Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

Mr.しも vs Mr.レモ 総括

2014-09-13 05:40:28 | ストーリー
主役登場!?Mr.しもがほこワン2014参戦!?



帰国直後のMr.しもにMr.レモ撃退令!



Mr.レモがインタビューに応じ、しもを挑発!



Mr.しもがMr.レモに怒りの反論!



Mr.レモがMr.しもに不意打ちのレモドリラー!



Mr.しも、Mr.レモ戦前コメント



Mr.しも vs Mr.レモ(試合動画)



Mr.しもが偽者レモを成敗!



ほこワンの出場者募集中に
読者の方のアイディアが本となって
生まれたのがこのストーリーです。
狙いは色々あったのですが
禁断のテーマに挑戦してみたいというのも
このストーリーを始めた理由の一つでした。
この総括こそが、本当の私の戦いです。


以降は恒例の収録裏話です。
ネタバレを含みますので、試合を見ていない方は
先に試合動画の方から見てくださいね!



―Mr.レモ―

Mr.しもをリスペクトしているのではなく
「あんなファイト、オレでもできる」と
Mr.しもを侮った気持ちで真似ているというのが
彼がMr.しもになりすました理由です。
ただ、彼はMr.しもの上っ面を
真似ているに過ぎず
本質的な部分は真似できていない
んですよね。
文字通りの紛い物です。

名前に関してですが
一見すると「Mr.しも」と見間違いやすいという
至極単純な理由から命名しました。


―狙い―

このストーリーを展開した狙いは
大きく分けて3つありました。

1つは、Mr.しもの成長を見せたかったこと。
ほこワン以外では勝ちパターンを
披露できていないMr.しもですが
たくさんのトップレスラーとの試合を重ねて
それなりに成長しているんですよというのを
ほこワンが始まる前に見せておきたかったんです。

わざわざほこワン開幕直前の
このタイミングでそれを見せたことに関しては
もう1つ理由がありまして
それは先ほど挙げた狙いの2つ目にも繋がるのですが
ほこワンが終わった頃にまた
お話ししたいと思います。

最後、3つ目は
さんざん、裏話の方で書いていますが
禁断のテーマに挑戦してみたかったこと。
この禁断のテーマに関しては
更に後ほど後述いたします。


―試合展開―

表のテーマは、「偽者、模造品、イミテーション」。
「面白いことをすれば観客が喜ぶ」
Mr.レモは一言で言えば
そう誤解しているのですが
当然、プロレスというものは
そんなに簡単なものではないわけで。

この試合、Mr.レモはただただ自分が
面白いと考える動きに終始しています。

Mr.しもの技を受けることをほとんどしていません。
そして必殺技のレモドリラーまで出し切ると(2:40頃)
「やりたいことはもうやり尽くしました。
 後はお好きにどうぞ」とばかりに
Mr.しもにその後の展開を投げてしまいます。
うーん、なんてフリーダム(笑)

その後、怒りMAXに達したMr.しもが
プロレスの本質は戦いであるということを
Mr.レモに刻み込むかのような
ヘッドバット3連発からのしもボムで完勝
します。

この描写に関しましては
「Mr.しもの癖に・・・」と
賛否両論あるかもしれませんが
勧善懲悪ということでご理解いただければと。


―無意識、無自覚な自己中心的ファイトスタイル―

さぁ、いよいよ裏のテーマ
オンラインプロレス界のタブーとされる領域に
踏み込んで行きたいと思います。
あぁ、怖い・・・。

この試合の裏テーマとなるのが
この「無意識ガチ」などと揶揄されるスタイル。
本人はプロレスごっこをしているつもりでも
相手とプロレスごっこを成立させるだけの
信頼関係を築き上げるに至らなかった場合、
その対戦相手にとって自分は
無意識ガチだった・・・ということになります

ポイントは、自分からの視点ではなくて
相手の判断に委ねられるということです。

プロレスゲームでプロレスごっこをする
という遊び方に関しましては
こちらの動画を見ていただいた方が
わかりやすいと思いますので参照してください。



ではなぜ対戦相手との
信頼関係を築けなかったのか?
これは大きく分けて2つの要因が考えられます。

①自分自身の力量が足りなかった
②対戦相手の要求が大きかった


私は、所詮はただのプロレスゲームと割り切って
相手に対して過剰な要求はしないように心がけています。
逆に言うとそう考える以外に
信頼関係を築く方法はないとも思っています。
熱くなってはイカンのです。

今回、この試合動画ではあえて
Mr.しもとMr.レモの間に
信頼関係が芽生えなかったパターンを
映像化してみました。

たぶん、業界初の試みだと思います(笑)

以下、なぜ信頼関係が生まれなかったのか
具体的に説明していきましょう。


―奇襲からの打撃技ラッシュ―

プロレスらしさを演出する為なら全然ありなのですが
たぶん初対面の相手にこれをやると
「あぁ、勝ちたい人なんだな」
思われてしまうと思います。
序盤は半時計回りに動くと
「プロレスを知っている人だな」と
思ってもらえると思います。


―場外と場内を行ったりきたり―

実況でも語っていますが
試合のリズムを変えるために
劣勢な方が使うのであれば効果的なのですが
攻めているMr.レモが使ったところで
ただ相手をバカにしているだけになってしまいます。
相手をおちょくるアピールなどは
効果的に使わないと
「精神年齢の低いコなんだな」
思われてしまうのではないでしょうか?

難しいのは、この後ボコボコにやられる展開を
意識しているのであればむしろ効果的であるということ。
この辺りはプロレスのお約束みたいなものを
十分に理解していないと
理屈がよくわからないかもしれませんので割愛します。


―厨二技の連発―

コレは本当に危険ですね。
Mr.レモの技で例を挙げると
ウェーブダンスからのパンチや噛み付き、
急所攻撃などがそれに当たります。
クリエイトフィニッシャーで作った
急所攻撃連発からのぐるぐるパンチなんて
愚の骨頂ですよ(笑)

過度に使うと先ほどと同じように
「精神年齢の低いコなんだな」
思われてしまうことでしょう。


―相手の技を受けない―

この試合でいえば
コーナーでの攻防を切り返したMr.しもが
ようやく反撃かというタイミングで(1:28頃)
ほとんど技を受けずにMr.レモが
再度やり返してしまっています。
これをされたときの気持ちは
「あぁ、自分の見せ場が取られちゃった」
「自己主張の強い人なんだな」
そんなところでしょうか。

極論になってしまいますが
自分が5発攻撃したのであれば
相手の技を5発受けるくらいの気持ちでないと
プロレスごっこは成り立ちません。
自分が攻撃したい気持ちはわかりますが
攻撃されているのではなく
攻撃を受けているのだと考えると
やられている場面も見せ場の1つと
発想を転換できると思います。


―ターン交代が下手―

さんざんやりたいことをやった挙句
後は煮るなり焼くなりお好きにどうぞと
展開を投げられてしまっては
たまったものではありません。
もうね、「オフラインでやってくれ」と。
「オレはトレーニングモードのデク人形か」と。

これはあくまでも私の個人的な意見に過ぎませんが
ターン交代ってやられている側にとって
最大の見せ場だと思うんです。
「ベタだから嫌だ」という方もいるかもしれませんが
ロープダッシュで反撃を誘うというのは
とても大事なんじゃないかなと。
実際のプロレスでも
それがターン交代の契機になることって
かなり多いと思うんですよ。

余談ですが、私はオリジナルキャラを作るときに
必殺技や得意ムーブ(一連のラッシュ攻撃)以外に
必ず相手のロープダッシュ時に
どのように反撃するのかも設定していますし
実在レスラーで遊ぶときも
どんな技で返すか、確認しておきます。


―肝に銘じておくべきこと―

自分のやりたいことができるようになって三流、
相手を光らせることができるようになって二流、
観客を意識して試合ができるようになれば一流。


私が勝手に自分自身に掲げている指針です。

結局、何が大事かと言いますと
プロレスのリングは戦いを見せる場であり
悪ふざけをする場ではないということ。


「Mr.しもに言われたくない」と反論されれば
それまでなんですけどね(笑)

そしてこれまで長々と書き綴ってきましたが
一番罪であることは
相手に自分のスタイルを強要すること

だということを忘れてはいけません。

もし、うまく信頼関係が築けないまま
試合を終えてしまったとしても
「それはそれ」と笑って済ませる寛容さが
何よりも大切
だと私は思っています。


―総括を終えて―

長々と書き綴りました
オンラインプロレス界禁断のテーマ
いかがでしたでしょうか?

個人的には、こんなに神経質になって
総括を書いたのは初めてです。
もう2度とこんな重いテーマは
背負いたくないですね(笑)


―今後の展望―


次は、オリジナルレスラー16人参加による
シングルマッチトーナメント
ほこワングランプリ2014でお楽しみください。

毎日、格闘漫画の原作を描いているノリで
参戦レスラーの紹介を書いていますが
これが本当に楽しいんですよ。
「気持ち悪い」とか言わないでください(笑)

現在、15名のレスラーが出揃いましたが
いよいよ明日で全選手出揃いますよ!
・・・あっ、今日(13日)は申し訳ありませんが
ちょっとお休みさせてください。

これまでも書いてきましたが
XBOX360版でWWEシリーズを遊ぶのは
今作が最後になると思います。
これまでお世話になったフレンドの皆さんと
最後にこんな大きな花火を打ち上げられて
私は本当に幸せ者だと思います。



最後・・・!?
いやいや待て待て。
実はもう1つだけフレンドの皆さんとの
特別企画を考えているんです。
ヒントはこの画像。
実現できるかどうかは
フレンドの皆さんに懸かっています、ニヤリ。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2014-09-13 10:47:41
しもVSレモ
ガチ外人さん無意識ガチに多いパーターンを凝縮してくれた教材動画として良い感じだと思いました。
何時もなら、しもさんの動きに小者臭(キャラ的に良い意味で)を感じるのですがレモがお子様すぎて、しもさんが大人の様に感じたぐらいです。
動画の難点は衣装が同じ色合いで遠めに見るとどちらだったのか分からなくなる事ですね

急所攻撃を受けるしもさんに対し嬉しそうなミックさんが一番印象的でしたw
ミックさんドS?
返信する
追記 ()
2014-09-13 10:53:46
しもさん足踏まないでw

企画楽しみにしてます。
返信する
Unknown (Mr.しも)
2014-09-13 21:31:11
>麗さん

ゲームなんですから
お互いが楽しめるのが一番なんですけどね。
あくまでもスキルアップを考える方の
指標にしてもらえれば幸いです。

あと、足踏んでましたスマソ。
返信する
それと・・・ (Mr.しも)
2014-09-13 21:34:37
あと、ミックさんがドSなのはガチ。
返信する
Unknown (スパンキー)
2014-09-15 12:27:27
このゲームが、もっとプロレスらしい展開や間を再現しやすい方向に、どんどん進化してくれればホントは嬉しいのですが、、、、
最近の流れはそっちの方にはあまり行く
気配が無いですもんね

ただ、色々やりづらい制約のある中で
いかに上手く表現できるか
それを模索しながらやるのも一つの楽しみ
であるのは、確かですね

まあ、ゲームの作りに文句言っても
しょうがないですからね(笑)
返信する
同意です (Mr.しも)
2014-09-15 14:14:30
>スパンキーさん

私も同じ考えで
与えられた材料をいかにうまく使って
自分の見せたいものを再現できるか
そこに楽しみを見出しています。
あれもほしいこれもほしいというのは
いくらでもあるんですが
それはもう、諦めてます(笑)

ただ、以前はできたことが
できなくなるというのだけは
勘弁してほしいものです。
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