この「奇妙な本」が売れた頃
おかしな本が、売れることがある。ぱらぱらめくるとメモ?落書き?、日記の類だろうが、蛾までスクラップかい?、全ページこのようなもの。本のタイトル「ミスタービーンの秘密の日記」、そうミスタービーンことローワン・アトキンソンの本である。当時、わたしもそのしぐさと憎めない表情、なによりもその想像を超えた行為に笑い転げたものである。何故、唐突に・・・と思うかもしれませんが、テレビを何気なく見ていたらローワン・アトキンソン(ミスタービーン)さんが神妙な顔で・・・あの英国王室の・・・見たのである。驚いたのは、わたしの頭に(唐突に)浮かんだのがこの本・・・このことに驚いたのである。これがまことに支離滅裂、記憶の断片というものが実在することに、驚いたのである。レコードの電子化作業をしながらのあれこれで・・・このようなことをしているからか、時間が後戻りする。こんな本、買う奴なんていないなと思いつつ、買ったことを思い出したのである。