梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

血も涙もないのはお前だ

2016-09-30 09:23:21 | 雑記
前文科省大臣の馳浩氏がBSフジでもんじゅの廃炉を前提としての決定に対して原子力規制委員会を「血も涙もない組織だ」と批判したそうだがここにつぎ込まれた一兆円を超す税金こそ国民の「血と涙」そのものだ、やっと「血も涙もある」政策に向けて動き出したのになんという見当違いなコメントを出したものだ、これが彼らの認識なら彼を当選させた有権者も考え直してもらいたいものだ。
税収が足らない、財政が赤字だと言っているがこのような垂れ流しの政策はまだまだあるだろう、それを放置するどころか増やし続け、新しい穴をあけてゆく、不足した分を増税で填補して税収の見込めない福祉は切り捨ててゆく、今の政経運営はそうとしか見えないだろう、ここ数年の経済効果を見れば明白な数字になっている、国民の3割が貧困世帯になり更に2割が予備軍だ、しかし国際的な収支は黒字になりその分は優良企業と言われる1割に満たない企業の内部留保は積みあがっている、
今働き盛りで今後の日本原動力を生み出すべき国民の3割はワーキングプアと言われる階層だ、そこに税金負担を増やし、カバーすべき福祉を減額する、この人たちが今後の日本を形成する、その子供たちが更にその先の日本を形成する、江戸時代に厳しい年貢取り立てを逃れて逃散する民が多くなるとその国(藩)は立ち行かなくなった、今の国民は逃散する事もできないが若者たちは働く意欲をなくし無気力で怠惰な生活に落ち結果的に生活保護などの福祉費を押し上げる、もんじゅにつぎ込んだ1兆円が福祉に回っていれば恐らくもう少しまともな社会になっていたはずだ、産官政が資産を集めてその分貧困が増えれば税収は減り福祉支出は増える、どんなにそれをへずろうと国際的な批判は免れないだろうし大人しい羊も飢えれば突然暴走する事もあるだろう、それが死の行進であっても苦しむだけの生であればいつかは爆発する、「今の状況はずっと続く」と言うのは産官政だけではなく虐げられて苦しんでいる国民も「必ず崩壊する」と考える時期が来る事を切に願う、


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