中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
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映画『荒野の七人』をDVDで見る

2007-06-30 | 映画・TVを見る

映画『荒野の七人』をDVDで見る

黒澤明監督作品『七人の侍』を、西部劇に見立てて作った『荒野の七人』。黒澤さんには悪いが、私は原作よりも好きなのです。舞台はメキシコですが、ストーリーはほぼ原作に忠実に作られています。だから、面白いのはストーリーではないのです。もうお分かりですね、そう七人の俳優です。『王様と私』のユル・ブリンナー。その相棒となる射撃の名手に『ブリット』のスティーヴ・マックィーン。ニヒルなナイフ投げの達人にジェームス・コバーン。男性化粧品マンダムのチャールズ・ブロンソン。荒れ果てた土地の、砂塵舞うしなびた町の風情の中で馬を駆る男たちの魅力といったらない。なかでも、私はチャールズ・ブロンソンのフアンなのです。そして、たまらないのは音楽・テーマ曲を作ったのはエルマー・バーンスタイン。ちなみに、監督は『大脱走』『ガンヒルの決斗』のジョン・スタージェスです。

 


金沢駅から片町まで『まちバス』が走る

2007-06-30 | 金沢を歩く

金沢駅から片町まで『まちバス』が走る

金沢の中心商店街がやっと巻き返しに出たか。県庁が郊外に移転してから、香林坊・片町を中心とする「繁華街」に元気がなくなった。空きビルを眺めながら「金沢も空洞化していくのかなァ」と思っていると、『まちバス』のニュースが飛び込んできました。これまでにも『ふらっとバス』(乗り降り自由100円)が市内を走っていましたが、『まちバス』は無料で走るそうです。運行時間に制限があるものの、お年寄りにはありがたい試みだと思います。私ですか?私はまだまだ若いのでバスなんかに乗りません、歩きますよ。(中日新聞記事から)

 

 


ロックガーデンにかれんな花が風に揺れている

2007-06-30 | 科学・環境を考える

ロックガーデンにかれんな花が風に揺れている

白山の自然に似せて岩を組み合わせた“お花畑”。白山の高山植物を低地で育てようと、旧白峰村が一九九八年に白山高山植物研究会(会長・清水建美金沢大名誉教授)と始めた。二カ所あるロックガーデンには百種類前後の高山植物が植えられ、五月末ごろから咲き始めた。現在咲いているのはニッコウキスゲのほか、薄紫色のマツムシソウ、黄色のミヤマアキノキリンソウ、白色のヤマブキショウマなど。岩の間のあちらこちらでかれんな花が風に揺れている。(中日新聞記事から)


湯涌創作の森2

2007-06-29 | 金沢を歩く

湯涌創作の森2

ここ『湯涌創作の森』では宿泊もできます。版画や染色に必要な道具や材料はすべてここでそろいますし、指導者もいます。もちろん見学するだけでも楽しいと思います。古い建物を移築し、工房として使っています。ずいぶんPRしました。私は、若い頃からよく湯涌温泉周辺をスケッチしました。金沢、とりわけ卯辰山周辺とこのあたりが私は好きなんです。地域環境は少しずつ手入れをしていかないと、すぐ寂れてしまいます。下手な手入れをすると醜くなるものですが、金沢市はうまく手入れをしています。

 


湯涌創作の森

2007-06-29 | 金沢を歩く

湯涌創作の森

金沢の郊外に湯涌温泉があります。そこには、私のブログでも取り上げた『夢二美術館』があります。少し高台になりますが、近くに『湯涌創作の森』があります。この景色はそこから眺めたものです。ここは私の好きな場所ですので、これからブログに載せていこうと思います。金沢市には、魅力ある芸術(美術・音楽・演劇など)施設があります。『湯涌創作の森』もそのひとつといえます。ここでは「版画や染色」などが制作することができます。

 


DNA(デオキシリボ核酸)の中を電流が流れる

2007-06-28 | 科学・環境を考える

DNA(デオキシリボ核酸)の中を電流が流れる

細胞の核にあり、遺伝情報を担うDNA(デオキシリボ核酸)の中を電流が流れることを、大阪大産業科学研究所の真嶋哲朗教授(光化学)の研究グループが突き止めた。DNAの2本の鎖がつくる二重らせんの幅は2ナノメートル(ナノは10億分の1)。これを利用してナノサイズの「電線」ができれば、半導体など超ミクロの電子デバイスの作製につながる。DNAに電流が流れる可能性があることは指摘されていたが、そのルートはわかっていなかった。真嶋教授らは、実験によって、電流は二重らせんの鎖の部分ではなく、二つの鎖の間にまたがっている塩基を伝わって流れていることを初めて確認した。 研究グループは、10~100個ほどの塩基が並ぶDNAを人工的につくってガラス基板に張り付けた。一方の端に光増感剤を、もう片方の端に蛍光色素をくっつけ、ガラス基板の裏から紫外線を当てた。すると、光増感剤から正電荷が発生し、反対の端まで移動して蛍光色素と反応し、蛍光を消す現象が観測できた。4種類の塩基の並び順によって、電気が流れる速さが変わることもつかんだ。(アサヒコム記事から)

 


ハトシェプスト女王のミイラと特定

2007-06-28 | 文化を考える

ハトシェプスト女王のミイラと特定

エジプト考古庁は27日、1903年にエジプト南部ルクソールの「王家の谷」で、英国の考古学者ハワード・カーター氏らに発見された女性ミイラについて、古代エジプト第18王朝のハトシェプスト女王(在位紀元前1502年~同1482年)と特定したと発表した。同女王はファラオ(王)を名乗った数少ない女性。古代エジプトの女王としては最長の20年以上にわたり、前例のない権力を振るったほか、古代神殿建築の最高傑作と言われ、ルクソールにあるハトシェプスト女王葬祭殿を造営したことで知られる。CT検査で奥歯が欠けていることが判明し、すでに女王の所持品と確認されていた木箱に残されていた奥歯とDNA鑑定で一致した。ミイラは身長約165センチで、50歳ぐらい。がんで死去したとみられるという。(読売新聞記事から)一体のミイラから、ここまで分かる時代になったんだ。これからの科学が、過去と未来をどこまで読み解けるのだろうか。私たちの未来に、科学の眼が光を当ててくれることを願いたいものです。

 

 


想い出のイタリア14b

2007-06-28 | 旅の記録

想い出のイタリア14b

16世紀半ば、政争の末にフィレンツェの覇権を握ったメディチ家。権力を掌握した後も政敵が絶えず、当時の当主コジモ一世が建設を命じたのが、自宅(現ピッティ宮殿)と執政所(現ウフィッツィ美術館)を結び、メディチの一族だけが市内を安全に通行できる空中回廊です。この回廊の長さは約1kmにも及び、今日では設計の名前取った「ヴァザーリの回廊」と呼ばれています。回廊内部には、ルネサンス期の偉人達を含む肖像画が数多く並び、また、窓からはフィレンツェ市内の様子を見下ろす事ができます。ヴェッキオ橋を渡りきった突き当りには短い分岐もあり、メディチ家の人々が外に出なくても礼拝できるように作られたサンタ・フェリチタ教会内部のメディチ家専用バルコニーをご覧頂く事が可能です。


想い出のイタリア14a

2007-06-28 | 旅の記録

想い出のイタリア14a

イタリアは、都市国家としての歴史があり、それぞれの街に個性があります。歩いていて楽しい街が多いのですが、美術の宝庫である「フィレンツェ」が好きです。古代にはエトルリア文明が栄えたトスカーナの州都フィレンツェ。 ルネッサンス発祥の地であるフィレンツェはあらゆる意味での芸術に溢れ、ダンテ、ミケランジェロ、ドナテッロ、ロレンツォ・イル・マニーフィコ、サヴォナローラ、マキアヴェッリなど歴史上の著名人を思い浮かべるときりがありません。街を流れるアルノ川の右岸には一際目立つドゥオーモとジョットの鐘楼、市政庁の置かれるヴェッキオ宮、ボッティチェッリの作品でお馴染みのウフィツィ美術館、メディチ家所縁のサン・ロレンツォ聖堂、サンタ・クローチェ/サンタ・マリア・ノヴェッラ両教会、左岸には広大なボーボリ庭園を持つ美術館ピッティ宮など、街のパノラマが美しいミケランジェロ広場からの写真を掲載していきます。