママへおみやげ!」作業所で私のために一生懸命作ったステンシルのハンカチ。

好きな色を選んでポンポンと打ったそうです。「一日にどのくらい作るの?」と聞いたら、「たくさん!」>サビ三毛ピッチのジャンプショー

「たくさんって何枚くらい?」と聞くと「いっぱいだから…」娘は言葉はわりあい豊かですが、数字の概念は小さい時からいろいろと工夫したけど、どうも苦手。

私が嬉しいから写真に撮って大事に使うねというと、ご機嫌で、いつも嫌がるお風呂を一緒に楽しくできました。

今日「きょうされん」という障害のある人びとのゆたかな地域生活を支える制度づくり、地域づくりをめざして取り組んでいる団体からの署名が届きました。

障がいある人の56%が年収100万円以下(障がい者年金を含んで)で、99%が年収200万円以下。

しょうがい者の6割弱が親と同居。家族依存となっています。親亡き後はどうなるか…という日本のしょうがい者の重い現実があります。

娘のようにグループホームに入所できれば、親亡き後も何とかなる。けど、まだまだグループホームは少なくて、事業者にとってもモウケどころか運営が難しいので、今の制度のままでは、増えていかない現状があります。
特別支援学校のハンドサッカー大会


娘も、今、作業所に週5日通って頑張ってますが、工賃は平均月5000円程度。年額でも6、7万円くらいでしょうか。それに障がい者年金2級を受給できたとしても年額77万8500円なので、所得は足しても年額85万円いきません。そのほか障がい者手当は月1万5千円程度もらえるようですが、それでもやっと100万円程度です。

このような中で、グループホームでの生活は月10万円はかかります。これでは、日用品を買うこともできないという金額です。グループホームに入所したばかりの娘の部屋

自立支援法が、障害者総合支援法になっても、ほとんど変わらず、負担が重い状況です。障がい者も一人の市民として地域で安心して暮らせるよう年金の引き上げや支援の制度を見直すことが必要です。

今日は、午前中は議会特別委員会。議会条例の制定と議会費の削減についての委員会ですが、私たちの作業部会はその視座として、議員とは何か、どうあるべきか、という根本的なことを発表しました。議員は市民全体の代表であり、市民全体の福利のために行政のあり方をしっかりチェックし、市民の声を代弁していく、その視点から議会費をとらえていくことが大切だと思います。

午後は、災害時の避難所になっている地元の第3小学校の防災備蓄を見て、防災課の方の話を伺ってきました出初式のときに、地域の自主防災部長から、備蓄の毛布が古くて臭い、とっても使えない状態だということを聞いたので、自分の目で確かめなくっちゃっと。2階の一部屋が備蓄部屋になっていましたが、備蓄品の張り紙が平成13年度のままでした毎年、いろいろと補充はしているようですが、現状が示されていない…毛布は、20年ほど前に業者にパックしたものがそのままの状態。灯光器は古いものがたったの2個。
トイレも少ない…これで、今、大きな地震が起こって、電気も水道も止まったら、避難所は夜が大変です。
職員の方に話を羽化がると防災課は5人という少ない人数で、なかなか大変なようです。想像したより、備蓄品が少なく、点検などもできていないので、震災時の状況を想像して必要なものは予算要望していくべきと言ったら、なかなっか財政が厳しいから…と。

都市計画道路3・4・10号線の150mの延伸に35億円もかけている場合じゃないよね、それより、避難所の備蓄品を充実させておく方がずっと緊急だよ
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