なりたいじぶんになる (旧30代後半女子・TGP込みの日記)

結婚2年目で3回目の人工授精で妊娠!2014年に長女出産。2018年、2回目の体外受精で次女出産。アラフォー母の日記。

出産レポ③

2018-06-30 09:28:53 | 次女出産関連
そんなこんなで、痛みをごまかす方法を、だんなさんの助けを借りて、その場で模索しながら頑張っていた。

そのうち、長女の時に辛かった、いきみ逃しをしなければならなくなるのだろうな、もうすぐかな、あーいやだな。

そんなことを考え始めていた。
長女の時の出産で、いきみ逃しが本当にキツく、あの感覚は二度と経験したくないと思っていた。
でも、出産間近になると、やってくるので、覚悟を決めなければと、陣痛のなか、思っていた。

そうこうしてると、助産師さんと先生の話している声が聞こえてきた。
「ひっかかってますね」とか言っている。
何かわからないが、引っかかっていてはまずい。なんとかしてくれ。

すると、助産師さんが、「いきんでみようか」と言った。
えっ、いきみたい感じまだないけど、もういきんでいいの?
この時のわたしにとっては、相当嬉しい言葉だった。だって、いきむって、もうラストスパートってことじゃん!
よっしゃ、頑張る!!

ということで、終わりが見えたというのと、あの苦しかったいきみ逃しをせず、いきなりいきんで良いということで、やる気が出た。

で、助産師さんの合図により、いきみ開始。
あー、くるしー!しんどー!
何回いきんだかわからないが、多分頭が出たくらいか、痛すぎて大絶叫。
我ながらよくこんなでかい声出すよなと思いつつ、でも痛すぎて仕方ない。

そんなわたしに、助産師さんが「上手よ!」とか、「もうすぐ会えるよ!」と励ましてくれたので、その言葉を信じ、頑張れた。

で、そんなにたくさんはいきんでないけど、もういきまなくていいと言われ、ハッハッハッという呼吸をするように促され、そうし始めたら、ドゥルンとついに生まれた。

もう号泣。
やっと会えた!ずっとこの時を待ってた。

赤ちゃんを抱っこさせてもらえ、さらに号泣。あー、かわいい!
何気なく触ったほっぺが、あまりにも柔らかくて驚いた。その時の感覚は、いまでも残っている。

助産師さんには、「上手なお産でしたね。」と言ってもらえ、先生には「冷静でしたね」と言ってもらえ、嬉しかった。

で、先生に、会陰切開はしたのかと聞いたら、してないとのこと。する暇がなく、急に進んで出てきてくれたとのこと。
さらに、診察してもらうと、傷もないし、出血もすくないとのこと。

時計がなかったので、今の時刻を聞くと、朝の4時台との返事。病院着いたのがその日の深夜2時22分(駐車券に印字されていた時刻)。出産したのが4時17分。
2時間もかからず生まれてきてくれた。しかも切開なし、傷なし。親孝行すぎる!

達成感、幸福感でいっぱい。そんな気持ちで、分娩室でしばらく休憩していた。


つづく。

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出産レポ②

2018-06-24 09:58:31 | 次女出産関連
だんなさんには立ち合ってもらう予定だったので、分娩室まで一緒に移動。

水分補給のために、まずはペットボトルの水に、それ用のストローをセッティングしてもらうよう指示。 元々不器用な人なので、手間取っているのが、陣痛中でも伝わってきた。

点滴をされ、NSTのベルトを巻かれ、足にはなんかカバーをはめられ、下の消毒をされ、などなど、慌ただしく出産への準備がされていった。

陣痛中ではあったが、助産師さんたちの手際の良さに感心。

で、陣痛に耐えられるよう、あらかじめ、写真を持ってきていた。それは、長女がまだ1歳の時に、わたしの両親、だんなさん、わたし、長女で、動物園に行った時の写真。
まだ、その時は、父は病気を発症しておらず、げんきに笑っていた写真。
それをお守りがわりに、陣痛中に見ることにより、乗り越えられそうな気がしたので、荷物の中に入れており、だんなさんにそれを出してもらい、陣痛中が落ち着いたら眺めて、気合いを入れていた。

でも、まあそれにしても痛い。痛いので、お腹をさすっていたが、さするとNSTの器具が動いてしまうので、多少はさするのを我慢してみた。

あー、痛いな。どうやって気を紛らわそうかと思っていた時、そうだ、動画でも見てみようと思いついた。
で、だんなさんにわたしのスマホを持ってきてもらい、長女が小さかった時の動画や、父と長女がじゃれている動画をたくさん見て、紛らわせた。

やはり、父の姿を写真なり動画なりで見ると、「きっと今も応援してくれているはず!がんばろう!」と気合いが入った。

でも、痛みもどんどん強くなり、目を開けとくのもつらい。
たまたま汗を拭くためにタオルを目の上に置くと、視界が遮断され、妙に集中でき、これはいいと思い、途中からはずっとタオルで目を隠していた。

で、次に思いついたのは、何か気合いを入れるために音楽をきこうということ。
なので、だんなさんにYouTubeで、ドリカムの「何度でも」や、ミスチルの「名もなき詩」を流してもらって、自分を奮い立たせた。

これらの曲は、不妊治療中のつらいときなどにもよく聞いていて、自分を励ましていた。
そのつらいときからすると、今は、あと少し頑張れば、ずーっと何年も会いたかった赤ちゃんに会えるという、本当に幸せな時間。
なので、「頑張れ、自分!」という感じで、痛みに耐えながら、不妊治療中のツラくて悔しかったことなどを思い出しつつ、耐えていた。

われながら、冷静だよなと思う。



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出産レポ①

2018-06-22 13:39:03 | 次女出産関連
病院に着いたのは夜中2時20分くらい。
総合病院なので、夜間救急の入り口の前で、まず私1人で車から降り、だんなさんは駐車場へ。

入り口入ったところすぐにある、夜間の窓口で、陣痛が来たことを告げると、紙を渡され、書くように言われた。

名前や予定日などをお腹が痛い中頑張って書いていると、だんなさんが荷物を持ってやってきた。

そこから産婦人科の陣痛室や分娩室までは結構歩く。なので、はやくそこまでたどり着きたいのだが、なにせ陣痛中、しかも2分間隔。

痛みがおさまっている隙に、ダダダーっと廊下を走り、痛みが来たら、廊下の手すりを持って休憩し、ということを繰り返して、なんとか産婦人科の宿直の窓口へ到着。

そこにはなごやかに談笑しているスタッフさんが2、3人いたが、すぐさま「陣痛がすでに2分間隔です」と伝えると、空気が一変し、テキパキ仕事モードに切り替わるのがこちらにも伝わった。

で、まずは助産師さんに内診をしてもらった。
すでに結構な痛みだったし、陣痛2分間隔だったので、子宮口7〜8センチくらい開いてくれてるかなと期待していたが、まだ5センチくらいとのこと。
それを聞き、ちょっとショック。

うそーっ、こんなに痛いのに⁉︎

でも、「じゃあ分娩室行きましょう」と言ってもらえ、少し機嫌が直った。というのも、まず陣痛室へ移されるかと思っていたのに、いきなり分娩室へと言われたので、そんなに時間はかからないのかなと期待を持てたため。

で、パンツを履いていたかどうかは忘れたが、内診してもらったとこから、ダッシュで陣痛室へ自力で移動。
「大丈夫?歩ける?」と心配されたが、車イスへの乗り降りをしている時間があれば自力でサッサと移動した方が速いので、タタッと行けた。

で、そこから分娩台に寝っ転がり、慌ただしくスタッフさんが準備。
そして、そうこうしてたら、宿直の先生登場。で、その先生が、ちょうど自分の担当医だったものだから、「あら、先生!」と驚いた。と同時にホッとした。 初対面の先生である可能性もあったが、そうじゃなく、自分のことをよくわかってくれている先生だったので、運も良かったと思う。



つづく


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ついに本陣痛キター

2018-06-21 12:49:39 | 次女出産関連
出産話の続き。

連日の前駆陣痛に参って、精神的にも肉体的にも追い込まれていたが、これじゃいかんと気持ちを立て直したのが良かったのか、6月1日(出産前日)は、開き直れた。

この日も夕方から前駆陣痛あり。
どうせ今日も途中で痛みは止まるんだろうから、いちいち気にせず、陣痛アプリも使わず、普通に過ごそうと思って、普通を心がけた。

そして夜。いつもは娘は私と寝るのだが、この日はだんなさんと一緒に就寝。
なので、フリータイム到来。

ロンハーを見て、10時からのドラマも見て、テレビ三昧。
ただ、テレビを見ている間も、お腹は痛く、ずっとお腹をさすりながら見ていた。

そして11時頃就寝。

で、一旦寝たのだが、お腹の痛みで1時半頃、目が覚めてしまった。
今まで、前駆陣痛はあったけど、痛みで目がさめることはなかった。さらに、これはちょっと今までの痛みとは違うぞ、と直感的に思ったので、パッと起きた。

よし、ついに来たぞ、この時が。
まずは自分の身支度をしてから、だんなさんや娘を起こそう。 この時は、割と冷静に、今後の流れを頭で考えていた。

で、隣の部屋に行き、まずはだんなさんを起こした。すると、パッと起きてくれて準備開始。

で、娘をどうするか相談。寝ているので、この家に義母にこれから来てもらうか、それとも娘を起こして義実家に連れて行くか検討したが、後者にすることに。

寝ている娘を揺さぶり、「お母さん、もうすぐ赤ちゃんが生まれるから、お父さんと一緒に病院行かなきゃいけないから、これからおばあちゃんちに行こう」と言った。

すると、娘も普段と違う雰囲気を察知したのか、すぐに起きてくれて、「赤ちゃんうまれるの?」と言ってきた。
寝起きなのでぐずったりするかとおもったが、すんなりおきてくれたので、空気を読んでくれた娘に感謝。

この日から、私が入院中は娘は義実家で生活させてもらうので、娘の荷物、そしてわたしの入院グッズを持ち、3人で車へ移動。

まずは義実家に寄り、娘を義母に託し、だんなさんと病院へ。

病院までは夜中だと車で15分くらいだろうか。
結構、痛みが強くなってきており、車内で陣痛アプリを使ってみると、すでに間隔が2、3分になっていて、自分でもびっくり。
お腹が痛いので、さすりまくっていた。

だんなさんは、元々、安全運転な人なので、もちろんこの日も同様。
しかも、夜中だけど、信号にまあまあひっかかる。

もっとスピード出して速く行けよ!
心の中ではこう思ってたが、逆にスピード出して事故ってもいけないとおもい、言うのはガマンした。



つづく


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育休取得中のだんなさん

2018-06-19 08:17:49 | 次女0ヶ月〜6ヶ月
長女の出産の時には、仕事は二日間休んだだけだっただんなさん。
今回は、がっつり育休を取ってくれているので大助かり。

だんなさんは公務員。わりと育休を取りやすい環境のよう。
出産前に、育休をどうとるか、上司から聞かれていたので、2人でそれについて相談して決めてみた。

まず出産したら1週間丸々お休み。この間、わたしは入院中だったので、長女のお世話や、出産にともなう手続きなどに頑張ってもらった。

で、私が退院してから1ヶ月は、午後2時までの時短勤務。 職場が遠いので、帰宅するのは午後3時半頃になるが、それでもかなり早いので、子供2人のお風呂は頼めて助かっている。

長女の時には、だんなさんの仕事も忙しく、同僚との人間関係も良くなかったし、長女にも手がかかっていたので、結構しんどかったが、次女の場合、今のところ、長女ほど手がかからず、さらにだんなさんの協力を多大に得れているので、だいぶ気持ち的にも肉体的にもラクできている。

だんなさん、長女とも積極的に遊んでくれるし、自分の手が空いている時には、「何かやることあったら言って」と、気を使ってくれるし、正真正銘の育メン。

ありがたい。本当にありがたい。


一ヶ月後には、普通の勤務形態に戻るので、それまでに、うまいこと私と子供2人の生活が回せるよう、リズムを整えていけたらと思っている。


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