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食と酒にまつわるエトセトラ

強い子

2016年06月25日 | グルメ

『ひらじぃ』の大将と、三宮『亀遊』さんで開催された「巌 酒の会」に行ってきました。
「巌」を醸す群馬県の高井株式会社の11代目蔵元である高井幹人さんが来てくださいました。

まずは「純米 俺のにごり」で乾杯。
昨年のにごりを保存しており、少し落ち着いた感があります。
酒粕の風味が残ります。

高井さんの声がいい(笑)
冗談めかして、学生時代は野球部で、野球の技術はイマイチでレギュラーになれなっかたけれど、声出しの技術だけはしっかりと習得したそうです。
いい声も素敵ですが、お酒の話がすごくわかりやすいです。

「燗にしても面白いと思いますよ」

高井さんの一言で「俺のにごり」を燗にしていただきました。
最初に酸味がパッときて、甘みが追っかけてくるような味わい。
変わりますねぇ。

高井さんに燗にして旨い酒の見わけ方を教えていただきました。
(燗映えすると思ったのに失敗した経験があるので。。。)

「それぞれに適温があって燗しない方がいい子もいます。常温で飲んで強い子は熱をかけても大丈夫です」

「強い子」とは、味わい・輪郭がはっきりしているお酒だそうです。
なるほど! 納得! 
強い子という表現が私のイメージとピッタリと合いました。

「巌」は基本的に強い子で、燗でも美味しいです。

「晩酌 巌」
「辛口 上撰」
「特別純米 雄町」
「特別純米 雄山錦」
「純米吟醸 拙」
と、常温と燗で両方いただきました。
味が変わります。
これは日本酒ならではの愉しみです。

「純米吟醸 舞風」
このお酒はその他のお酒と比べるとちょっと弱い子かな。
燗にすると、ちょっとクタっとしてしました(笑)

とってもいい勉強になりました。

『亀遊』の料理も美味しかったです。
器も美しかったですね。

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