日本8強ならず 死闘PK戦で敗れる
日本-パラグアイPK戦で敗れ、がっくりと肩を落とす日本代表イレブン=29日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で(河口貞史撮影) |
【南アW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日の29日、2大会ぶりに16強に進出した日本は、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場での決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦した。延長でも両チーム無得点で決着がつかず、PK戦で日本は3-5で敗れ、初の8強入りはならなかった。PK戦では、パラグアイが全員成功したのに対し、日本は駒野友一(磐田)がクロスバーに当てて失敗した。日本はここまで3試合と同じ布陣が先発。前半に松井大輔(グルノーブル)のシュートがクロスバーに当たるなど決定機をものにできなかった。その後は、互いに決定力を欠き、ゴールは決まらなかった。(中日新聞)
PK戦には、どうにもならない要素が隠されている、「魔物がすむ」「天使が微笑む」などと表現されるほどに天に左右される、誰の責任でもない。試合が終われば、勝敗に関わらず「さわやかな風」を感ずる、それがサッカーというスポーツです。前後半の90分+延長戦30分+PK戦、これほど過酷な体力の消耗、技術+精神力の闘いを要請されるスポーツはない。若い選手にとって、ワールドカップ・サッカーに出ること(経験)の意味は大きい、確実に成長する。