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日本で唯一となった「レコードカッティング技術者」手塚和巳さん

2007-08-31 | 文化を考える

日本で唯一となった「レコードカッティング技術者」手塚和巳さん

静かなブーム支える職人=レコード人気じわり-唯一のカッティング技術者

 リタイアした団塊世代を中心に「アナログの音にはデジタルと違う温かみがある」と、レコード人気がじわじわ盛り上がっている。大手メーカーによるLPの復刻盤発売が相次ぎ、家電量販店ではレコードプレーヤーの売れ行きも好調だ。この静かなブームを陰で支えているのが、日本で唯一となった「レコードカッティング技術者」手塚和巳さん(56)だ。
 大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」(東京都港区)は8月と10月、幅広いジャンルにわたる計100タイトルのLPを復刻発売する。担当者は「市場調査などで、懐かしい曲を若いときに慣れ親しんだレコードでもう一度楽しみたいとの声が多く、再発に踏み切った」と説明。
手塚さんは横浜市鶴見区の印刷・レコード製造会社「東洋化成」の社員。レコード製造工程のうち、アルミ製の「ラッカー盤」と呼ばれる原盤作りを、高校を卒業して18歳で入社して以来担当している。一時期は同社のカッティング技術者は6人いたが、現在はアジアでも手塚さん以外にいないという。(時事通信社記事から)

 




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