消費増税関連法案の国会提出を受け、政局は新たな段階に入った。消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表のグループは衆院採決時に照準を合わせ、野田佳彦首相への圧力を強める構え。野田政権の最重要法案が否決されれば、首相は退陣か衆院解散かの選択を迫られる。法案成立には野党側の協力が必要だが、見通しは立っていない。民主党内で何人の造反者が出るかも今後の焦点で、執行部には動揺も見える。消費増税法案の提出に対し、小沢元代表に近い野田内閣の政務三役4人は30日夜、直ちに抗議の辞表提出のため首相官邸を訪れた。記者団から「元代表と相談したのか」との質問が飛ぶと、牧義夫厚生労働副大臣は「いちいち相談しなくても小沢先生の考えは承知している」と語った。元代表からの「命令」は29日に発せられた。元代表は自身が主宰する勉強会で、消費増税法案の閣議決定に反対する考えを強調した上で、「人間として筋道を通していくことは非常に大事だ。こういうときには政治家として本当に真価を問われる」と発言。参加した小沢氏系議員は出処進退の決断を迫られたものと受け止めたようだ。民主党の衆院会派勢力は291人。閣議決定には同意した国民新党も「(採決で反対する可能性は)ある」(下地幹郎幹事長)としており、自民、公明両党の協力が得られない場合、民主党から53人が反対に回れば法案否決が現実味を帯びる。元代表は法案否決の可能性をちらつかせて、政権運営の主導権奪取を狙っているとみられる。国会では、民主党の鈴木克昌幹事長代理と樋高剛総括副幹事長も辞任の意向を固め、輿石東幹事長と会談。鈴木氏は辞表提出は見送ったものの、「このままの状況だと10人、20人という単位で辞表が出てくる可能性がかなり高い」との見通しを伝えた。会談後、輿石氏は表情をこわばらせ、記者団の取材には応じなかった。輿石氏は29日に造反者の処分に言及したばかり。その翌日、小沢グループの集団辞任の動きが発生し、輿石氏のメンツはつぶされた形となった。もっとも、小沢グループも一枚岩ではない。奥村展三文部科学副大臣は30日午前、衆院議員会館の元代表の事務所を訪ね、「(副大臣を)続けさせていただく」と伝えた。元代表は「それはそれでいい。一政治家の判断だ」と応じた。(jijicom)
どうやら、小沢一郎さんの「思惑通り?」に「政局」になりそうだ。考えてみれば、「政権交代」したものの、鳩山由紀夫さんの迷走も、菅直人さんの綱渡りも、小沢一郎さんの「口先公約」の押しつけに翻弄され続けたようにも見える。鳩山由紀夫さんも、菅直人さんも、小沢一郎さんの理解も協力も得られず、背後からの攻撃(口撃)にさらされたと言っていい、野田佳彦にしても「関ヶ原の合戦」のようだ。「政局」という混沌に強い人、ではあるが、この人がこの国の政治にどれほどの貢献をしたのか・・・これには疑問符がつく。これからを考えると、この人がいないほうがいいのでは・・・「政権交代」がもたらしたものと言えば、官僚たちの困惑(自公政権の方がやりやすい・丸投げしてもらいたい)、地方自治体の困惑(中央とのパイプ・利権構造が不安定になる)、加えてアメリカの困惑(グローバル経済の先行き不安・軍事構想の不透明要素)などをもたらしたと言える・・・確かに「自立国家」への一歩(踏み出し)としての負荷ではあるが、実際には「四面楚歌」の状況を創り出した。鳩山由紀夫さんは踏ん張りきれずに倒れ、菅直人さんも対応のまずさもあって倒れた、いずれも小沢一郎さんの「無自覚さ」に起因していると、わたしは捉えている。この人の策謀はとどまらない、「政局」は己が主役、注目度は増す人心と富をもたらす・・・しかしながら、もはやそれは「幻想」でしかない、国民には何ももたらさない。
















